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施工前 

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施工後 

平成24年5月15日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。今回ご紹介するのは台所の換気扇周囲のリフォームです。ガスコンロの左サイドのタイル壁にプロペラファンの換気扇がついていましたが、それを囲うフードが欲しいというご要望でした。通常であれば既製品の換気扇用の金属製フードを取り付ければ良いのですが、今回の場合は、寸法的に既製品では収まらない寸法でした。空き寸法が幅95センチあり、90センチ幅では足りず、奥行きも既製品だと40センチ程ですが、換気扇自体が奥行き45センチの場所に付いている為、まず既製品では不可能。ステンレスの板金でフードを作成する方法も考えましたが、コストが割高になる為、これも不可能。そこで考えたのが、木工事で垂れ壁的な防火壁を作り、部屋の壁と同じ柄のクロスで仕上げるという方法を提案し、採用させていただきました。(壁の内側は石膏ボードとキッチンパネルで仕上げ、防火の面と、お手入れのしやすさを考慮しました。)同時に既存のプロペラファン換気扇がカバー部分が樹脂製でありフード内では使用不可な為、金属製のプロペラファン換気扇(三菱 EX-25LMP-F)に交換しました。予算的にもステンレス板金で行った場合の約半分のコストで収まり、見た目もスマートに仕上がったと思います。今回の例に限らず、既製品で収まらない場合は木工事で現場に合わせて収めることができますので、もし何かお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

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交換した換気扇と垂れ壁内部の様子

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平成24年5月6日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。雨の多い連休でしたが、地元の府中市では毎年恒例の大國魂神社の例大祭「くらやみ祭り」が5月3日〜6日に行われました。クライマックスは5日の「神輿渡御」で1トンを超える八基の神輿と日本一のくり抜き胴の大太鼓の巡行はどこのお祭りにも負けない迫力があります。私も子供の頃から「府中囃子」を習っていますので、もう30年お祭りに参加してきました。今年も3日と4日に山車巡行に参加してきました。(有)比留間工務店では親方(社長)と大工の比留間君も「府中囃子」をやっていますので、当店にとってもお祭りは恒例行事と言えるかもしれません。年々仕事の関係で私もフルにお祭りに参加できなくなりましたが、この歴史と伝統のある「くらやみ祭り」は府中に生まれた人たちにとってはかけがいのないものだなと感じるようになりました。というのは、昨年は3月の震災の事もあり、祭礼の大部分の行事が中止となりましたが、今年は「昨年の分までがんばるぞ」というお祭りに関わる人たちの喜びを随所に感じましたし、普段は会わないけども、お祭りの度に顔を合わせ再会を喜び合ったりという場面にも何回か目にしているからです。子供の頃は神輿や太鼓に興奮していただけのお祭りも、ある程度年齢を重ねると、違った観点からお祭りを感じるようになったかもしれません。我が子供たちもまだ「府中囃子」は習っていませんが、今年も山車の巡行に参加しました。これから子供たちもお祭りにどうかかわっていくか分かりませんが、この府中市に生まれた以上は、自分たちが生まれた場所にこれだけ素晴らしい歴史と文化があるんだという自負だけは常に持ってもらいたいと思うわけであります。まだ「くらやみ祭り」を見たことのない方はぜひ来年見に行かれてはいかがでしょうか?

