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Y様邸新築工事

杉本信行邸新築外観.jpg

 

S様邸新築工事

北爪邸新築外観.jpg

 

K様邸新築工事

杉本邸外観イメージ.jpg

 

S様邸新築工事

小柳邸新築外観.jpg

 

K様邸新築工事

糟谷邸新築外観.jpg

 

K様邸新築工事

藤生邸外観イメージ.jpg

 

F様邸新築工事

秋元邸新築外観.jpg

 

A様邸新築工事

・浴室改修工事

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I様邸浴室改修前

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I様邸浴室改修後

 浴室床面と洗面脱衣室床面との段差解消工事と共に、浴槽の入れ替えや、窓の入れ替えを行った施工例です。ステンレス浴槽から柔らかな肌さわりの人工大理石浴槽に入れ替えました。寸法も長さが10センチほどアップしましたので、改修前よりゆったり浴槽につかることができます。壁や床のタイルも貼り替えることで、見た目もよくなり、窓も複層ガラスのサッシに入れ替え、手すりも設置したことで、機能性も向上しました。(住宅エコポイントの対象にもなりましたよ。)今回の工事で、土台の腐食も見つかり、部分的に土台を入れ替えました。工期は約6日間です。水廻りは、柱や土台の腐朽や腐食もよく見られるので、リフォーム工事と合わせた点検及改修、又は定期的な点検が必要です。

 

・窓取替工事(2枚引違戸→3枚引違戸)

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M様邸窓改修前

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M様邸窓改修後

 2枚引違窓から3枚引違窓(3連引き戸)に交換した施工例です。窓開口をできるだけ広く確保したいというご要望があり、同じ1間間口(芯々1,820㎜)の窓で前述のような窓交換を行いましたが、これにより約770ミリだった開口が、950ミリ確保できました。又、単板ガラスであった従来の窓に対し、複層ガラスになった為、断熱性能も向上しました。同時に雨戸からリフォームシャッターに交換し、使い勝手も良くなりました。アルミサッシは寸法もオーダーが可能で、今回の場合も高さをオーダー注文し内装を一切手を付けずに窓交換ができました。工期は窓交換で2日、シャッター取付で1日です。(シャッターも既存の窓に合わせ、寸法のオーダーが可能です。)

 

・レンジフード取替工事 (後継機種への取替)

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K様邸レンジフード交換前

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K様邸レンジフード交換

 24年年程前のシステムキッチンのレンジフード(プロペラファン金属換気扇)を取替した施工例です。油汚れや一部の部品の劣化もあったために交換をしました。レンジフードは「サンウェーブ」製のもので、既存の機種の後継機種に取替えをしたのでサイズもぴったりで、余分な下地工事は不要で、工期は約1時間で完了しました。(ちなみにこの「サンウェーブ」製のNBH-6137という機種はレンジフードごとではなく、内部の金属換気扇(プロペラファン)のみの取替も可能です。)今回のようにシステムキッチンであっても、部品取替の感覚で、設備の取替(例えばガスコンロ、食器洗い器、吊戸棚 等)も可能です。

 

・FRP防水改修工事(木造2階建屋上部分)

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写真-1 屋上FRP防水改修前

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写真-2 屋上FRP防水改修前

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写真-3 屋根FRP防水下地改修中

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写真-4 屋上FRP防水改修後

 築15年程のアパートの屋上のFRP防水改修工事の施工例です。防水層劣化から、切れ目が生じ、その切れ目から水が差し込み下地や躯体の一部まで腐蝕していました。(写真-1・2)幸い致命的なダメージではなかったですが、腐蝕部分を取り除き新しい下地材に交換、補強を行い(写真-3)、新たにFRP防水工事を行いました。工期は下地の改修工事で6日間、防水工事で3日間でした。(約15㎡)屋根、バルコニー等の雨水の侵入の危険性がある部分では定期的な点検、メンテナンスが重要です。

 

・トイレ便器取替工事(節水型便器への取替) 

