ひるまこうむてん若獅子日記-230 農作業場改修工事-6

DSCN3118.jpg

完成しました!

平成29年8月3日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。8月に入りやや雨や曇りが多い日が続きますが、暑さはまだまだ続きそうです。お彼岸あたりまでは我慢ですね。さて、レポートをしてきました農作業場改修工事が一部の追加工事を除いてこの度完成しました。今年亡くなった親方が最後に書いた図面が無事に形になり、私としてもいい報告ができるという思いもあり、感無量です。当店としても久しぶりに墨付けや刻み加工の作業に従事することもできましたし、何よりお客様のご要望に沿えることができたのがよかったと思います。今後もお客様や時代のニーズに沿った仕事ができますよう、精一杯頑張ります。

DSCN3087.jpg

お客様のご要望で平屋のサイドは躯体を露わにしています。なかなかいいですね。

DSCN3115.jpg

2階は倉庫です。床には構造用合板を貼りました。水平構面の強度もありますよ!

DSCN3116.jpg

階段部分の手すりです。

DSCN3105.jpg

外壁がライトグレーなので、屋根はシックにブラウンにしました。

DSCN3105.jpg

やはり仕上がると重厚感が出てきます。

DSCN3103.jpg

小屋組みから壁下地の様子。杉や米松を使用しています。

DSCN3081.jpg

建物の裏側もぬかりなく。

DSCN3120.jpg

1階の様子。広々と使えます。

DSCN3121.jpg

階段も木で作りました。

DSCN3119.jpg

ガレージ部分です。単管パイプでタイヤも置ける棚を作りました。

DSCN3123.jpg

アクセントと明り取りに小窓を付けました。

以上です。今回もご覧いただきありがとうございました!

ひるまこうむてん若獅子日記-229 住まいの便り23号

DSCN3113.JPG

平成29年7月24日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。大変厳しい暑さが続く毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。そんな暑い中ではありますが、住宅の暑さ、カビ対策をテーマにした「住まいの便り」23号がこの度完成しました。工務店、建築士の観点、立場から少しでも皆様のお役にたてますよう今回も記事を書きました。ちょっとした工夫でこの夏がエコで快適にお過ごしできるような内容になっております。今回もOBのお客様を中心に随時配布、発送をいたしますので、ご覧頂けたら幸いです。またホームページをご覧になった方で発送をご希望される方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。今号もよろしくお願いします。(農作業場改修工事のレポートは次回の日記で書かせていただきます。)

ひるまこうむてん若獅子日記-228 農作業場改修工事-5

DSCN3080.jpg

足場も解体され、外観は完成しました!

平成29年7月21日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。いよいよ子供たちにとってはお待ちかねの夏休みですね。夏にしかできない体験もありますからね。早速私も子供に付き合ってプールやカブトムシ採集に出かけてます。すべて近所で体験できるのでその点府中という地域はいいなと思いますね。さて農作業場の改修工事もクライマックス、外壁工事や雨樋工事も完了し、今週に入り土間コンクリート打設や足場解体を行いました。大変暑い中でありましたが、スキトリ、砕石敷き、型枠工事、ワイヤーメッシュ敷き、コンクリート打設を2日間にわたり無事に作業を行いました。土間コンクリートが終わりましたので、残りは階段の取付や一部床工事等の大工工事で完了です。今回は物置を併用した農作業場なので、住宅のように下地を全て覆うのではなく、躯体や屋根下地の木部が多く露出している建物になります。小さな建物ではありますが、木の味、木の美しさ、木造建物の醍醐味がそのまま見れる形に仕上がってます。次回は完成の様子をレポートしたいと思います。

DSCN3081.jpg

外壁も雨樋も仕上がりました。

DSCN3086.jpg

表側の様子。外壁雨樋が仕上がっています。

DSCN3085.jpg

雨樋つり込み完了!

DSCN3075.jpg

土間コンクリと打設前の様子。しっかりワイヤーメッシュが入っています。

DSCN3073.jpg

こちらも同様。

DSCN3079.jpg

無事にコンクリート打設完了です!

DSCN3078.jpg

別角度からコンクリート打設完了の様子。

次回もよろしくお願いします!

ひるまこうむてん若獅子日記-227 農作業場改修工事-4

DSCN2977.jpg

下地透湿防水シート貼りから・・・

DSCN3028.jpg

外壁サイディング貼りも進みました。

平成29年7月13日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。暑いですね。そして雨も降りません。その一方で九州では大雨による災害で多くの尊い命が失われてしまいました。被害に遭われた方、犠牲になられた方々にお見舞い、お悔やみ申し上げます。我々も決して他人事ではありません。災害に備えて日ごろの準備や心構え、訓練等も怠ってはいけませんね。さて今回も引き続き農作業場改修工事のレポートです。屋根工事や下地工事も完了し、残すところは外壁工事、土間コンクリート工事、雨樋工事となりました。現在は外壁工事、サイディング貼りを行っています。やはり住宅でないとはいえ、しっかし下地や内部を守らなくてはいけませんので住宅同様の素材を使用した外壁工事を行っています。建物自体の形はさほど複雑ではないんですが、内部やコーナー部分の納まりが結構難しい部分もあったりして、暑い中職人さんも苦労していました。私も経験ありますけどそんな苦労も仕上がってしまうとあんまり分からなかったりするんですよね(笑)大工の場合は隠れてしまう部分が多いですからね。幸か不幸か雨の少ない梅雨なので外壁工事も順調に進み、現在はサイディングのジョイント部分に施すシーリングを残すのみとなっています。完成までもう少し。次回も続きをレポートします。(住まいの便り最新号も作成中です。お楽しみに!)

