ひるまこうむてん若獅子日記-191 謹賀新年

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庭に実ったゆず

平成28年1月6日

 こんにちは。そして、少し遅くなりましたが、新年おめでとうございます。(有)比留間工務店の齊藤です。例年に比べ暖かいお正月ですが、皆様はどのようにお過ごしでしたでしょうか。私は例年通り年末は消防団の歳末特別警戒で毎晩遅くまで警戒活動。元旦は所属する囃子連の獅子舞町内廻りと何かと慌ただしい年末年始でした。明日はいよいよ消防団の出初式です。(もう20回目くらいかな?)体調を崩さぬよう気を引き締めていきたいと思います。業務は昨日からスタートしましたが、本格的には8日から動き出す形になります。昨年は色々あった1年でしたが、お客様に支えられ本当に感謝の1年でありました。今年も皆様のお役にたてますよう、スタッフ一同頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。

ひるまこうむてん若獅子日記-190 耐震断熱改修

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工事前の様子:南面で開口が広く、サッシも単板ガラスで冬は寒く、夏はとても暑い

平成27年12月29日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。早いもので今年も残すところ今日含めて3日。当店も今日で年内最終日です。当ブログも年内最終になります。今回は今年の11月に行った耐震、断熱リフォームの紹介です。現場は築40年の木造住宅になります。住宅は採光確保のためにどうしても南面に大きな開口部を設けることが多くなりますが、それが耐震の面では大きな弱点になることもあります。今回の現場も耐震診断を行った結果、南面の耐力壁不足が大きな要因となり上部構造評点では1.0を下回る結果になりました。ただ、耐震補強するにしてもお客様それぞれご予算や諸事情がありますので、今回は寝室を中心に必要最低限の耐震補強を行い、同時に窓の断熱化も行いました。また、寝室には防災ベッドを設置しました。詰りより多くの時間を過ごす空間、または地震が発生した時に危険のリスクが高い場所を補強し、命を守ることを最優先したリフォーム工事としました。南面は9尺(2730㎜)の開口部だったのを耐力壁を新設し6尺開口の窓とし、窓も国内トップクラスの断熱性能をもつ樹脂窓(YKKAP)APW331を採用しました。また、今まで存在した耐力壁も筋かいを入れ替え、外部を構造用合板で固め、柱頭柱脚部の接合部も金物で補強しました。もちろん壁の断熱材も新しいものに入れ替えました。補強を行った南面の壁クロスも明るめのものを採用したので、多少開口部は2/3の面積に減りましたが、もともと日当たりの良い場所だったので、採光に関してはさほど影響もなく、耐震断熱性は向上した快適な空間へと生まれ変わりました。耐震補強という観点からいえば理想は上部構造評点が全て1.0を上回り、現行の建築基準法同等の耐力を確保することですが、お客様それぞれのご都合によりそれがかなわない場合もあります。そういったときに何を優先してどういったライフスタイルを送られるのか。お客様それぞれのニーズに沿った提案をさせていただくのが私の仕事であります。もし何か不安を抱えていらっしゃるような方がいらっしゃればお気軽にご相談ください。今年も本当に多くのお客様に支えられた1年でありました。本当に感謝しております。来年もより多くのお客様のお役にたてますよう、精進してまいりますので、(有)比留間工務店をよろしくお願いします。

ひるまこうむてん若獅子日記-189 2015ウッドデッキセレクション?

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工事前:少し痛みが生じて危険な状態でした

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完成:幅を広く確保し使いやすくしました

平成27年12月25日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。今日はクリスマス。正確に言うと24日の日没から日付が変わるまでがクリスマス・イブで、今日の日没までがクリスマスという事らしいです。まあ、今年も残りわずかということですね。さて、今回は今年に入って施工させていただいたウッドデッキを簡単に紹介させていただきます。ウッドデッキは作って終わりというわけでなく、キチンとした塗装等のメンテナンスが不可欠です。住宅の外壁同様常に日差しや風雨にさらされているわけですから、放置しておくといくら良い素材を使っていたとしても傷んでしまいます。傷みが生じるということはウッドデッキを使用する際に落下や転倒をしてしまうリスクが高まるということです。予算によって使用する材種や塗装工事等の内容も変わってきますが、当店におきましてはより安全性を確保したウッドデッキつくりを心掛けております。今年施工させていただいたお客様はいずれもウッドデッキを使用されていたお客様で、やはり転落や転倒する前にどうにかしたいということで新調させていただきました。オリジナルで作成する場合や、既製品を組み立てる場合等お客様のニーズに沿ったウッドデッキを提供させていただいております。もしウッドデッキに関心のある方はお気軽にご相談ください。