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E様邸トイレ便器取替前

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E様邸トイレ便器取替後

 30年程使用したトイレ便器を取替した施工例です。既存の便器(TOTO製 C-720)から同じく(TOTO)製の「ピュアレストQR・リモデルタイプ」に取替しました。リモデルタイプなので排水位置を調整し余分な配管工事を省略できますのでコストも抑えられ、工期も約半日でした。旧型の便器の洗浄水量が約13リットルなのに対し、今回取替した「ピュアレストシリーズ」はわずか4.8リットルと節水型になっており、年間14,100円の節約になると言われています。(あくまで目安ですが)また、同時にウォシュレット(アプリコットF1A)も交換しましたが、ウォシュレットも従来のものと比較すると「清潔性能」、「エコ性能」が高まっておりますので、あわせて取替することでより一層快適、かつエコなトイレになります。余談ですが、震災以降、停電時や断水時に使用が難しいタンクレストイレより、停電も関係なく、断水時にも使用しやすいタンク付のトイレ(上記のピュアレストの形状)の需要が高まっています。

 

・内窓設置工事

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M様邸内窓施工前

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M様邸内窓施工後

 現在のサッシでは夏の厳しい日差し、熱気で部屋が暑く、「熱中症」も心配というお客様の声があり、既存のサッシの内側に取付ける内窓「YKKAP/プラマードU]の設置を提案し、工事させていただいた施工例です。既存のサッシの木枠に取付けますが、木枠の奥行きが7センチ以上あれば取付可能です。(7センチに満たなくても、ふかし枠を使用することで取付可能です。)寸法はオーダーが可能ですのであらゆるサッシに対応できます。工期は1ヶ所あたり約1時間程です。今回は引き違い窓で、ガラスは複層ガラス(遮熱タイプのlow-Eガラス)を使用しましたが、窓タイプや、ガラスの種類も数種類の中から選べます。2重の窓にする事で、断熱、防犯、防音の3つの効果を高めることができ、断熱性を高める事で、光熱費の削減にもなります。(平成24年10月31日までに工事を行えば、復興支援・住宅エコポイントの対象となります。)

 

・屋根葺き替え工事(セメント瓦→コロニアル)

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写真-1 F様邸屋根改修前

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写真-2 F様邸屋根改修中

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写真-3 F様邸屋根改修中

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写真-4 F様邸屋根改修後

 築30年以上の木造住宅の屋根改修(葺替え)の施工例です。ここ数年雨漏りもあり、既存のセメント瓦も古く色あせ、屋根の耐久性のことをご心配され、屋根の改修工事の依頼をいただきました。そこで今回提案させていただいたのが、(KMEW)というメーカーの「コロニアルグラッサ」です。その名の通り瓦ではなくコロニアルなんですが、この「コロニアルグラッサ」の大きな特徴は、耐久性や軽量化はもちろんのこと、表面のコーティングにあります。塗装が「無機3層構造」(簡単に表現すると無機系塗膜というのは紫外線の影響を受けないので、きれいで長持ちなんです。)になっており、トップコートには「グラッサコート」というメーカー独自に開発した特殊な塗膜を施してありますので、耐久性が違います。工事の手順は既存屋根材の撤去清掃、下地野地合板貼り、下葺き、コロニアル葺きという工程で進み、工期は2日でした。屋根も軽くなり、耐久性も増しました。(耐震性能を考慮する際にも、屋根の軽量化はとても有効です。)

 

・塗装工事(庇塗装及び木部改修)