DSCN3010.jpg

建物の裏側ですね。しっかり貼ってますよ。

DSCN2978.jpg

防水シートをしっかり貼ってからサイディングを貼ります。

DSCN3007.jpg

窓周りは地味に貼るのが難しかったりします・・・。

DSCN3009.jpg

屋根タルキの形状に沿って加工して貼っています。これも地味に難しい・・・。

DSCN2979.jpg

内部の下貼りの様子です。

次回もお楽しみに!

ひるまこうむてん若獅子日記-226 農作業場改修工事-3

DSCN2954.jpg

屋根が葺き上がりました!

平成29年7月6日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。今週に来て暑さやジメジメとした湿度、急な雨等天気が安定しませんね。そんな中ですが最近私はデスクワークがやや多めなので、体力の維持を考慮し夕方仕事終わりに5キロのジョギング、雨天の際には腹筋を中心とした体幹トレーニング、週末には27年続けている筋トレに通います。毎回始めるまではややめんどうな感じですが、終わったらとても気持ちい感じで睡眠も割とすんなりいい感じで取れます。運動は体力維持と同時に若さを維持できますから是非お勧めですよ。まだまだsつ差は続きますが皆様におかれましても体調管理には十分お気を付けいただきたいと思います。さて今回も農作業場改修工事のレポートです。ここに来て屋根工事とも終わり、木工事(大工工事)も壁下地や窓取付、さらに今回は塗装も行いひと段落しました。今日からは外壁のサイディング貼りにかかります。この外壁工事が終わると土間コンクリートを打設して全工程は完了となりますので、完成までもう一息という感じです。次回は外壁工事を中心にレポートしたいと思います。

DSCN2959.jpg

屋根はこんな感じです。新茶といってブラウン調の色合いにしました。

DSCN2960.jpg

外壁材が明るめの色になるので、バランスを考慮してこの新茶色にしました。

DSCN2963.jpg

2階部分。軒先も仕上がりました。

DSCN2962.jpg

住宅の軒先仕上げと同等の仕上がりです。

DSCN2955.jpg

一方の大工仕事も終盤戦。金物もしっかり取付けてます!

DSCN2956.jpg

室内引き戸取付の様子。建具が付くとよりらしくなってきますね。

今回はここまでです。次回もよろしくお願いします。

ひるまこうむてん若獅子日記-225 農作業場改修工事-2

DSCN2898.jpg

窓も付いて外観が整ってきました。

平成29年7月4日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。7月に入り暑さも本格化してきました。熱中症も懸念されています。当店の大工も毎日現場に冷たいお茶と飴を持たせて適度に休憩を入れながら作業するようにしています。あまり無理をせずに適度に冷房の活用や水分補給等が必須ですね。さて前回に続き農作業場改修工事のレポートです。現在屋根下地や壁下地工事を終え、窓の取付や軒先周りの工事を終えようとしている段階であり、木工事としては終盤を迎えております。農作業場とはいえ耐震性もしっかり考慮し筋違いや合板仕上げにもぬかりなく納めております。屋根も仕上げに入り板金屋さんが瓦棒葺きの工事に取り掛かっています。使用する板金もガルバリウム鋼板と言って色あせやサビに非常に強く、かつ軽量な素材を使用しています。外壁はサイディングで仕上げる予定で7月中旬までに仕上げる予定です。何とか適度にいい天気が続きラストスパートでしっかり仕上げられるように頑張ります。次回も続きをレポートします。

DSCN2900.jpg

窓が取付けられました。周囲の防水シートも欠かしません。

DSCN2865.jpg

屋根の下地工事も天気に恵まれ順調に進みました。

DSCN2879.jpg

筋違いや金物もしっかり取付けます。

DSCN2951.jpg

場所によっては壁に合板を貼りました。

DSCN2910.jpg

こちらも合板貼り。もちろんタイプ1の耐水合板を使用しております。

DSCN2885.jpg

屋根の下葺きの様子

DSCN2912.jpg

続けて瓦棒の下地工事

DSCN2911.jpg

こんな感じで順にガルバリウム鋼板を葺いていきます。

DSCN2895.jpg

防蟻消毒もぬかりなく!