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市販のL型金物を使用した戸棚の固定施工例

平成24年5月2日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。5月らしからぬすっきりしない天気が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は「今すぐできる地震対策」がテーマです。昨年の3月11日以降日本列島では地震が多発しており、震度5以上の地震は昨年3月以降70回を超えています。つい先日も千葉で震度5弱を記録する地震が発生しました。「関東大震災」以降90年以上が経過している首都圏も地震の活動期に入っていると言えるでしょう。その一方で「耐震診断」や「耐震補強」は費用的な面で敬遠する方も多く、どの自治体でも建物の耐震化があまり進んでいないのも現状です。そこで今回はそんなに費用をかけなくても、いつ起こるか分からない地震に対して身を守るために「今すぐできる」という対策をご紹介します。まず大事なのは家具の固定です。どんなに耐震性が優れている建物でも震度5を超えると家具の転倒の危険性が高まります。家具が転倒してしまうと、寝ている際に下敷きになったり、逃げようとしても避難経路を倒れた家具が避難路を塞いだりと多くの危険、障害が発生します。それを防ぐだけでもかなりの「地震対策」になるのです。上の写真はホームセンターでも売っている多用途のL型金物を使用して戸棚を固定した例です。この際注意しなくてはならないのは、確実に柱や間柱といった木部に固定する事です。壁は大壁で柱がボードで覆われている場合が多いと思いますので、その際は下地センサーで木部を探し当てるか、叩いて音の具合で探しますが、心配な場合は我々専門家に相談してください。(柱が見える場合は柱にしっかり固定しましょう。)家具転倒防止専用の金具も市販されていますが、多用途のL型金物と比較すると費用的に割高なのと、見た目がいかついので、その辺は予算や部屋の用途によって使い分けるのも良いと思います。またもう1つの方法は家具転倒防止のI型の突っ張り棒です。これも数多く市販されており、有効な方法のひとつですが、設置するときは壁により近い位置に設置すると効果が高まります。又、和室によく見られる竿縁天井(天井板の下に一定の間隔で竿縁がうちつけてあり、天井面に凹凸がある天井)の場合は、竿縁に直接棒を設置しても効果が弱いので、竿縁下に板を流し面一にしてから棒を設置するのが良いでしょう。その他家具の下に敷く制震ゴムシート等、比較的安価で市販されているものもありますし、ご自身でも簡単にできるものもありますので、以上のような対策をしていない方はぜひご検討ください。また、以上のような地震対策は当店でも承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。(連休中5月3日、4日は齊藤は出勤しております。)

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室内ドアのガラス交換後

平成24年4月27日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。今回のテーマは恒例?となりましたかんたんリフォーム事例の紹介ですが、リフォーム内容は「室内ドアのガラス交換」です。このお客様宅の室内ドアは比較的ガラスを多く使用しており、リビングや洗面脱衣室も明るさが確保でき、より開放的なイメージがありますが、その一方で、ガラスの面積が多い分耐久性に欠けるのでは?とお客様は心配していらっしゃいました。「ちょっと物をぶつけたり、小さな子供がころんだときにガラスが割れ破片で怪我をしたら、地震の振動でガラスが割れてしまったら」等・・・。建具の交換という話もでましたが、まだまだ建具自体も使えますので、普通ガラスから強化ガラスへの交換を提案しました。ガラスの厚みも既存のガラスと同じものを用意し、寸法も予め加工することで工期も早く、1ヶ所約30分程で完了しました。(今回は計5ヵ所交換)強化ガラス自体は割れたら粉々になってしまいますが、普通のガラスと比較すると強度はかなり上がりますし、割れ方も大きな尖った破片が飛び散るより、粉々になった方が安全かなという気がします。また、ガラス交換以外にもガラスに飛散防止フィルムを貼る方法もあります。(このフィルムはホームセンターでも手軽に購入できますよ。)予算にあわせてさまざまな方法がありますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください

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リフォーム時における床下防湿シート施工例

平成24年4月21日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。桜も散り新緑がいよいよ芽吹き始めましたね。これから1ヶ月くらいが1年でもっとも過ごしやすい季節ではないでしょうか?そしてその季節の先にはうっとうしい梅雨の時期がやってきます。(雨に打たれる紫陽花はきれいなんですけどね。)今回はその梅雨にも関係する家の湿度がテーマです。おおまかに人が生活する中で望ましい湿度は40〜60%程度が良いのですが、それが70%を超えてくると不快に感じます。その場合は部屋の通気性を高め風の通り道をつくってあげる事で快適な空間に近付きますが、その部屋と同じくらいに重要なのは床下の湿度です。最近の木造住宅の基礎のほとんどはべた基礎工法といって床下に防湿シートを施したコンクリートスラブが存在しますが、15年〜20年以上前ですと、布基礎工法といって床下が土間の状態の基礎が多いです。同じ布基礎工法でも土間の上に防湿シートが施されていれば床下から湿気が上がる心配は大分軽減されますが、土がむき出しの状態で、住宅周囲の通気性が悪いと注意が必要です。土がむき出しでも床下通気口での通気がしっかり確保されていれば問題ないですが、通気が悪いと湿度が上がり、カビや害虫の温床になりかねません。カビや害虫を放置しておくと、床材の腐蝕、又は土台や柱等の構造材の腐蝕にもつながり、耐震性にも支障がでます。そこで対策を紹介しますと、防湿シートを土間に敷き詰めるのがもっとも有効です。状況によっては床をめくる必要がありますが、床のリフォームと同時に行えば一石二鳥です。それにより湿度が約5〜10%程低くなったというデータもあります。(一概には言えませんが、調湿材よりは防湿シートの方が効果はあります。又、部屋の湿度と床下の湿度の差が15%を超えたら注意が必要です。)たかが湿度と思われがちですが、一歩間違えると建物自体に重大なダメージを与えてしまいますので、もしリフォーム等を検討されている方は、ぜひ床下の湿度にも注意してみてください。