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写真-1 庇下部改修前

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写真-2 庇下部改修後

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写真-3 庇上部改修前

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写真-4 庇上部改修後

 築30年以上の木造住宅の庇改修の施工例です。庇全体的に塗装面の劣化が進み、庇下部天井ベニヤやトタン葺きの先端を支える広小舞と部分も劣化が激しく、トタンを指でつまんでゆらすとバタバタしてしまうほどでした。このままでは、台風等の強風で庇を損傷させてしまう恐れがある為、腐蝕部分の部材交換及び補強、庇全体の塗装を行う事にしました。トタン先端を丁寧にめくり腐蝕した広小舞を新しい物に交換し、天井部分のベニヤも上貼りし、全体的に塗装しました。幸いトタン部分は多少の錆はあったものの、木部と比較して劣化が少なかった為、再塗装にて対処しました。生かせる素材は生かし、最低限の補修で効果のある改修工事となった為、工期も2日間と早く、コストも抑えられました。

・和室床改修工事(畳→フローリング)

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写真-1 和室床改修前

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写真-2 和室床改修後

 築40年以上の木造住宅の和室の床改修工事の事例です。ここ数年ほぼ倉庫同然だった和室を部屋として使用し、畳の劣化も進んでいたので手入れのしやすいフローリングにしたいとのご要望でした。そこで今回は一定の機能を持ち、かつローコストな(朝日ウッドテック)ニューフォルテというフローリングを採用しました。天然銘木使用、低ホルムアルデヒド、ひび割れ防止、耐キャスター、耐磨耗、耐傷性、ノンワックス、ホットカーペット使用可といった機能が備わっています。最近ホームセンターでも1ケース4,000円〜5,000円台でフローリングが販売されていますが、前述のような機能を持っていないものが多いように思えます。安い方が良いと思いますが、せっかくリフォームするのであれば、多少高価であっても、ある程度の機能を備えたものを使用することをお薦めします。工期は畳の撤去、下地工事と合わせて約2日間でした。襖の張替えや、汚れた柱や鴨居の造作材のクリーニングも同時に行いましたので、低価格でデザイン性もアップした和室の模様替えができました。

・エクステリアリフォーム工事

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写真-1 工事前

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写真-2 工事完了後

 外構工事(エクステリア)のリフォーム施工例です。分譲住宅を購入されたお客様からのエクステリアのリフォーム依頼でした。まだ築1年で劣化部分等ないんですが、玄関アプローチが殺風景、なぜか一段目のポーチ階段だけ左官仕上げ、機能ポールの使い勝手があまり良くない、目隠し的なものがない等ご不満な点が幾つかあり、改善していくことになりました。リフォーム内容は、玄関アプローチのスペースには天然石(エスビック・桂林)を貼り、左右に計7本の枕木材(TOEX・枕木材)を配置しデザイン性を高め、機能ポール(YKKAP・ポスティモα)もLED照明、ポスト、TVホン一体型のものに取替え、位置も人の導線に沿った場所に変えました。左官仕上げだった階段も既存のタイルとほぼ同柄のものを貼り、階段としての一体感が高まりました。デザイン性と機能性両方がグレードアップした効率の良いリフォームになりました。工期は約5日です。

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写真-3 玄関アプローチ工事後

・テラス屋根柱改修工事

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写真-1 東側柱改修前

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写真-2 東側柱改修後

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写真-3 西側柱改修前

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写真-4 西側柱改修後

 木造住宅に付けられている木造テラス屋根の柱の修理の事例です。柱根元が土間コンクリートに埋設されており、湿気による経年変化と蟻害により柱の根元が腐朽していました。(テラス屋根は設置後20年前後と思われます。お客様もご自身で応急処置はしていましたが、いつ倒れてしまうか心配なのでは早くどうにかしてほしいとのことでした。幸い、腐朽しているのは柱の根元だけでしたので、腐朽部分のみを撤去し、撤去した下に羽子板ボルト付の沓石を据えることにしました。工事前レベルを測ったところ、西側が東側より5センチ低いことが分かったので、柱のレベル調整も行いました。手順は柱の腐食部分をカットし撤去した後、柱の穴埋めを行い、沓石を据付けます。(柱の根元には防蟻剤を塗布し、沓石の固定はコンクリート専用接着剤にて固定しました。)そして沓石についている羽子板ボルトで柱を固定し、雨樋の手直しを行って完了です。工期は柱2本で約半日でした。柱の取替を行わなかった分ローコストになりました。