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オリジナルの場合こんな形状もできますよ。

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別角度から工事前の様子

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別角度から完成後。

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こちらは既製品を組み合わせた例。ある程度は自由にレイアウトできます。

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奥行0.9m×間口2.7mにしました。割と広々しています。

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これを付ければ上り下りもラクラクです。

ひるまこうむてん若獅子日記-188 スケルトンリフォーム

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露わになった構造躯体。小屋裏までしっかり補強します。

平成27年12月23日

 こんにちは。そしてご無沙汰しております。(有)比留間工務店の齊藤です。約1か月ぶりの更新となってしまいましたが、まだブログはやめていませんので、どうか見捨てないでこれからもご愛読いただけたらと思います。さて、当店は12月初旬より築30年以上の木造アパートのリフォーム工事を施工させていただいております。かなり大掛かりなリフォームで、「スケルトンリフォーム」と表現する工事になります。「スケルトン」とは柱や梁、土台といった構造躯体の事を差します。また、設備や内装仕上げといった部分を「インフィル」と表現します。「スケルトン」や「インフィル」とは鉄筋コンクリート造等の建物の事を差しますが、ここ最近は木造建築でも用いられる」用語になっています。つまり、骨組みのみを残し、内外装や設備を一新するリフォーム工事ということになります。新築に比べ、コストも大幅に削減でき、仕上りは新築同然になりますのでメリットは大きいのかなと思います。今回の場合は外壁はほぼ現状を維持しますが、屋根の葺き替えや内装、設備、を一新しますので、ほぼ新築に近い状態まで仕上げます。また一番重要な部分といってもいい耐震や断熱性ももちろん向上させなければなりません。耐震に関してはきっちりと計算を行い、補強計画をたて、その補強計画に沿って耐震補強を行いながらリフォームを進めて行きます。断熱性に関しても今までは断熱材も入っていないような状態でしたので、天井、壁、床の断熱材施工はもちろん、窓も全てlow-eガラスを組み込んだ窓に一新します。耐震と断熱に関しては譲れないものがありますね。(長渕さんの言いまわしになってしまいましたか・・・?)工事j期待はまだ始まったばかりで、現状は内装部分の解体をほぼ終え、耐震補強や床下の基礎補強等を進めて行くことになります。当ブログにおきまして、工事の進捗状況を随時レポートしていきたいと思いますので、是非ご覧いただきたいと思います。

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床もきれいに撤去して、基礎補強や防湿処理を行います。

ひるまこうむてん若獅子日記-187 住まいの便り

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「住まいの便り」18号

平成27年11月18日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。紅葉も見ごろを迎えましたが、ここ数日は暖かい陽気が続いていますね。大分遅くなってしまいましたが、「住まいの便り」18号が完成しました。(本当は夏頃発行したかったんですが・・・。)すでにOBのお客様に向けて、配布及び発送を開始しております。今回はこれから寒い冬を迎えるにあたり、窓の断熱化の重要性、あるいは最新型の高性能な窓の紹介をテーマにしております。是非ともご覧いただき、少しでも皆様のお役に立てればと思っております。尚、OBのお客様以外でも無料にて配布、発送しておりますので、ご希望される方はお気軽に当店までお問い合わせください。

ひるまこうむてん若獅子日記-186 実りの秋

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庭でとれた柿

平成27年11月2日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。早くも11月に突入ですね。今日はあいにくの雨模様ですが、天気のいい日の日中はまだまだ暖かいので、散歩や運動にはもってこいです。当店の庭にも秋を感じる様子が見られます。木にたわわに実っている柿です。柿は中国が原産国で日本でも最古の果実だそうです。ビタミンCが豊富に含まれていますので、免疫力を高めてくれて風邪予防にもなりますし、二日酔いにも効果があるそうです。当店になっているのは甘柿なので、やや小粒ですが、獲れたてでも甘くておいしくいただけました。ただ、家族だけでは食べきれないほどなっているので、玄関前は上の写真のような状態です。ご近所の方々にもお配りさせていただいておりますが、まだまだ木にはいっぱいなっています。私が子供の頃は近所にも柿やビワの木があるお宅があったりもしましたが、地域によっては少なくなってきました。ハロウィンの意味も良く分からずに、渋谷を仮装してゴミも散らかしっぱなしでいるような、情緒の微塵もないような「秋」では困りますが、こうした自然の恵みや自然環境の中で季節感を感じられるのは、ある意味幸せな事かもしれませんね。

