・段差解消(木製段差解消スロープの取付)
S様邸トイレ入口段差解消前
S様邸トイレ入口段差解消後
廊下床面とトイレ入口の敷居との差が3センチ程度あり、足をつまづかせてしまう危険性があったため、肌さわりのよい木製の段差解消スロープを取付けた施工例です。スロープ材はそれぞれの段差に合わせて用意がありますし、長さも自由にカットできます。施工も簡単で、1ヶ所あたり、約10分程度で完了しますので、コストもそれほどかかりません。手軽に行えるバリアフリー改修工事です。(介護保険住宅改修工事)
・浴室入口段差解消工事
I様邸浴室入口段差解消前
I様邸浴室入口段差解消後
洗面脱衣室と浴室との段差が12センチ程ありましたので、浴槽の入替と同時に浴室の床面を入口引戸レールより、約2センチ下がりの高さま下地処理と新規タイル貼りを行い上げました。又、水が引戸レール(洗面脱衣室床)まで流れ込まないよう、入口に沿ってグレーチングを取付けました。工期は浴槽や窓の入替も同時に行いましたので、解体撤去も含め約6日間です。最近の浴室タイルはすべりずらく、抗菌仕様となっていますので、より安全です。(介護保険住宅改修工事)
・ガレージ通路部分スロープ工事(階段→スロープ)
M様邸スロープ施工前
M様邸スロープ施工後
建物脇の通路部分とガレージとの段差が40センチ程あり、2段の階段になっていました。介助用車いすでの通行を可能にするため、通路部分の一部と階段部分にコンクリートを打設し、スロープを作りました。コンクリートの表面は滑りにくい刷毛引き仕上げにしてあります。工期は1日です。(介護保険住宅改修工事)
・手すり取付工事 (トイレ・階段・廊下)
トイレ手すり工事前
トイレ手すり工事後
廊下手すり工事前
廊下手すり工事後
階段手すり工事前-1
階段手すり工事後-1
階段手すり工事前-2
階段手すり工事後-2
トイレ、廊下、階段の手すり取付工事の施行例です。現在ではバリアフリーやユニバーサルデザインの観点から、新築時に手すりを取り付けることが標準仕様になりつつありますが、居住者がある程度高齢になるにしたがい、手すりは必要不可欠なものであります。今回はそれぞれの場所に、居住者の方の体調に合わせて手すりを設置しました。取付に当たり、安全かつ確実に取付けなければいけませんので、木製のベース板を使用し、手すりの取付を行いました。取付位置や高さは場所によって奨励寸法はありますが、居住者の使い勝手の良い位置や高さにします。階段部等壁の内容な場所でも、写真(階段手すり写真-1)のように室内手すり支柱を使用することにより手すりを設置することができます。最近では様々な用途に応じたバリアフリー建材が展開されています。今回の工期は3ヶ所で2日間です。(介護保険住宅改修工事)