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平成24年5月6日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。雨の多い連休でしたが、地元の府中市では毎年恒例の大國魂神社の例大祭「くらやみ祭り」が5月3日〜6日に行われました。クライマックスは5日の「神輿渡御」で1トンを超える八基の神輿と日本一のくり抜き胴の大太鼓の巡行はどこのお祭りにも負けない迫力があります。私も子供の頃から「府中囃子」を習っていますので、もう30年お祭りに参加してきました。今年も3日と4日に山車巡行に参加してきました。(有)比留間工務店では親方(社長)と大工の比留間君も「府中囃子」をやっていますので、当店にとってもお祭りは恒例行事と言えるかもしれません。年々仕事の関係で私もフルにお祭りに参加できなくなりましたが、この歴史と伝統のある「くらやみ祭り」は府中に生まれた人たちにとってはかけがいのないものだなと感じるようになりました。というのは、昨年は3月の震災の事もあり、祭礼の大部分の行事が中止となりましたが、今年は「昨年の分までがんばるぞ」というお祭りに関わる人たちの喜びを随所に感じましたし、普段は会わないけども、お祭りの度に顔を合わせ再会を喜び合ったりという場面にも何回か目にしているからです。子供の頃は神輿や太鼓に興奮していただけのお祭りも、ある程度年齢を重ねると、違った観点からお祭りを感じるようになったかもしれません。我が子供たちもまだ「府中囃子」は習っていませんが、今年も山車の巡行に参加しました。これから子供たちもお祭りにどうかかわっていくか分かりませんが、この府中市に生まれた以上は、自分たちが生まれた場所にこれだけ素晴らしい歴史と文化があるんだという自負だけは常に持ってもらいたいと思うわけであります。まだ「くらやみ祭り」を見たことのない方はぜひ来年見に行かれてはいかがでしょうか?