平成24年4月13日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。ご存知の方も多いと思いますが、「復興支援・住宅エコポイント」が予約制になります。従来の申請ですと、工事完了後に必要書類を指定の申請窓口に提出するのみでしたが、平成24年5月1日以降に完成する工事に関しては、事前に事務局に予約申込をする必要があります。(申請窓口では予約は受け付けておらず、必ず住宅エコポイント事務局に予約申込を行わなければなりません。)一定の審査を経て予約申込が完了すれば、「予約通知」が送られてきますので、その「予約通知」と従来の申請書類を共に申請することで手続きは完了です。簡単に言えばひと手間増えたわけです。私が言うのも何ですが、より円滑に制度を運営していくために必要な事だと思いますので、ぜひご理解いただきたいと思います。くわしくは「復興支援・住宅エコポイント事務局」のHPをご覧いただくか、当店までお問い合わせください。

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西武ドーム

平成24年4月10日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。ついに待ちに待ったプロ野球が開幕しました。「埼玉西武ライオンズ」の本拠地「西武ドーム」に4月の4日、8日と観戦に出かけました。やはり生で見る野球はすばらしいですね。8日は日曜日でしたので、家族で観戦しましたが、試合終了後のイベントでは、子供たちが実際にピッチャーマウンドからのピッチング体験ができましたので、我が息子たちも大喜びでした。(実際私もその際にキャッチャーの体験ができました。かつての名捕手、伊東勤さんと同じ場所でキャッチャー体験ができたので、子供たち以上に?楽しんでおりました。)試合の方は残念ながら2試合ともライオンズは敗れましたが、一時は逆転となる逆転満塁ホームランがあったり、とても白熱した試合でおもしろかったです。私自身も子供の頃から大好きなプロ野球を観る事で大変勇気が出てきますし、子供たちも選手の真剣なプレーを観て、何かを感じてくれていると思います。応援で声を枯らしてしまいましたが、私もプロの大工、ホームドクターとして皆様のお役に立てるよう、これからもがんばります。

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試合終了後レオとライナと記念撮影

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写真-1 施工前

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写真-2 施工後

平成24年4月6日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。ようやく桜が咲き始めましたね。(埼玉西武ライオンズの調子はいまひとつですが・・・)今回は恒例のかんたんリフォーム事例のご紹介です。(一昨日終わったばかりの事例です!)お客様より便器の交換依頼があり、早速打合せさせていただき新しい便器の提案をさせていただきました。既存の便器は(TOTO)製で30年程ご使用になられたもので、便器の洗浄水量が約13リットルと思われます。そこで同じく(TOTO)製のスタンダード便器ピュアレストQRへの交換と提案させていただき、同時にウォシュレットも最新式のアプリコットF1Aへ交換することとなりました。(TOTO)の便器はスタンダードのピュアレストシリーズからタンクレスのネオレストシリーズまで全て洗浄量が4.8リットルの省エネ型なんです。13リットルの便器と年間の水道料金を比較すると約14,100円お得になります。又ウォシュレットにも省エネ機能(節電・節水)が付いておりますので、あわせて使う事でよりエコになります。排水管の位置もリモデルタイプを使用することで、余分な設備工事を省略できます。今回は便器の交換のみだったので、工期は半日でした。状況によって同時に内装の床クッションフロアや天井、壁のクロスの貼り替えを行う事もありますが、その場合は工期は1日です。トイレは毎日使う場所ですし、リラックスする場所でもありますのでより快適な空間であるほうがいいですよね。トイレに限らず水廻りのことでお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。