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ひるまこうむてん若獅子日記-185 省エネ住宅ポイント制度終了のお知らせ

平成27年10月22日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。一部のメディアで報道されておりますが、「省エネ住宅ポイント制度」の申請受付が10/21(水)を持って予算に達したため、終了しました。当初より11月頃には予算に達するような話もありましたが、大体予想通りの展開になりました。当店のお客様におきましても省エネリフォームを施工させていただき、省エネポイント申請を行わせていただきました。我が国は人口に対して住宅が余っている状態ですので、国も中古住宅の流通の活性化を目指しています。その証拠に中古住宅を購入して、省エネリフォームを行った場合、100,000ポイントを上限にポイントが加算される仕組みになっておりました。あくまで私の個人的見解ですが、来年以降も「住宅エコポイント」同様のポイント制度が実施されるのではないかと思います。日本の住宅の平均寿命は約30年と言われ、欧米諸国に比べると半分以下になっています。また、我が国は先進国にもかかわらず、住宅の断熱性能、または窓の断熱性能が非常に低いのです。その証拠に窓の結露が原因で起こるカビの問題や、建物内の温度差によるヒートショックの問題などが多く発生しています。よって、エコリフォームというのはCO2の問題プラス、我々人間の健康とも直結しているのです。当店としましても、快適な住環境づくりに今後もますます力を入れて取り組んでまいりますので、何かお困りのこと等ございましたら、お気軽にご連絡ください。

ひるまこうむてん若獅子日記-184 TOTO立川ショールーム

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生まれ変わったTOTO立川ショールーム

平成27年10月15日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。秋本番で朝晩は冷え込むようになりましたが、日中はカラッとして過し易い陽気になりました。イチョウの木にも銀杏がなり始め、近くを通るとあの独特の香りがする時期になりましたね。さて、今回は先日勉強会で訪問したTOTO立川ショールームを紹介します。立川にはモノレールが通っている芋窪街道沿いに、住宅展示場や各建材、設備メーカーのショールームが並んでいます。立川は府中からもそんなに遠くありませんので、私もお客様をご案内したり、勉強会に訪れたりとよく通う場所でもあります。割と各メーカーのショールームが近い場所にありますので、色々なメーカーを一気に見て回れるのが良いですね。以前このブログでもLIXILの立川ショールームの紹介をしましたが、ついにTOTOも大きなショールームをオープンさせました。TOTOは建材メーカー(大建工業)と窓メーカー(YKKAP)と「TDY]として業務提携をしておりますので、このショールームでは水回りだけでなく、床材や窓の展示も行っております。各メーカーのスタッフも常駐していますので、親切に対応していただけます。(新宿には3社のコラボレーションショールームがあります。こちらもおすすめです。ビックロみたいな感覚でしょうか?)今回私が訪れたのは、YKKAPが主催する勉強会でしたので、同メーカーの窓の展示を中心に見学してきました。国内最高クラスの樹脂窓「APW430」、「APW330」の展示も充実しており、それぞれも窓の性能の違いを体感していただけます。この樹脂窓に関しては次の機会に熱く語らせていただきます。ちなみに駐車場もありますので、お車でも来場できますし、公共交通機関でも多摩都市モノレール「泉町体育館」駅から徒歩1分ということで、アクセスは最高です。本当にサラリではありますが、TOTO立川ショールームを紹介させていただきました。カタログでは伝わりきれない部分も実際ショールームで体感していただけますので、ぜひショールームまで足をお運びいただきたいと思います。

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広々とした打合せスペース

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さまざまなトイレの展示もあります。

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TOTOのトイレがズラリ!