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写真-5 テラス屋根柱改修後全景

・室内ドアドアノブ交換

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写真-1 トイレドアノブ交換前

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写真-2 トイレドアノブ交換後

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写真-3 洋間ドアノブ交換前

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写真-4 洋間ドアノブ交換後

 築40年以上の木造住宅にお住いのお客様より、室内ドアのドアノブが古くなり、ガタツキがあったり、玄関ドアの開閉の風圧で簡単にドアが開いてしまったりしているのでどうにかしてほしいとの連絡がありました。現場を確認したところだいぶ古く調整も不可能という状態だったため、ドアノブの交換をさせていただくことになりました。ただし、既存のドアノブと同型のものがないため、小判座付のドアノブを使用し、なるべく現状のビス穴や傷を隠し、どうしても見えてしまう部分は補修や塗装を施しました。(ある程度ドアノブ形状が旧型であっても、建具を加工することにより交換は可能です。)トイレドアは握り玉だったのに対し、レバーハンドル形状になったため、バリアフリー性も向上しました。工期は2か所の交換で、約2時間でした。

・洗面所改修工事

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写真-1 洗面所改修工事前

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写真-2 洗面所改修工事後

 築40年以上の木造住宅の洗面所の改修工事例です。洗面台設置部分の壁(繊維壁)に黒いシミのようにカビが発生し、お客様よりアレルギー症状が出てしまうと困るのでどうにかしてほしいとの相談がありました。洗面台自体も一度も交換したことがないということでしたので、洗面台も含めて壁の改修工事をさせていただくことになりました。工程としては、まず既存の洗面台や照明器具、関連する壁をすべて撤去し、下地の状況を確認しました。(壁に断熱材が入っていなかったので、おそらく壁のカビの原因は結露により発生したものだと思われます。)そして給水配管と、今までなかった給湯配管も行い、壁は断熱材を入れ、12ミリ厚の耐水合板を貼り下地としました。(床も洗面化粧台下部のみ、新規に床材を貼りました。)又、壁には洗面化粧台が設置される高さまで汚れに強く掃除もしやすいキッチンパネルを貼りました。(水にぬれても心配ありません。)その上部及び周囲にクロスを貼り壁をきれいに仕上げた後、新規に洗面化粧台(INAX製・ミラーキャビネット付)を設置し工事は完了です。壁のカビの問題もクリアし洗面化粧台もシングルレバー水栓となり、お湯も出るようになり、お客様にも大変喜んでいただきました。工期は約3日間でした。

・木製建具交換

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写真-1 建具交換前

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写真-2 建具交換後

 室内木製建具(引違戸)交換の施工例です。リビングからダイニングキッチンとの間仕切り部分にある木製の建具がほぼ全面ガラスで構成されており、地震の際の危険性や、開閉時のガラスの揺れる音の問題と重さの問題等不満な点が数々あり、どうにかしてほしいとの事でした。そこで今回は木製フラッシュ建具への交換を提案しました。既存の建具と同寸法で新規に建具を作成するのですが、その際レールも既存の敷居すべりを撤去し、樹脂製のVレールに差し替えました。建具も全面ガラスではなく縦長のスリットにして、採光性を確保し、建具表面もダイニングキッチンの壁の柄にあった化粧合板で仕上げました。建具の重さも軽量化したため開閉もスムーズになり、開閉時の音の問題もなくなりました。ガラスの面積は少し小さくなりましたが採光には差し支えなく、建具表面の色合いが以前の建具よりも明るいためデザイン性もアップしたように思えます。お客様にもとても喜んでいただきました。工期は半日です。(建具作成日数は発注より約7日間です。)