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平成24年4月2日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。4月を向かえ徐々に暖かくなってきましたが、風が強い日が多いですね。さて今回は先週行った畳下の床改修工事がテーマです。リビングの床の改修工事依頼されたお客様より、「こっちの和室の畳の上をあるくと畳がへこむんだよね。」とのお話があったため、早速畳をめくって状況を確認してみたところ、なんと畳下の床板(荒床)がシロアリに喰われていて、一部の畳まで喰われていました。床板は指で押し込んでも簡単に穴があくくらい喰われていました。幸い土台や大引き等の床を支える大事な構造部には影響がなく、一部の床板(約1帖分)と畳2枚の被害でした。原因は特定できませんが、おそらく虫害にあった部分の通気性が悪く湿度が高かったので、シロアリの温床となってしまったのでしょう。(同じ部屋でも他の部分は何ともなかったです。)土台や大引きといった構造部はヒバやヒノキといった腐蝕や虫害に強い材料を使っていましたので被害はなかったですが、条件が悪いと被害にあう可能性がありますので、常に部屋の通気性を保つ必要があります。(ちなみに、根太材にはツガ、荒床にはスギが使用されていることが多く、それらの材料はヒバやヒノキに比べると腐蝕や虫害に対しての耐久性が劣ります。)今回は喰われた部分の床板を撤去し、土台周囲からシロアリ消毒を行い、床板を貼り替えました。同時に他の部分の床板を留めている釘が錆びていたため、耐食性のあるビスで全体的に固定しなおしました。今回のような被害を防ぐには、常に閉め切って通気がないような部屋にはどうしても湿気が溜まりますので、できれば普段使用していないような部屋でも換気をおこなって通気性を保つ事が必要です。

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レンジフード交換前

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レンジフード交換後

平成24年3月26日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。前回に引き続き、今回もつい先日工事させていただいたばかりのかんたんリフォーム事例のご紹介です。交換前は24年程前の「サンウェーブ」社製システムキッチンのレンジフード(プロペラファン金属換気扇)で、大きな不良箇所は無かったんですが、油汚れや、一部部品の劣化があった為、レンジフードごと交換することになりました。幸い同社の製品で後継機種があった為、余分な下地工事もいらずに寸法もぴったり収まり、工事も約1時間で完了しました。(今回のNBH-6137[旧機種=BH-614]という機種は、金属製プロペラファン換気扇V25L1のみの交換も可能です。)お客様も「キッチンが明るくなってきれいになって良かった。」とお喜びのご様子でした。このようにシステムキッチンであっても商品によっては部品交換の感覚で、設備機器の交換も可能です。(他にもガスコンロ、IHクッキングヒーター、食器洗い器、吊戸棚 等も交換できますよ。)もし同様のケースでお悩みの方や、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。と、ここでワンポイントアドバイス。ご自分でホームセンター等でプロペラファン換気扇をご購入され交換される方もいらっしゃると思いますが、その際の注意事項をひとつ。もし換気扇をレンジフード内に設置される場合、又はそうでなくても燃焼器具の付近に設置する場合は必ず金属製のものを使用してください。プラスチック製のものは防火の関係上、レンジフード内には使用できません。ご注意ください。

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平成24年3月21日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。今回はかんたんリフォーム事例の紹介です。上の写真ですが、一見シャッター付アルミサッシに見えますが、実は「リフォーム用後付シャッター」なんです。写真の施工例の場合はアルミサッシも交換しましたが、交換したサッシ(3枚引違戸)にはシャッター付の規格が無かった為に、リフォームシャッターとしました。見た目も後付けとは思えぬほど違和感なく、施工もわずか1日で完了します。ミリ単位での寸法オーダーが可能ですので、既存のアルミサッシにも取付が可能です。台風の時や、防犯の面で不安があるという方におすすめの商品です。ご興味のある方はぜひお気軽にお問合せください。