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YKKAPの展示スペース。それぞれの窓の性能の比較ができます。

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ガラスの性能も見て、触って体感していただけます。

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YKKAP「APW430」国内最高の窓です。驚きのトリプルガラス。

ひるまこうむてん若獅子日記-183 かんたんリフォーム!ウォールハンガーフック

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ウォールハンガーフック

平成27年10月6日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。陽気もすっかり秋らしくなり、木によっては黄色や赤っぽく色が付き始めたものも見かけるようになりました。プロ野球も埼玉西武ライオンズが4位に終わり、私にとっての2015年シーズンは終了です。2016年はライオンズが優勝します。さて、今回は先日私が取付けた「ウォールハンガーフック」の紹介です。上の写真は、お客様より玄関先で帽子やコートをかけるものが欲しいとのご要望を受けて取付けたものです。玄関先なので、いかにも壁フックというのはあまりセンスがないと思い、普段はフックが収納でき、使用するときだけフックを起こして使用するというものにしました。また、壁も漆喰仕上げであり、ビス固定するにもアンカーも打込めない状態なので、白く塗装した化粧板を下地にしっかり取付、その上にウォールハンガーフックを取付けました。作業時間は1時間程度です。どなたでも簡単に取付できますが、壁が石膏ボードの場合はアンカーを打ち込んでからビスを打ち込むことと、できれば柱や間柱といった木下地に確実に取り付けることが重要です。そうしないとすぐに落下してしまいます。今回は5連フックで長さが56㎝のものを2個取付けましたが、長さや色やフックの数も種類がいくつかありますので、お好みのものをお選びいただけます。衣替えの季節を迎えました。衣類や帽子などすっきりさせたいという方にはお薦めのアイテムですよ!もちろん当店でも取付も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

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下地に化粧板しっかりを取付けてから・・・

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ウォールハンガーを取付けます。見た目もかっこいいですよ。

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使用時だけフックを起こして使用します。

ひるまこうむてん若獅子日記-182 これは優れもの!ひきドア

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(大建工業)ひきドア

平成27年9月9日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。すみません、約1か月ぶりの更新となってしまいました。今回は先日建材フェアで目にした優れものを紹介させていただきます。それは高齢者介護に適したトイレドアで、(大建工業)ひきドアという商品です。上の写真を見た感じでは普通の3枚引戸に見えますが、これが引戸とドアの両面の機能を兼ね備えた商品であります。まずは普通に引戸を引いて開け、引ききった建具3枚が重ねあって90度回転します。それからさらにドアと同じ要領で開けることができるので、トイレの間口がそのまま開口できるという優れものです。よって車椅子の方も利用しやすいですし、介護する側にとってもやりやすく、またお掃除の際も楽になります。通常トイレドアの有効開口は55㎝前後ですが、ひきドアの場合はその倍以上の寸法を確保できます。また、健常者の方は普通の引戸としても利用できますし、周囲の建具や建材とも馴染みやすいデザインになっています。トイレの入り口の方向にもよりますが、リフォームにも対応できる商品ですので、ご興味を持たれた方はぜひ当店までお問い合わせください。

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引戸を閉めた状態から・・・

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通常の引戸同様に開けます。

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90度回転し、矢印方向にドア同様に開けることができます。

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こんな具合にトイレ間口がほぼ全開口に!

ひるまこうむてん若獅子日記-181 窓からドアへ

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キッチン脇の窓から・・・

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ドアへ変身。しかも通風できる!

平成27年8月8日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。連日呼吸するのもつらいくらいの暑さが続いていますが、如何お過しでしょうか?その反面と言ってはなんですが、夏風邪も流行っているようで私もここ1週間地獄のような苦しみで、いつも通院している医院も1時間待ちの状態でした。そろそろ夏バテにも気を付けたい時期なので、気合を入れ直したいものです。さて今回も変身シリーズ?です。キッチンのリフォームと同時にキッチン脇にある窓をドア(勝手口ドア)にリフォームしたいとのご要望でした。今までは外部に面するドアは玄関ドア以外存在していませんでしたので、利便性を考慮してのリフォームになりました。窓からドアに取替えますので、当然内外壁を一部撤去します。しかしその際勝手口のドア寸法を既存の窓の高さや幅に合わせたものを採用します。(今回は規格品で対応しました。)そうすることによってなるべく撤去する部分を少なくします。勝手口ドアは(YKKAP)エアリフレを採用。ペアガラスなので、従来よりは断熱性も向上し、かつガラスをスライドさせることにより通風もできます。もちろんダブルロックです。キッチンの入替も同時に行ったので、内装のクロスの貼り替えはキッチン改修と共に行いました。外壁はサイディング仕上げでしたが、ドア枠周囲にボーダー上の壁材を配置し、既存の外壁色に合わせた塗装を行い違和感なく納めました。工期は仕上げ含めて3日間です。窓メーカーも断熱性や防犯性を考慮した新しいアルミサッシや樹脂窓を開発し、展開を広げております。当店といたしましても、お客様のライフスタイルに合った窓リフォームを提案してまいりますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