濡れ縁修理

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濡れ縁修理前

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濡れ縁修理後

 築約20年の木造住宅に住むお客様より濡れ縁の修理の依頼がありました。今ではめずらしい純和風の庭があるお宅で、庭石、タマリュウ、井筒等がバランスよく配置されています。その庭に面して濡れ縁がおかれていましたが、長年の雨や紫外線の影響で黒く変色し、先端部分は腐食した部分ポロポロはがれ落ちているような状態でした。このまま放置しておくと危険だし、せっかくの庭も楽しめなくなるということで、修理することになりました。濡れ縁の桁(土台)はそのまま使用し、腰掛部分をすべて取り換えることにしました。濡れ縁というと外に置かれ、常に雨や日差しを受けているのでそれなりに耐久性のある材料を選択しなくてはなりません。そこで今回はヒバという材料を使用しました。木造住宅でもよく土台に使用されている木材であり、腐食や虫害にはもっとも強いと言われています。一本一本手作業で材料を加工し、修理前とほぼ同じ状態で組立て、仕上げに腐食防止も兼ねたクリアの塗料を塗りました。工期は2日(材料加工で1日、現場作業で1日)でした。「これで濡れ縁で腰かけて庭を眺めながらのんびりできる。」とお客様にもよろこんでいただきました。

・床の間からクローゼットへ

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工事前(床の間)

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工事完了後(クローゼットへ)

 築19年の木造住宅(当店施工)にお住いのお客様からのご依頼で、物置状態の和室の床の間をもっと有効に使いたいのでどうにかしてほしいとの依頼がありました。そこで床の間スペース(間口1間×奥行約60㎝)をそっくりクローゼットにすることにしました。落し掛けより12㎝ほど下がったスペースに壁下地を造り、そこに折戸枠セット(LIXILリビング建材・ウッディライン)を設置して仕切り、クローゼットとしての独立性を確保しました。そして左官仕上げだった壁面もクロス貼りにし、内部に棚やパイプをとおしてクローゼットの完成です。工期は約3日間。お客様にも大変お喜びいただきました。

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工事後(クロゼット内部)

・ガレージ引戸修理(鉄骨製引戸)

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腐食した戸車と下枠材

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腐食した部材を取替及び錆止め処理

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他にも痛みのある部材は丁寧に取替しました。

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最後は塗装して新品同様に!

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開閉もスムーズになりました!

 ガレージの鉄骨製の引戸が錆等で腐食し、戸車も外れ開閉不可能な状態になってしまったとお客様より連絡があり、現場を確認したところフレームごと戸車が腐食し確かに開閉できる状態ではありませんでした。そこでアルミ製の既製品への交換も検討しましたが、角地であるためガレージの角の形状が隅切り状態になっているので既製品では上手い組み合わせがありませんでした。そこで鉄骨業者に溶接の技術で腐食部分を修理してもらうことになりました。内容的には痛みの激しい部分を撤去し、従来と同寸法の材料をもとの形に溶接し、錆止め処理のあと、ケレン処理、ウレタン塗装という工程です。修理ということでコストも大幅に抑えられ、工期も約4日間と比較的短期間で完了しました。壊れてしまった錠も交換し、今までより使い勝手も良くなり、お客様にも大変お喜びいただきました。