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平成24年3月16日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。私事ですが、不覚にも今季2度目のインフルエンザにかかってしまい、昨日ダウンしてしまいました。皆様は大丈夫でしょうか?そのダウンする数時間前に完成させた濡れ縁を紹介させていただきます。元々は外装(塗装)工事のご依頼をいただいた現場だったんですが、既存の濡れ縁の板を確認したところ、腐蝕や一部に白蟻に喰われた形跡があった為、濡れ縁を全て作り変える事になりました。常に風雨や日光にさらされているので、非常に傷みやすい場所ではありますが、幸い白蟻の被害が土台や柱まで達していなかったので良かったです。手順としては既存の濡れ縁を撤去し、材料を既存の濡れ縁に沿った形で加工します。ここで大事なのは使用する材料の選択です。今回は腐蝕や虫害に強く、人の体にもよい「ヒノキ」を使用しました。やはり前述のように常に厳しい状況下にある場所ですので、それ相応の材料を選択する必要があります。そして、取り付け箇所の下地の補強、防蟻処理を行い、加工した材料を現場で組み立てます。今回は1日半の工期でした。最近の住宅では自然素材を使った濡れ縁をつくることはほとんどなくなりました。(縁側もないですし・・・)当の私も濡れ縁を作ったのは今回が初めてです。(処女作にしては上手くできたかな?)お客様も「今度はこの濡れ縁でお茶でも飲もうかな?」おっしゃっていましたが、最先端の技術も取り入れる一方で、古き良きものも大事にしていかなくてはならないと感じた今回の工事でした。

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平成24年3月7日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。先週末東京ビックサイトにて開催していた「エコハウス&エコビルディングEXPO」に行ってきました。あいにくの雨模様でしたが、会場は物凄い人でごったがえし、熱気に包まれておりました。内容は太陽光発電システムや、蓄電器、屋上緑化等住まいやビルのエコをテーマにした展示会です。数百社にも及ぶ各メーカーのブースが所狭しと並び、それぞれの商品や工法の特徴をアピールしていました大手住宅メーカーも、次世代型の住宅「スマートハウス」の概要を展示していました。国も「地球温暖化」の問題を踏まえ、2020年頃には「次世代省エネルギー性能住宅」、あるいは「ゼロエネルギー住宅」でないと新築する事を認めないという指針を示しています。又、2040年頃には既存の住宅においても、前述のような高性能の住宅にしていくという目標を掲げています。言うまでもなく「地球温暖化」は今も世界中で深刻な問題を抱えています。私たち一人一人が十分な自覚を持ち、行動していかなくてはならないと強く感じた1日でした。

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平成24年3月2日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。3月に入ってもまだ寒いですね。「暑さ寒さも彼岸まで」という昔の人の言葉に重みを感じる今日この頃です。さて、先日の日記ですこしふれましたが当店季刊誌「住まいの便り」Vol,8がこの度完成しましたので、OBのお客様を中心に昨日より配布を開始しております。(まだ到着されていない方は今しばらくお待ちください。)今回のテーマは「復興支援・住宅エコポイント」が利用できる「住まいのエコ・節約事情 特集」です。簡単に行える窓断熱改修や、節水型便器のご紹介等、知って得する情報満載ですので、ぜひご覧いただきたいと思います。(先日の日記で紹介しました「エコ得キャンペーンのチラシも同封しております!)尚、当ホームページをご覧になり、「住まいの便り」にご興味をもたれた方にも郵送させていただきますので、郵送ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。(バックナンバーも若干用意がございます。トップページ下段にて紹介しておりますので、こちらもぜひご覧ください。)ところで今回でこの日記もエースナンバーの18回目です。いつも読んでいただいてる方には本当に感謝です。この日記も伝説の4番打者、清原和博氏の525本塁打と同じ回数を目指しがんばっていきますので、よろしくお願いします。

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平成24年2月29日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。今日は東京でもめずらしく雪でしたねー。子供の頃は雪になるとワクワクしたものですが、今となっては仕事上そうはいきません。我家の子供たちは寒いのも忘れて庭で雪遊びです。風邪などひかないか心配な反面、寒いからといって部屋でゲームやるよりはいいと思います。さて、明日からはいよいよ3月です。花粉症の方にはこれから大変なシーズンになりますが、当店の季刊誌「住まいの便り」の8号の配布を3月より開始します。(配布開始の際はまたレポートします!)早く暖かくなる事を祈りつつ、来月もがんばります。ちなみに3月1日〜7日の期間は春の火災予防運動の期間です。まだまだ寒い日が続くと思いますので、火の元には十分注意しましょう。(私は明日、消防団の巡回活動です。見かけたら応援してください!?)