今回はここまでです。次回もよろしくお願いします。

ひるまこうむてん若獅子日記-224 農作業場改修工事

DSCN2901.jpg

梅雨らしく、くもり空の中、庭のアジサイも満開です。

平成29年6月27日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。1か月振りの更新ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。6月も後半になり本格的な梅雨を迎えてますが、雨は意外と少なく現場の方はおおよそ順調に進んでおります。現場にとっては助かりますが、やはり社会的な影響を考えると降るときに降ってほしいですね。さて当店では現在前回でも触れました農作業場の改修工事を行っております。墨付け、刻み加工を終えたころには基礎工事も終え、6月中旬の梅雨の晴れ間に土台据え付け、建て方を済ませました。現在は屋根工事や壁下地工事に着手している状況です。当店にとってはプレカット加工が全盛の中、久しぶりに墨付けと刻み加工を経験させていただくことになり、本当にありがたく思っております。親方が亡くなって初めての建て方となりましたが、多少のミスはあったものの何とか形になりました。(ミスをしてしまった大工には翌朝私が親方に言われてきたことをキチンと伝えました。ぜひ次に生かしてほしいものです。)今回の工事で改めて伝統の技術の大事さ、そしてそれを継承していくことの大事さを感じることができ、ますます気を引き締めなければならないと思いました。次回も引き続き行為の進捗状況をアップしていきますよ。ご期待ください。

DSCN2725.jpg

一本一本丁寧に手早く加工していきます。

DSCN2727.jpg

こんな形で刻んでいきます。プレカットとは一味違う手作業の感じがいいと思います。

DSCN2841.jpg

土台の仕口です。穴は扇ホゾといって角柱に使用するホゾの形です。

DSCN2842.jpg

こちらは柱の方です。通常のほぞより浅いんですが、その分抜けにくい形状なんです。先人の知恵です!

DSCN2815.jpg

土台の据え付け完了です。そしていよいよ・・・

DSCN2843.jpg

建て方開始。今回は規模が小さいのでレッカーは使用せず手作業です。私の怪力が存分に発揮されました!

DSCN2844.jpg

細かいミスが多発しましたが・・・

DSCN2845.jpg

慎重に通りを確認しながら・・・

DSCN2846.jpg

無事に上棟です。これから屋根下地へ。

DSCN2864.jpg

屋根タルキを順に固定していきます。今回はここまでです。続きは次号で!

ひるまこうむてん若獅子日記-223 比留間工務店は元気です!久しぶりの墨付け。

DSCN2596.jpg

墨付けされた材木たち。これから刻み作業にに入ります!

平成29年5月17日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。新緑ももう新緑ではないくらいに青さが増し、何か街中もエネルギーに満ち溢れているような陽気になりました。久しぶりの更新になってしまいましたが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?最近は悲しい出来事があった当店ではありますが、大丈夫です。元気にやっております。ブログの更新は少しサボって?いたように思えますが、仕事はしっかりとさせていただいておりました。今月に入り、地元の農家さんの農作業場改修工事において当店としては数年ぶりに墨付けを行っております。墨付けとは木造建物の構造躯体になる材木一本一本に、材木同志が組み合わさる部分に仕口や継手の加工のためのしるしをする作業の事です。現在ではプレカット工場で材木を加工することが主流になっていますので、新築ではほとんど大工が墨付けするようなことがなくなってしまいました。そんなこともあって墨壺や墨さしの出番も少ないんです。ところが増改築や改修工事といった場面では工場での加工が難しい面もありますし、小面積だとなかなか工場に頼めない面もあり、大工が墨付けして、刻み加工することがあります。まあ、昔は当たり前のように人間の手でやっていたことですから当然と言えば当然の事なんですが、技術の伝承ということを考えると、伝統的な墨付け、刻み加工というものをしっかりやっていかなければならないと思っています。つまり、墨付けとは墨一本でも間違えてしまったら建物が建てられなくなってしまうというとても重要な作業なんです。私も当店がプレカットを導入する前に、4棟ほど新築住宅の墨付けと刻み加工をやらせていただきましたが、建前の前日は緊張で眠れなくなっていました。周りの協力でなんとか4棟とも無事に上棟できましたが、その緊張感は今でも忘れません。なので、今墨付けしている大工にもついつい言葉も多くなってしまいます。時代背景によって建築に求められるものも変化していきますし、基準も変わってきています。高耐震、高断熱は当たり前で、省エネからゼロエネの時代です。進化と継承を念頭におき、お客様のニーズに合わせて、常に周囲から必要とされる存在でいられるよう、これからも精進いていきたいと思いますので、何かの際にはお気軽にご連絡ください。(続きの様子は当ブログで随時UPしていきますよ!)

DSCN2598.jpg

これは蟻落としの仕口です。材木同士が直角につながる部分を仕口と言います。

DSCN2597.jpg

真ん中の棒状のものは尺杖といって、墨付けする際に使用する定規です。1尺単位で印があります。

ひるまこうむてん若獅子日記-222 継承-(有)比留間工務店

【リサイズ】秋元邸751.jpg

平成29年4月20日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。新緑が鮮やかに芽生える季節になりました。去る4月3日に逝去しました当店代表取締役 比留間重雄の葬儀も今月無事に終え、(有)比留間工務店は新たに私、齊藤 敬が代表を務めることになりました。まだまだ親方にくらべ至らない点も多くありますが、今まで培ってきたこと、親方からの教えを基に命がけで(有)比留間工務店、並びに皆様の住まいを守っていく所存であります。どうか今まで通り変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。新生というより、比留間重雄の魂を継承しつつ、新しい時代に沿った工務店を目指していきます。今まで通り、「ひるまこうむてん若獅子日記」及び「住まいの便り」も継続していきますし、様々なご相談にも対応させていただきますので、今後ともよろしくお願いします。

(有)比留間工務店より皆様へ-訃報

 平素より(有)比留間工務店をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。病気療養中でありました、当店代表取締役 比留間 重雄が4月3日に永眠しました。1代で比留間工務店を築き上げ、大変多くのお客様に支えられ、大工として精一杯、全力投球で仕事に地域活動に長年励んでまいりました。今まで親方に携わっていただいた方々には本当に感謝申し上げます。これからは私どもスタッフ一同親方の意思を引き継ぎ精一杯、全力投球で仕事に励んでまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧の程お願い申し上げます。

(有)比留間工務店 齊藤 敬

ひるまこうむてん若獅子日記-221 展示会に行ってきました!