・濡れ縁改修工事

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工事前-1:腐食やがたつきが目立ちました。

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工事完了後-1:すっきり納まりました。

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工事前-2:腐食が進み危険な状態でした。

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工事完了後-2:木粉入り樹脂タイプの濡れ縁

 築約40年程の木造住宅の外部に設けられた濡れ縁が古くなって、腐食も進み、体重をかけると崩れそうなくらいになってしまったので、どうにかしてほしいとのご要望がありました。確かに現場を確認してみると、塗装面を剥げ落ちている部分もあり、束やかずらといった躯体の部分も白蟻にやられた跡がありました。そこで今回は、お客様のご要望も「なるべく簡単にできる方法で・・・。」ということでしたので、同じように無垢素材で作成するのではなく既製品の濡れ縁を設置することにしました。既製品だと寸法が決まったものしかないんですが、ここは職人の裏ワザで現場に合わせて寸法をカットし納めることにしました。(現場はL型に配置されていたので、同じような形で配置しました・)採用したのは(三協アルミ)の濡縁で、束、かずらといった肝心な躯体の部分はアルミ製で、濡れ縁部分は木粉入り樹脂という素材のものを採用しました。既製品でも天然木やアルミもありますが、天然木だとコストアップに加え、数年に一度塗装のメンテナンスが必要であり、アルミだとコストも安く耐久性もあるんですが、夏場は暑くなり、冬は冷たいので使い勝手としてはいまいちかな・・・、ということで、耐久性もあり、見た目も肌触りも天然木に引けを取らない木粉入り樹脂タイプを採用しました。(コストは天然木とアルミの中間です。)既製品ですので現場での難しい組立もなく、工期も撤去含めて2日間で完了しました。幸い白蟻の被害も濡れ縁部分のみだったので、しっかりと建物の土台や柱に防蟻処理も同時に行いました。「既存の濡れ縁と比較してもさほど違和感なく、かえってきれいになってよかった。」とお客様にも大変お喜びいただきました。

  ・段差解消(木製段差解消スロープの取付)

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S様邸トイレ入口段差解消前

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S様邸トイレ入口段差解消後

 廊下床面とトイレ入口の敷居との差が3センチ程度あり、足をつまづかせてしまう危険性があったため、肌さわりのよい木製の段差解消スロープを取付けた施工例です。スロープ材はそれぞれの段差に合わせて用意がありますし、長さも自由にカットできます。施工も簡単で、1ヶ所あたり、約10分程度で完了しますので、コストもそれほどかかりません。手軽に行えるバリアフリー改修工事です。(介護保険住宅改修工事)

・浴室入口段差解消工事

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I様邸浴室入口段差解消前

浴室段差解消施工前.jpg

I様邸浴室入口段差解消後

 洗面脱衣室と浴室との段差が12センチ程ありましたので、浴槽の入替と同時に浴室の床面を入口引戸レールより、約2センチ下がりの高さま下地処理と新規タイル貼りを行い上げました。又、水が引戸レール(洗面脱衣室床)まで流れ込まないよう、入口に沿ってグレーチングを取付けました。工期は浴槽や窓の入替も同時に行いましたので、解体撤去も含め約6日間です。最近の浴室タイルはすべりずらく、抗菌仕様となっていますので、より安全です。(介護保険住宅改修工事)

・ガレージ通路部分スロープ工事(階段→スロープ)

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M様邸スロープ施工前

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M様邸スロープ施工後

 建物脇の通路部分とガレージとの段差が40センチ程あり、2段の階段になっていました。介助用車いすでの通行を可能にするため、通路部分の一部と階段部分にコンクリートを打設し、スロープを作りました。コンクリートの表面は滑りにくい刷毛引き仕上げにしてあります。工期は1日です。(介護保険住宅改修工事)

・手すり取付工事 (トイレ・階段・廊下)

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トイレ手すり工事前

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トイレ手すり工事後

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廊下手すり工事前

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廊下手すり工事後

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階段手すり工事前-1

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階段手すり工事後-1

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階段手すり工事前-2

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階段手すり工事後-2

 トイレ、廊下、階段の手すり取付工事の施行例です。現在ではバリアフリーやユニバーサルデザインの観点から、新築時に手すりを取り付けることが標準仕様になりつつありますが、居住者がある程度高齢になるにしたがい、手すりは必要不可欠なものであります。今回はそれぞれの場所に、居住者の方の体調に合わせて手すりを設置しました。取付に当たり、安全かつ確実に取付けなければいけませんので、木製のベース板を使用し、手すりの取付を行いました。取付位置や高さは場所によって奨励寸法はありますが、居住者の使い勝手の良い位置や高さにします。階段部等壁の内容な場所でも、写真(階段手すり写真-1)のように室内手すり支柱を使用することにより手すりを設置することができます。最近では様々な用途に応じたバリアフリー建材が展開されています。今回の工期は3ヶ所で2日間です。(介護保険住宅改修工事)