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工事前の外観の様子

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工事完了後の外観の様子。違和感なく納めました。

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階段もつけました。

ひるまこうむてん若獅子日記-180 障子から内窓へ

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工事前の様子:障子が入っていますが・・・

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工事後:内窓が入りました。一見障子と変わりません!

平成27年7月30日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。連日暑い日が続いておりますが、如何お過しでしょうか。こうなると水分や塩分の補給も大事ですが、部屋の中に居ても熱中症になってしまう恐れもあります。適度にエアコンを利用したり、日よけや通風の確保が必須です。そんな中での今回のテーマは和室における内窓取付の施工例です。内窓というとこの日記でも紹介してまいりましたが、窓の断熱対策としては最もポピュラーな工法でしょう。窓の内側に断熱性の高い樹脂窓を取付けることにより、断熱効果、防犯効果、防音効果が各段に向上します。今の時期ですと、エアコンの効きも良くなり省エネ効果も抜群です。寸法もその場に合ったオーダーメードになりますので、工事時間も1カ所あたり約30分〜1時間ですし、コストも外窓交換に比べても安く済みます。最近では浴室に取付可能なタイプも登場しています。特に今年に関しては「省エネ住宅ポイント制度」の対象工事になっていますので、一石四鳥といったところでしょうか。今回の場合は冬の寒さ対策と結露の問題、さらに和室ということもあり障子の張替の手間のこと等色々な点を考慮して(YKKAP)プラマードUの中から「荒間格子」に和紙調ガラスを組み込んだ内窓を採用しました。元々障子があった場所なので、内窓を取付けるスペースは十分ですが、鴨居や敷居の溝の「穴埋め」が必要になります。しかしそれさえ行えば通常の内窓取付となんら変わりはありません。一見障子と区別もつかないくらい部屋に溶け込んでいて、居心地の良さもアップしました。さまざまな場所に対応できるエコ内窓「プラマードU」。この夏の暑さ対策、またはやってくる冬の寒さ対策に向け、絶対おすすめの商品です。もし関心の持たれた方はお気軽に当店へお問い合わせください。

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工事前:敷居の納まりも・・・

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工事後:何の違和感もなくすっきり納まります。

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工事前:こちらは窓タイプです。

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工事後:こちらも違和感ないですね。

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工事前:別角度から、敷居の様子。

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工事後、こんな感じになります。

ひるまこうむてん若獅子日記-179 玄関ドア変身!

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玄関ドアリフォーム前の様子

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そしてリフォーム中の様子からの・・・

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変身完了!デザイン、断熱性、防犯性、どれもUPです!

平成27年7月16日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。ここ数日暑かったり、大雨だったり天候の変化がはげしいです。皆様くれぐれも体調管理にはお気を付けいただきたいと思います。さて今回もかんたんリフォームの紹介をさせていただきます。いきなり写真ばかりでしたが、実上の写真は玄関ドアのリフォームで、(LIXIL)リフォーム玄関ドア・リシェントの施工事例です。既存の玄関ドア本体のみを撤去し、外枠はそのままに上から新しい枠をカバーしてドアを吊り込む工法です。壁を傷つけずに工事しますので、内外装の改修は不要で、工事もたった1日で完了します。寸法もオーダーメイドになるので、あらゆる場面に対応できるようになっています。豊富なデザインはもちろん、断熱機能を備えたドアや、カードキーやタッチキーシステムといった電子錠の対応も可能です。(電池式なので配線工事は不要です。)以前(YKKAP)のドアリモを紹介させていただきましたが、基本的な考え方は同じ商品ですが、各メーカーそれぞれの特色がありますのでぜひ比較検討されてみてはいかがでしょうか?