DSCN2396.jpg

住宅の防湿気密施工比較の展示

平成29年4月1日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。早いもので今日で4月になりました。新年度のスタートですね。今日は土曜日ということで本格的には来週から本格的なスタートになるんでしょうか。私も今からちょうど20年前に社会人としてのスタートを切りました。桜が咲く様子を見ると緊張感を持ってスーツ姿で迎えた入社式のことを思い出します。(実は工務店に入るまではサラリーマンだったんです。住宅会社でしたけどね・・・。)この20年で色々な経験をさせていただきましたが、いつまでもあの頃の緊張感だけは忘れずに仕事に励みたいものです。さて今回は先日行われた「ジャパン建材フェア」の様子を少しだけですが紹介します。この日記でも過去に紹介したことがありますが、年2回「東京ビックサイト・国際展示場」にて行われるイベントになります。各住宅建材設備メーカーが一堂に揃うビックイベントであり、我々にとっては情報収集、商談、買い付け等の非常に有意義なイベントであります。もちろんエンドユーザー様も参加できますし、楽しめるイベントになっています。今回も様々な分野で新商品や目玉商品の展示がありました。今回気になったものは耐震に関連するもので、新築時の基礎パッキン(基礎と土台の間に入れるパッキン材)の代わりに入れる免震性能を持つ金物や、一見無垢の木に見える人口木を使用した高耐久のウッドデッキ、既存の屋根をはがさずに施工ができる高耐久かつ軽量の屋根施工、(LIXIL)システムキッチンに搭載するハンズフリーの水栓(手をかざすだけでお湯や水が簡単に出したり止めたりができます。)等興味を引くものがありました。今後ご相談を受けた際や当日記でもこのイベントで得た情報を積極的に発信していきますので、新築やリフォーム、耐震補強、ちょっとしたお困りごとや修理等様々なことに対応していきますので、お気軽にご相談ください。

DSCN2410.jpg

基礎パッキンの代わりに入れるゲンシンパッキン。熊本地震でも大きな効果を発揮したらしいです。

DSCN2406.jpg

もうおなじみでしょうか?(LIXIL)ハンズフリー水栓。

DSCN2405.jpg

無垢材にそっくりですが、人口木(樹脂と木粉を混合させてもの)10〜20年ノーメンテナンスで大丈夫!これはいいですよ。

DSCN2404.jpg

全体像はこんな感じです。

DSCN2403.jpg

遮熱性の高い重ね葺きの金属(ガルバリウム鋼板)の屋根材です。これも優れもの!

DSCN2409.jpg

耐荷重100㌔の折りたたみ式の棚受け材。折りたたみ式のイスやテーブルにはもってこいです。

DSCN2399.jpg

過去の住宅の断熱仕様・・・。

DSCN2400.jpg

こちらが2020年に向けて、あるいはこれが今のスタンダードな断熱仕様。省エネは当たり前の時代です。

ひるまこうむてん若獅子日記-220 「住まいの便り」22号

平成29年3月18日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。3月も後半戦に入り、お彼岸にもなりました。日に日に過ごしやすくなってきました。でも花粉症の方は少しきついかもしれませんね。風が強いのを除けばこれから新緑のシーズンまで1年で最も過ごしやすい季節になりますね。さてこの度恒例の「住まいの便り」22号が完成しました。今年も3回の発行を予定しています。今回は「我が家の耐震と防災」をメインテーマとして特集しております。「東日本大震災」から6年、「熊本地震」からも1年を迎えるこの時期に、改めて住宅の耐震性や補強方法等を皆様に知っていただきたいと思い書かせていただきました。たとえば年代によって改正された耐震基準については、今お住まいの住宅がどの基準で建築されたものかを知っていただくこともできますし、具体的な耐震補強方法にも触れています。もしお読みになってご興味をもたれて方はぜひお気軽にご相談ください。また、「住まいの便り22号」の配送をご希望される方もメールかお電話にてご連絡ください。

ひるまこうむてん若獅子日記-219 外装改修工事-和風住宅編

DSCN1512.jpg

工事前の様子:20年前に当店で建築した現在では少なくなった和風の外観の住宅です。

DSCN2174.jpg

工事完了後:木部の色合いもよみがえり、新築同様になりました!