平成24年2月25日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。今日は雨ですねー。そんな冷たい雨も吹き飛ばすような?かどうかは分かりませんが、前回に引き続き「エコリフォーム」関連でのご案内です。昨年の11月21日から今年の3月31日までの期間限定で、「TOTO」、「YKKAP」、「大建工業」の3メーカーが共同企画として、「エコ得プレゼントキャンペーン」をしております。3メーカーいずれかの対象商品をご購入、または設置された方を対象に、合計1,000名様に豪華商品が当るという企画です。その対象商品は「復興支援・住宅エコポイント」の対象になっているものも含まれておりますので、ダブルチャンスと言えるでしょう。1つ例を挙げると、トイレに内窓設置(YKKAP/プラマードU 7,000ポイント)を行い、節水型便器(TOTO/ピュアレストQR 20,000ポイント 水道代は年間約7,000円お得です。)に交換、そして手すりの取付(5,000ポイント)で合計=32,000ポイント取得する事ができ、同時に今回のプレゼントキャンペーンのチャンスもあるといった具合です。住宅エコポイントも、キャンペーンも期間が限られておりますので、「エコリフォーム」をするなら今しかないと思います。当店でもすでに今回の住宅エコポイントの代理申請を数件行いました。申請に関する面倒な事は、全て私が代理で行っておりますのでご心配はいりません。ぜひこのチャンスに「エコリフォーム」をご検討されてみてはいかがでしょうか?(同時に先日ご紹介しましたグリーンリモデル診断も合わせてご利用ください。)

キャンペーンの詳細はこちらから>>

(YKKAP)エコ内窓「プラマードU」

平成24年2月17日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。厳しい寒さが続く毎日でインフルエンザも流行していますが皆様はいかがお過ごしでしょうか?今年のインフルエンザの猛威は強烈です。手洗いうがいを励行し感染には十分気を付けていただきたいと思います。さて、今回は非常にお手軽に行える窓のリフォーム商品を紹介します。すでにTVCMや新聞等でご存知の方も多いと思いますが、既存の窓はそのままで、その内側の木枠に取付ける「YKKAP エコ内窓・プラマードU」という商品です。(他社メーカーでT・Sさんが出演しているCMの商品と同様の商品です・・・)2重窓にする事により、断熱性、防音性、防犯性に優れ、施工も非常に簡単で1ヶ所あたり約30分〜1時間程で完了します。コスト的にも窓をそっくり交換するより安くなります。(ガラスの種類等にもよりますが、安くなるからといって断熱性能は決して劣りません。)サイズはミリ単位でのオーダーが可能ですし、和室に関しては既存の障子の変わりに取付けることも可能です。「プラマードU」は復興支援・エコポイントの対象商品になりますので、リフォームするならエコポイントの受付期間中の方が良いと思います。当店でも施工実績がございますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。又、先日紹介しました「グリーンリモデル診断」におきまして、「プラマードU」を設置した場合の節約の成果の目安も判断できますので、こちらもぜひご利用ください。

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平成24年2月11日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。今日は建国記念日で休日の方も多いと思います。(私は仕事ですが・・・)今日は祝日ということで「住宅」とはだいぶかけ離れますが、今回のテーマは「埼玉西武ライオンズ」です。私も子供の頃からプロ野球が好きで毎晩巨人戦をTVで観戦していました。当時の巨人は人気絶頂で後楽園球場へ観戦に行きたくてもなかなか行けませんでした。そこでどうしても生で野球観戦がしたかった私(当時小学生)は、パリーグで応援していた清原や秋山の活躍する西武ライオンズのファンクラブに入会し、念願の野球観戦を楽しみました。当時のライオンズは人気はありましたが、巨人戦ほどではなかったので、行けば球場に入れました。しかもファンクラブに入会すれば、子供は会員証提示で自由席は無料で観戦できましたので、月に1回はおこずかいをためて友達と「西武球場」へ出かけたものでした。当時の西武はまさに黄金期で、毎年のように日本一になっていました。(巨人との日本シリーズの時は複雑な心境でしたが・・・)あれから20年近く経ち、数年前に再びライオンズのファンクラブに、今度は我が息子たちと一緒に入会し、毎年野球観戦を楽しんでいます。昨年は残念ながらクライマックスシリーズで惜しくも敗れましたが、中島選手や中村選手を中心に今年こそ日本一になってもらいたいと思います。最近のライオンズの「西武ドーム」の試合は試合終了後にグランドに降りてイベントが体験できたりして試合以外でも楽しめますよ。(お弁当やグルメも充実しています!おすすめはたい焼きならぬライオンズ焼き!マスコットのレオの形状で、生地に狭山茶が練りこんであってとても美味しいですよ。)皆さんも緑に囲まれた「西武ドーム」にお出かけになってはいかがでしょうか?(次回はちゃんと?住宅のテーマです!)

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平成24年2月6日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。先週、都内某所にて住宅建材メーカー「TOTO」、「大建工業」、「YKKAP」の3社(以後TDY)で共同開発した「グリーンリモデル総合診断」の研修会に参加してきました。あまり聞きなれない言葉だと思いますが、「グリーンリモデル総合診断」とは、国の住宅に関わる環境評価基準を参考にして「TDY」の3社で開発されたシステムで、簡単に言うと住まいの健康診断システムと言えるでしょう。研修を受けたものがお客様の住まいの状況をチェックし、独自の診断システムを使い、お客様が抱えている住まいの悩みや問題点をチェックを行い、改善案、そして問題点を改善を提案すると共に、どれだけの効果があるのかというのを、しっかりと数字で示す事ができる画期的なシステムです。(光熱費や、水道代等の削減、CO2の削減が改善案と共に数字で分かります。又、提案内容が住宅エコポイントの対象工事であれば、ポイント数も同時にチェックできますよ!)当店でも、明日よりシステムが稼動しますので、くわしくは「グリーンリモデル診断」のホームページをチェックしていただくか、当店までお問い合わせください。

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煙感知式の火災警報器(パナソニック)製

 平成24年1月30日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。日本列島は寒波の影響でとても寒い日が続いておりますが、皆さん風邪などひかれてないでしょうか?インフルエンザも流行していますので、気を付けていただきたいと思います。それと同時にこの季節に多いのが火災です。私も地元の消防団に所属していますので、この季節になると身をもって火災の恐ろしさを感じています。このところ毎日のように新聞やテレビで火災のことが報道されており、残念なことに亡くなった方も少なくありません。先日テレビで見た火災によって死者が出たというニュースで、その火災が起きた住宅には「住宅用火災警報器」が設置されていなかったと伝えていました。現在全国的に「住宅用火災警報器」の設置は義務付けされており、新築住宅にいたっては、100%設置されておりますが、既存住宅においては新築に比べ義務化の時期が遅かった影響もあると思いますが、設置されてない方が多いようです。今ではホームセンター等でも比較的安価で販売されており、取付もドライバーさえあれば可能です。種類も2種類あり、煙感知式と熱感知式があり、一般的には煙感知式を付けますが、台所等煙の出やすい場所は熱感知式を取付けます。義務付けされている部屋は各居室、階段、台所となっており、住宅の規模にもよりますが、1世帯あたり3台〜7台ほど必要になるでしょう。価格は1台2,000円台から4,000円台で売られているものが多いです。取付位置やヶ所には注意が必要です。(必ず説明書に沿って行うことが重要です。)もしまだ取付されていない方で、ご不明な点がある方は当店でも「住宅用火災警報器」の設置を承っておりますので、お気軽にご相談ください。(私もここ3年ほどで100台以上設置させていただきました。天井や壁の下地の位置が分からない場合でも、センサーを使用して確実に下地のある場所へ取付けます。取付もいたって簡単で1ヶ所あたり、5分から10分で完了します。)また、くれぐれも悪質な業者には気を付けてください。よく「消防署の方からきました。」「市役所の方から来ました。」等言って来る者もいるようですが、自治体や消防署が直接取り付けに来る事は一切ありませんので騙されないようにしてください。ちなみに米国では設置率が90%を超えていて、火災による死者も半減したそうです。いろいろ長々と書いてしまいましたが、くれぐれも火の取り扱いには注意していただき、まだ「住宅用火災警報器」を設置されていない方は必ず設置しましょう。