ひるまこうむてん若獅子日記-178 造作材の修理(リペア)

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表面シートが部分的にはがれてしまった玄関框も・・・

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このように見事に甦ります!

平成27年7月10日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。7月に入り雨模様ばかりでしたが、ようやく青空が広がりました。プロ野球も早いものでオールスターの時期です。後半戦は埼玉西武ライオンズが今日の青空のようにスカッと勝ち続けてほしいものです。さて、今回は造作材の修理事例の紹介をさせていただきます。住宅が建てられた年代によって室内に使用されているフローリング、ドア、ドア枠材、窓枠材、玄関框等の造作材の種類も様々です。昭和60年代頃までは造作材には天然木、すなわち無垢材が使用されていました。(現在でも多く使用されています。)大工が造作材を加工し、取付け、塗装屋さんがそれを仕上げるというのが主流でした。よって、傷や色あせが生じると、新たに塗装をするというメンテナンス方法でした。ところが平成に入り、造作材の主流は、基材(MDFや、チップの圧縮材、合板)の上に樹脂シートを被せた、いわゆるメーカー品に移り変わってきました。工場生産で一定の品質も確保でき、コストパフォーマンスも優れ、デザイン性もよく、当店でも新築、リフォーム問わず多く使っています。しかし、いざ、表面の傷や、シートのはがれといった問題になるとちょっと厄介です。無垢材でないので、水には弱く、上から塗料を塗るというわけにはいきません。でもあきらめる事はありません。最近ではそういった造作材に対しての補修材や補修キットがホームセンターでも販売されていますし、自分で手に負えない場合でも補修専門のリペア職人によって修理も可能です。上の写真の例は玄関框の修理の例です。ちょっとした補修というレベルではなかったので、既存の框と類似の樹脂シートを取り寄せ、リペア職人に修理をしてもらいました。作業工程としては内容や規模によって異なりますが、今回は約1.8m幅の框の補修は下地調整も含めて約5時間で終了しました。補修費は少し高くつきますが、造作材を丸ごと交換することと比較すると安く済みます。もし、お困りの方がいらしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

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このような樹脂シートを上から貼り付けて修理します。

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作業中の様子。慎重に、慎重に貼り合わせていきます。

ひるまこうむてん若獅子日記-177 外装メンテナンス

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少し黒ずんだ化粧丸柱が・・・

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見事に甦りました!

平成27年7月4日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。7月に入りましたが、梅雨真っ最中という感じで我々の場合外の仕事が捗りませんし、主婦の方々も洗濯物が捗りません。しかし恵の雨もなくてはならないもの。なるべくプラス思考でいきたいものです。さて今回は梅雨の期間貴重な晴れ間をフル活用して?行った外装メンテナンスの一部を紹介いたします。上の写真は今ではめずらしい玄関屋根を支える丸柱をメンテナンスした写真です。やはり木部は経年変化で表面が日に焼けるような状態で黒ずんだりします。ひどい時は腐食が始まります。そうなる前にしっかりと汚れや焼けを落とし、浸透性のある木部専用塗料でメンテナンスを行えば長持ちします。今回は築約20年の木造住宅の外装メンテナンスですが、外壁はサイディングでした。サイディングということは面材と面材とのつなぎ目にシーリング(コーキングとも言います。)を施してありますが、このシーリングも10年〜15年に一度は必ずメンテナンスを行わないと建物の防水性が損なわれます。よってサイディングの塗装と同時に行う事になります。劣化が進んだ部分はシール材の打ち替え、そうでもない部分は増し打ちとなります。また、足場の設置も行わないと外装メンテナンスが出来ませんが、足場を設置すればあらゆる部分の点検やメンテナンスが行えます。外壁と同時に屋根、雨樋、バルコニー防水の点検及びメンテナンスや、外部の照明器具も省エネ型のものに取替えると良いと思います。これからの台風シーズンに向けて、当店でも数件外装工事の依頼を受けております。先にも述べましたが、家を長持ちさせるには大小問わず、10〜15年に一度のメンテナンスはしっかりと行う事をお薦めいたします。

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玄関屋根メンテナンス前

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メンテナンス後に若返りました。

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外壁とシーリングのメンテナンス前

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こちらもつやっつやのピッカピカです。右側の雨樋もきれいに仕上がりました。

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今回外壁に使用したサイディング専用塗料です。クリア仕上げなので色はそのままで耐久性とつやがUP!