平成29年3月1日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。早いもので今日から3月のスタートです。同時に春の火災予防運動も始まります。(期間中の夜、私は警戒活動に従事します。心が萎えそうですが?頑張ります。)暖かい日もありますが、空気も乾燥しています。改めて火の用心といきましょう。さて、今回は前回紹介しました外装工事と同時期に行っていた外装改修工事を紹介させてください。当店で施工させていただいた築20年の木造住宅の外装改修工事になります。いまどき珍しい和風の外観です。母屋(屋根下に張り出している角材)や破風板は松材を使用し、玄関周りもヒノキの羽目板を使用した今となってはとても贅沢な造りになっています。しかり、天然の木を使用していますので、年月とともに焼けが発生したりして黒っぽくなり放置しておくと劣化してしまいます。また外壁も20年以上経過すると急激に劣化が進みます。そういった意味ではちょうど良いタイミングでメンテナンスをさせていただきました。屋根は瓦屋根でしたので、棟瓦や壁際の熨斗(のし)の積直しを行いました。今回使用した外壁の塗料は(エスケー)プレミアムシリコンを使用しました。通常のシリコンとは耐久性が非常に高く、通常10年ごとのメンテナンスが必要なところ、これを使用することにより15〜20年ごとのメンテナンスで済みます。少々単価は上がりますが、ランニングコストを考えると非常にお得です。破風板や母屋の木部はペンキで塗りつぶすのではなく、高圧洗浄と薬品による洗浄を行い、木部専用の塗料で仕上げます。ニスに近い材質なので木目をつぶさずに木味をしっかり生かすことができます。最近ではこのような造りの住宅が少なくなりましたので、塗装業者でもこのような技術を持つ人が少なくなっているようです。2回連続の外装改修工事の紹介でしたが、いかがだったでしょうか?当店では住宅の仕様に沿った外装メンテナンスを行っておりますので、ご興味を持たれた方は是非ご相談ください。

DSCN1510.jpg

工事前:別角度から

DSCN2171.jpg

工事完了後:外壁が非常に鮮やかになりました。

DSCN1513.jpg

工事前:黒くなってしまった破風板も・・・

DSCN2173.jpg

工事完了後:見事に若返りました!

DSCN1507.jpg

工事前:玄関庇の丸柱も・・・

DSCN2175.jpg

工事完了後:この通り、木目もいい感じです。

DSCN1506.jpg

工事前:玄関庇軒下の様子

DSCN2176.jpg

工事完了後:明るくなりますね。

DSCN1515.jpg

工事前:外壁も雨樋もどことなく元気がない様子?

DSCN2172.jpg

工事完了後:ピッカピカです!

DSCN2037.jpg

母屋先の金物もゆるんでいますので、釘を締めなおします。

DSCN2103.jpg

今回使用したプレミアムシリコンです。塗料缶もどことなくプレミアムな感じ?

DSCN2086.jpg

施工中の様子です。しっかり周囲も養生します。

DSCN2085.jpg

破風板洗浄中です。あまりの変化に職人さんが通りがかりの人に声をかけられたそうです。

DSCN2177.jpg

せっかくですからエアコン配管も同時にメンテナンスしましょう!

ひるまこうむてん若獅子日記-218 完成!外装改修工事-外壁・防水編

DSCN1756.jpg

工事前の様子:屋根周りの塗装が落ち、鉄骨部分もサビが目立ちます。

DSCN2150.jpg

工事完了後:配色もアレンジし、きれいに仕上げりました!

平成29年2月22日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。2月も後半に入り、暖かい日もありますが、空気が乾燥しており全国的にも火災が多く発生していますね。先日府中市内でも住宅3棟が延焼する火災が発生し、私も消防団員として消火活動を行いました。ホース10本を延長しての消火活動でしたが火元の住宅の延焼はひどく、他2棟も窓ガラスが激しく割れて、建物内にも火が届いてしまうほどでした。改めて火災の恐ろしさと、火の用心の大事さを痛感しました。火災警報器の点検、交換や消火器の設置、点検はもちろん、火の元の確認だけは徹底していただきたいと思います。さて、今回は215号で紹介しました外装改修工事が完成しましたので、「外壁・防水編」として施工事例を紹介します。屋根ではコロニアルの上にガルバリウム鋼板の屋根材をカバーリングする工法でしたが、外壁、鉄骨部分(手すりや柱)、雨樋、軒天井等の部分は塗装によるメンテナンスになります。主に耐久性の高いウレタンエナメル系の塗料を使用しました。塗料も塗装する部分の材質により変えていきますし、サビ止めや下塗りも行います。外壁に至っては3回塗を基本としています。クラック(ひび割れ)が発生している箇所はカチオン処理(下地を固める処置)や補修を行いながら塗装していきます。鉄部は入念なケレン作業(古い塗膜を落とす作業)とサビ止めを施してからしっかり塗装します。仕上がってしまってからでは見えない部分ではありますが、一言に塗装と言ってもそこに至るまでにはしっかりとした下準備が必要なのです。それを怠ったり、除外してしまうと、10〜15年の耐久性が半分以下、場合によっては2〜3年で塗り替えが必要になる場合もあります。また、今回は塗装と同時に2階バルコニーや通路の床の防水工事を行いました。今まではコンクリートが打ちっぱなしの状態だったので、雨での湿気が下に伝わりコンクリートを支えている鉄骨のデッキ部分のサビにつながっていました。外装工事の際には足場を設置しますので、足場の上からよく点検をし、傷んでいる場所があればしっかりメンテナンスを行うのが基本です。木部も塗料がはがれてしまっては紫外線によって劣化していきますので、定期的な点検、メンテナンスをおすすめします。そしておまけにもう一つ、照明器具も蛍光灯の古い器具でしたので、LEDの器具に取替えました。(照明器具の寿命も10年と思ってください。電気関係のトラブルも火災につながる可能性があります。)当店では年間数棟このような外装改修を施工させていただいておりますので、ご興味を持たれた方は是非ご相談ください。

DSCN1704.jpg

屋根(破風板)の塗料がはがれてしまっていますが・・・

DSCN2151.jpg

しっかりと化粧直ししました!

DSCN1705.jpg

水が回ってしまってデッキがサビてしまっていましたが・・・

DSCN2138.jpg

しっかり防水を行い・・・

DSCN2097.jpg

デッキもこの通り塗装しました!

DSCN1714.jpg

2階通路の塗装、防水前の様子

DSCN2128.jpg

こちらもしっかりお色直し!

DSCN1716.jpg

通路のパネルも劣化が進んでいましたので・・・

DSCN2129.jpg

耐久性抜群のポリカーボネート板で貼り換えました!

DSCN1711.jpg

照明器具も・・・

DSCN2154.jpg

LED器具で省エネでもっと明るく!

DSCN1992.jpg

木部の傷んでいる部分もしっかり直しましょう!

ひるまこうむてん若獅子日記-217 手すり取付

DSCN2089.jpg

     工事前:取付面の強度が心配な真壁(和室の柱が見える壁)の場合は・・・

DSCN2107.jpg

工事完了後:このようにベース板を使用して取付けます。

平成29年2月16日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。2月も中旬に入りましたが、空気が乾燥している時期で火災発生の報道が毎日のようにテレビやラジオで流れています。改めて住宅用火災警報器のチェック、火の元の点検を励行していただきたいと思います。また、住宅用火災警報器は電池寿命や安全面を考慮すると10年を目処に交換する事をお勧めします。命を守る大切なものです。ぜひ心がけていただきたいと思います。さて、今回は今日行った手すりの取付事例の紹介です。ご高齢の方に多くみられるのが、住宅内での転倒事故により大きなけがをされるケースです。一見安全に見える住宅内であっても意外に落とし穴があります。部屋とその他の空間との温度差や段差の問題等様々ですが、今回は手すりの設置にスポットを当てましょう。階段、通路、玄関、トイレ、浴室それぞれ使用される方の体調や症状によって取り付ける場所や位置が変わってきます。手すり取付は介護保険の住宅改修の対象になりますので、要介護認定を受けられ、手すり取付が必要であると判断された場合はケアマネージャーさん、工務店と相談の上詳細を決めていきます。その際注意しなくてはいけないのは、ご自身の症状に合わせて手すりをつけることです。最初からがんじがらめに手すりを取り付けてしまうと、それに頼りすぎ逆に体力を低下させてしまうことにつながってしまうのです。ある程度の自立ということを視野に入れながら相談する方がよいでしょう。また、設置する場所によって、材質や補助部材も変わってきますが、その点は我々工務店側で提案させていただきます。上の写真のように壁の種類によっても使用材料が変わってきます。手すりの場合高齢者以外でもあった方が安全といった場合には取り付けた方がよいでしょう。また、手すりのみでなく、段差解消ということも大事なポイントです。バリアフリーで部屋間の段差をなくすために床改修工事をする方法もありますし、コストを抑えたいといった場合でも、木製スロープを取り付ける方法もあり、状況に合わせた提案をさせていただきます。私自身「福祉住環境コーデイネーター」の資格も取得しておりますので、もしバリアフリーの事でお困りの方がいらっしゃいましたら是非お気軽にご相談ください。

DSCN2088.jpg

和室の出入り口のちょっとした場所でも・・・

DSCN2109.jpg

このように状況に合わせて取付します。

ひるまこうむてん若獅子日記-216 イベント情報

DSCN2030.JPG
DSCN2032.JPG

平成29年1月28日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。今回はイベントのご案内です。いずれも無料で参加できるイベントになっておりますので、お時間のある方は是非ご参加ください。

・「ナイス・住まいの耐震博覧会」 2017年2月3(金)4(土)5(日) 場所:東京ビックサイト西展示棟1ホール

 以前にも紹介したことのあるイベントですが、ナイス(株)が主催で、各住宅設備建材メーカーが一堂に揃って行う展示会です。「耐震博覧会」の名の通り耐震をテーマにした展示ブースをはじめ、木材コーナー、ZEH(セロエネルギー住宅)、スマートウェルネス(健康、省エネ)住宅等各テーマに沿った展示がとても充実しています。目で見るだけでなく、楽しく体感できて、楽しく学べる展示になっています。また展示のみではなく、お子様も楽しめるキャラクターーショーやワークショップ、屋台村等も充実していてご家族で楽しめるイベントとなっていますので、ぜひご参加ください。また、先着順になりますが当店の取引先の販売店で無料のバスツアーも企画していますので、参加希望の方はお早めにご連絡ください。

・耐震研「第35回 木造住宅教室in東京」 平成29年3月10日(金) 13時〜17時半(会場12時半)

 会場:中小企業会館 AB会議室(東京都中央区銀座2-10-18)