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こんな感じでピカピカに仕上がります。

ひるまこうむてん若獅子日記-176 思い切って外窓交換!

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工事前:2階右側のサッシが今回の工事部分です。

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工事後:断熱性、気密性の高いサッシにリニューアル!外壁も違和感なく仕上がります。

平成27年6月22日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。早いもので6月も終盤になり1年も半分が終わろうとしています。年を重ねるごとに1年が早く感じるのは多くの方が感じることだと思いますが、そうなると本当に1日1日、いや1秒1秒が大事になってきます。残りの半年も一層気を引き締めていきたいと思います。さて今回は外窓交換事例の紹介です。築40年を超える木造住宅の2階南側に面する窓が、夏は暑いし、冬は窓からの隙間風でどうにもならないくらい寒いので、どうにかしてほしいとのことでした。確かに当時のアルミサッシは現在の物と比べても性能は落ちますし、機能性も劣ります。窓のリフォームとしては内窓設置やカバーリング工法による窓交換があり、当日記でも紹介してまいりました。しかし、今回の事例では納まりが複雑で、前述の工法ではリフォームできない状況でした。そこで今回は思い切って外窓交換をお薦めしました。窓のサイズは規格の寸法がありますが、その場に合わせて寸法オーダーも可能なので、外窓交換に必要な内外装の改修も最低限で済みます。工期も窓の取替だけで言えば1日、仕上げを含めると4日間です。(養生期間除く)ガラスは単板ガラスからlow-eガラスを採用しましたので、熱貫流率(値が小さいほど断熱効果が高い)も6.0(W/㎡・K)から、1.7(W/㎡・K)に改善され紫外線カット率も大幅にアップします。さらに今年限定の話題でいくと、省エネ住宅ポイント制度の対象工事になりましたので、今回は20,000ポイント申請しました。当店では用途や納まりによって、さまざまな窓リフォームをご提案させていただきますので、ご興味のある方は是非ご相談ください。

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今回は同じ部屋で内窓設置も行いました。場所によって、工法を使い分けるのも良いでしょう。

ひるまこうむてん若獅子日記-175 ドアリモ続報 

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ドアが引戸にたった1日で変身!しかも開口幅が広くなる!

平成27年6月12日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。梅雨ど真ん中といった天気が続いておりますが、九州では大雨がちょっと心配ですね。大きな災害にならないことを祈るのみです。さて前回に引き続き、しつこいようですが(YKKAP)リフォームドア、「ドアリモ」を今回も紹介いたします。前回はドアからドアへでしたが、今回紹介するのはドアから引戸へ変身させるというものです。これは業界初の試みであります。既存のドアの寸法や玄関間口の寸法によって、取付が不可能な場合もありますが、これはとても画期的な商品です。パターンとしては4.5尺(1365mm)の間口の親子の玄関ドアから玄関引戸へとリフォームする形になります。親子ドアですと、子扉は締めっぱなしの状態がほとんどですが、引戸にすることにより開口部を広く確保できます。アウトセット方式になりますので、室外側にレールがついて、室外側で扉を開閉するようになります。工程もドア同様既存のドアの枠のみを残し、新規の枠(レール等)及び扉を吊り込むだけで完成。大掛かりな工事も不要で、たった1日で工事完了です。室外側に対して開け閉めのスペースもとりませんし、ベビーカー等の出し入れもラクにできます。今まであきらめていた方も、この「ドアリモ」で玄関の機能性アップを図られてみてはいかがでしょうか。また、「ドアリモ」では、玄関引戸用の商品展開もしており、古い引戸から新しい機能性をアップさせて玄関引戸へのリフォームも可能です。ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

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こんな感じでカバーします。

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室外側で開閉するようになります。

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下レールの様子

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ブルーのラインが引戸の場合の有効開口です。カバーリングと言えど、広くなりますね。

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こちらは引戸→引戸のパターンです。デザインも現代風でかっこいいです。

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カバーの様子。鍵もピッキング対応品になっているので、防犯性もアップします!