 こちらは当店が所属しております、「一般社団法人 耐震研究会」主催のセミナーになります。今回は地震と火山・耐震リフォームをテーマにした無料の講演会になります。地球物理学者の島村英紀氏による地球規模での地震や火山におけるお話や、耐震研代表で様々な専門書の出版でも知られる保坂貴司氏による耐震補強やリフォームのお話、どれも他では聴くことのできない非常に貴重な講演会になりますので、ぜひご興味のある方はご参加ください。(こちらは事前申し込みが必要になります。詳細は耐震研HPか事務局TEL:0120-37-0167 担当:保坂までお問い合わせください。)

ひるまこうむてん若獅子日記-215 現在着工中!外装改修工事-屋根編

DSCN1981.jpg

     工事前:赤い屋根材(コロニアル)だったんですが、黒っぽくなり劣化が始まっていました。

DSCN1999.jpg

工事完了後:カバーリング工法によりスマートな屋根にリニューアル!

平成29年1月26日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。大寒を過ぎましたがまだまだ寒いですね。子供たちが通う学校でもインフルエンザで学級閉鎖のクラスも出ているそうです。基本的なことですが、手洗い、うがいが最も適切な予防になりますので励行していただきたいと思います。さて今回は現在着工中の現場の紹介です。今年に入り地元府中市内で集合住宅の外装改修工事を施工させていただいております。屋根から外壁、通路、バルコニーに至るまで外装に関しては全面改修になります。塗装がメインとなりますが、屋根に関しては塗装ではカバーできないくらいに経年変化が進んでいたため、ガルバリウム鋼板を取材とした金属製の屋根を使用し、カバーリング工法で納めることにしました。カバーリングの長所は屋根材の性能が優れているのはもちろん、工期短縮とコストダウンになります。下地さえしっかりしていれば、既存の屋根材は剥がさずにそのまま上から葺きます。屋根材自体が軽量ですので重さの心配もほぼありません。撤去処分代が削減できますね。また、ガルバリウム鋼板の耐候性もすぐれているので、長期間の色あせや劣化の心配もありません。工期も短縮でき、葺き替えの場合の約半分の期間で施工できます。見た目もスッキリかっこよくなります。まさにいい事づくめですね。瓦屋根の場合は撤去処分や下地工事が必要になってきますが、家の耐震性を考慮すると軽量の金属屋根への葺き替えをお勧めいたします。金属屋根はコロニアルよりも軽く、耐候性も優れています。場合によっては屋根を軽量化するだけで、耐震診断の上部構造評点が大幅にアップすることもあります。外装改修のみならず、建物の耐震性にまでかかわってくる屋根。当店では状況に合わせて様々な屋根改修工事を提案させていただきますので、ご興味を持たれた方はぜひお気軽にご相談ください。塗装工事編は工事完了次第アップしますので、お楽しみに!

DSCN1982.jpg

別角度から工事中の様子

DSCN2000.jpg

工事完了後:色はブラウン色です。

DSCN1980.jpg

このような形状でも・・・

DSCN2001.jpg

きれいに違和感なく仕上げります!

DSCN1977.jpg

下屋の部分も・・・

DSCN1998.jpg

こんな感じで仕上がります。塗装工事の完成が楽しみです。

ひるまこうむてん若獅子日記-214 子供部屋の間仕切り

DSCN0261.jpg

 工事前の様子:ロフトを利用したお子様のお部屋です。

DSCN1609.jpg

工事完了後:引き戸を付けた間仕切りの完成です。

平成29年1月16日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。当たり前だといわれそうですが毎日寒いです。そのせいか風邪もなかなか治りません。しかし東京はまだ大雪が降っていないだけでも恵まれている方ですね。空気も乾燥していますので、引き続き体調管理と火の用心の徹底で行きたいと思います。さて今回は子供部屋のリフォーム事例の紹介です。我が家も4人の子供がおりますが、部屋一つとってみても成長に応じた対応が必要になってきます。思春期を迎えるころにはある程度のプライベートが確保されている必要性もあるのかなと思います。今回の事例は二人のご兄弟で部屋を共有されている形でしたが、ご長男の中学進学をきっかけに間仕切りをしてほしいとのご要望でした。部分的に円形の屋根を施したとてもデザイン的に優れた住宅なので、私自身のセンスも問われるところでありましたが、空間全体のイメージに適した間仕切りを作らせていただきました。ロフト的な空間を利用しての子供部屋でしたので、行き来できる引き戸を取付け、かつ間仕切り自体も天井までびっちりでなく、2mほどの高さにし、エアコンや照明を共有できるようにしました。こうすることによって圧迫感も軽減できます。また、要所に無垢材を使用して既存の空間になじむようにしました。木造住宅に限らず、このように後(あと)間仕切りで部屋の用途を変えていくというのは子供部屋に限らず家族構成の変化によって必要になってくると思います。場合によっては「減築」を考えるという場面もあるかもしれません。当店では簡易的なものから大幅な間取り変更までお客様のニーズに合わせた設計や工事を行っておりますので、もしお力になれる場面がございましたら、お気軽にご相談ください。今回工事のご依頼をいただきましたM様、本当にありがとうございました!

DSCN0262.jpg

工事前:別角度から

DSCN1612.jpg

工事完了後:引き戸もスッキリ、しっかり納まってます。

DSCN1611.jpg

引き戸を開ければこんな感じです。壁を支えているのはヒノキの板です。

ひるまこうむてん若獅子日記-213 浴室リフォーム2

DSCN1600.jpg

工事前

DSCN1856.jpg

工事完了後

平成29年1月13日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。年明け初の更新です。遅くなりましたが、本年もよろしくお願いします。寒さも本格的になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。比較的穏やかなお正月でしたが、私もここにきて元旦の獅子舞やら消防団の出初式やらの疲れがやってきて風邪をひいてしまいました。世間では胃腸炎が流行しているようですし、空気も乾燥しているので火の元にも注意が必要です。改めて体調管理、火の用心の励行をお願いしたいと思います。さて今回は前回に引き続き浴室リフォーム事例の紹介です。システムバス(ユニットバス)へのリフォームだと浴室が狭くなりがちなんですが、壁、床タイルの貼り換え(上貼り)、高断熱浴槽への取替、天井貼り換え、窓改修をすることにより、広さもさほど変わらず新築同様の浴室に生まれ変わります。今回も合わせて風呂釜の取替を行いましたので、エコでお財布にも優しいリフォームになりました。状況にもよりますが、システムバスに比べて費用も安く、工期も早くなるケースがあります。これから寒い時期にかけて、ヒートショック等による家庭内で倒れてしまうといった事故も心配されます。特に浴室はリフレッシュや安らぎの場所でもありますので、より快適で、安全である必要があります。浴室に限らず、当店ではお客様のご要望や家庭環境に沿った最新鋭のリフォームを提案してまいります。ご相談も随時受け付けておりますので、ご興味を持たれた方はぜひお気軽にご相談ください。

DSCN1599.jpg

工事前:単板ガラスの寒い窓でしたが・・・

DSCN1914.jpg

工事後:断熱性の高い窓へ。(YKKAP)マドリモで簡単に窓取替が可能です。

DSCN1858.jpg

壁のタイルは既存のタイルの上に貼り付けました。ピカピカで新築同様です。

ひるまこうむてん若獅子日記-212 浴室リフォーム-1

DSCN1225.jpg

工事前:バランス釜が設置されていました。

DSCN1818.jpg

工事完了後:バランス釜はエコジョーズへ、広々高断熱浴槽の温かいお風呂へ!

平成28年12月15日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。早くも師走、12月も半ばになりました。今年の冬はやや暖冬傾向なのでしょうか?来週は温かい陽気が続くそうです。かといって寒いのは変わりませんし、体調管理には十分気を付けていただきたいと思います。ずいぶんご無沙汰してしまいました当日記でありますが、今回は寒ーいこの季節にピッタリな浴室リフォームの紹介です。浴室リフォームというと在来のタイル貼りの浴室からシステムバスにリフォームするのが主流になってきていますが、状況によってはシステムバスの設置が困難であったり、システムバスにすることにより極端に浴室が狭くなったりといった問題が発生する場合があります。そういた場合は既存のタイルの上からタイルを貼り付け、天井も貼り換え、浴槽も高性能のものに入れ替え、水栓も節湯型シャワー水栓に取替えするといった「在来型浴室リフォーム」がお勧めです。予算によってはタイルをはがしてから壁断熱工事を行ったりしますが、面積も使い勝手もほぼ変わらずに性能を向上させる方法なのでお客様からもお喜びいただいています。また、リフォーム前は換気扇もついていない場合が多いので、換気乾燥暖房機を取付る形も多いです。また、窓の断熱性も向上させるために内窓の取付や、カバーリング(スマートカバー工法)による窓リフォームも同時に行えばヒートショックへの対策にもなります。風呂釜もバランス釜の場合も多く、その分浴槽の面積が小さいものも多いですが、思い切って給湯器(エコジョーズ)に取替え外部に設置し、高断熱浴槽に取替えることによりエコで体にも家計にも優しいお風呂になります。状況にもよりますが、システムバスに比べて予算も安く、工期も早くなる場合があります。写真にてこの度行った工事を紹介しますので、ぜひご覧ください。リフォームの内容によっては今年スタートしたばかりの「住宅ストック循環支援事業」の対象になり、「住宅エコポイント」と同等の補助金が受けられる場合もありますのでご興味のある方はお気軽にご相談ください。

DSCN1224.jpg

工事前:洗い場の様子です。床タイルが冷たい感じでした。

DSCN1854.jpg

工事完了後:サーモタイルに貼り換えて節湯型シャワー水栓も洗い場に設けました。

DSCN1780.jpg

工事前:15センチほどあった入り口の段差も・・・

DSCN1821.jpg

工事完了後:5センチになりました。

DSCN1226.jpg

工事前:窓は単板ガラスの窓で換気扇もありませんでしたが・・・

DSCN1809.jpg

換気乾燥暖房機(TOTO・三乾王)を取付て・・・

DSCN1915.jpg

窓は内窓(YKKAP・プラマードU)取付しました!

DSCN1819.jpg

浴槽も高断熱浴槽です。そして・・・

DSCN1811.jpg

風呂釜はエコジョーズになりました!