ひるまこうむてん若獅子日記-174 ドアリモ

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(YKKAP)リフォーム玄関ドア「ドアリモ」

平成27年6月3日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。このところ暑さが厳しく、今日も雨模様で今週は天気が安定しそうもないです。いよいよ関東も入梅でしょうか?我々の業界では雨は厄介者ですが、環境的にはなくてはならないものです。ジメジメは誰もが嫌なものですが、雨に打たれているアジサイを眺めてみるのもなかなか風流でいいものですよ。さて今回はそんなジメジメ感を吹っ飛ばすような?画期的な玄関ドアリフォームの紹介です。玄関ドアリフォームと言うと、従来は外壁材や内装材を一部壊しながらの取替工事が主流であり、工期もコストもそれなりにかかっていましたが、実はアルミサッシにもみられるカバーリングによる玄関ドアリフォームと言うのが今注目されています。外壁や内装も壊さずに、ドア本体や不要な枠を撤去し、外枠のみを残します。その外枠の上に新規の玄関ドア枠をカバーして玄関ドアを取付ける方法なので、工期もたった1日で、外装や内装改修が不要です。寸法もオーダーメイドで作成しますので、あらゆるドアにも対応できます。デザインも豊富にそろっており、断熱性能も地域によって選択できます。また最近主流の電動ポケットキーやカードキーも搭載できます。(電池式なので電気配線は不要です。)中には扉を閉めたままで通風が出来るタイプもあり、断熱性、通風、防犯性能、デザイン性が低コストで一気にアップします。家の顔ともいえる玄関ドア。(YKKAP)では「ドアリモ」と言う商品が展開されており、ドアからドアへ、引戸から引戸へリフォームできるもののほかに、ドアから引戸へと言う新しい商品もこの度販売開始しました。玄関ドアのリフォームを検討されている方は、是非当店までお問い合わせください。(引戸に関しては次号以降に紹介いたします。)

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既存の枠の上からしっかりカバーします。

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内側から見た様子

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カバーによって開口幅が約7センチほど狭くなりますが、使い勝手には影響は少ないと思います。

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便利で防犯性に優れた電子錠も搭載可能です。

ひるまこうむてん若獅子日記-173 雨戸のリフォームで快適に

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工事前の様子:スチール製雨戸なので重いのなんのって・・・

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工事完了後:窓はそのままですが、雨戸は見事に軽い快適になりました!

平成27年5月20日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。沖縄や奄美大島では梅雨入りしましたね。東京でも夏日になる日が多く、日焼け対策や熱中症対策が必須になってきました。そろそろ現場仕事も夏モードで挑まなくてはなりませんね。さて今回は雨戸のリフォーム事例の紹介です。築40年を超える木造住宅にお住いのお客様から、重くてたまらない雨戸をどうにかしてほしいとのご要望でした。既存の雨戸はスチール製でレールも特注品であり、ただ雨戸自体を取替えるだけというわけにはいきませんでした。確かに私のような怪力の持ち主でも毎日開け閉めするのは嫌になるような重さでした。これを毎日行っていたご主人には脱帽です。そこで今回は使用頻度の高い3ヶ所の雨戸を枠ごとアルミ製の雨戸に取替えることにしました。しかし角の納まりが悪かったので、窓自体の幅も切詰め、雨戸もオーダーメイドで作成して取付けることにしました。周囲の壁や雨樋の干渉部分も一度は撤去しましたが、雨戸の取付後、違和感なく修理し工事は完了。防犯上の事もあったので、1カ所ずつ工事を行ったので、仕上げを含めて3カ所で工期は約10日間でした。軽くて快適になった雨戸を毎日お使いいただき、お客様にも大変お喜びいただきました。

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別のカ所の工事前:ここが一番開け閉めが大変でしたが・・・

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工事完了後:見事に雨戸の軽量化に成功!

ひるまこうむてん若獅子日記-172 住まいの便り17号

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平成27年5月9日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。いかにも初夏といった過し易い陽気が続いてますね。オオムラサキツツジや鮮やかな新緑が街並みをにぎやかし、車を運転しているだけでも少し癒されます。さてこの度「住まいの便り17号」が完成しました。今回は「省エネ住宅ポイント制度」について解説しています。リフォームを行うのであれば絶対に知っておきたい情報、かしこいポイント申請等について書いてみましたので、是非ご覧いただきたいと思います。OBのお客様中心に配布しておりますが、もしご希望の方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください。