ひるまこうむてん若獅子日記-131 鯉のぼり

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青空のもと、元気に泳ぐ鯉のぼり

平成26年4月28日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。早いもので、もうすぐ5月ですね。少し前まで大雪や寒さに悩まされていたのが、嘘のように毎日が過し易い陽気ですね。昨日の休日を利用して、少し遅くなりましたが鯉のぼりを揚げました。最近府中あたりでもあまり見かけなくなりましたが、マンション等でもベランダやバルコニーを利用してあげている方もいらっしゃいます。当店では13年前に長男が誕生して以来、ずっと続けておりますが、3匹だった鯉が二男、三男、いとこの誕生と共にひ鯉が増え、今では計6匹になりました。(ヒノキの頑丈な竿にしておいて良かったです・・・。)通りかかった子供たちも喜んでくれて、期間限定の町のシンボルといったところでしょうか?江戸時代から、端午の節句に男児の出世と健康を願って揚げていたのが始まりとされていますが、当店でもできる限り鯉のぼりを続けていきたいと思います。

ひるまこうむてん若獅子日記-130 耐震補強

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筋かいによる補強

平成26年4月18日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。このところ20度を超える日が多く、街路樹のツツジやハナミズキが満開になりました。埼玉西武ライオンズの連敗でイライラしているときでも、あの満開の花を眺めていると少し癒されます。さて私は今耐震補強工事を行っております。昭和55年に当店で施工させていただいた建物で、基準改正前の建物ということで、お客様が心配されていたので耐震診断をしたところ、「倒壊する可能性がある」という判断にいたり、屋根の軽量化と共に今回の補強工事となりました。建物内外部からの筋かいや構造用合板による既存の耐力壁の補強に加え、柱を新規に建て、耐力壁を新規に設ける補強をメインに行います。やはり耐震補強のポイントはいかにバランスよく耐力壁を配置するかという事であります。今回の場合は既存の耐力壁の補強のみでは、バランスや壁量が不足していましたので、開口部(窓)の面積を少なくし、ぞの分を耐力壁にするといった方法をとりました。サッシも断熱性のあるものに入れ替えますので、耐震性と共に断熱性の向上します。そうやって耐震補強と同時に断熱性や劣化部分の改修も行うといった意味では、一石二鳥以上の成果があります。まだ始まったばかりですが、お客様の為にも一生懸命工事させていただきます。

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土台と柱を金物で補強します。

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筋かいもしっかり金物で補強します。

ひるまこうむてん若獅子日記-129 住まいの便り14号

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平成26年4月12日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。暖かさが増し、花粉を除けば過し易い季節になりました。街路樹のハナミズキも咲きだし、本格的な春の到来を感じさせますね。さて、少し遅くなりましたが「住まいの便り」14号が完成しました。埼玉西武ライオンズが不調なのと、忙しさを言い訳に遅くなってしまい、申し訳ないです・・・。今回は「地震の基礎知識」をテーマに掲げております。「東日本大震災」から3年・・・。首都圏でも大地震の発生が懸念されている状況の中で、やはり一番大切なのは日頃の備えです。その日頃の備えに対して、少しでも皆様のお役に立てれば・・・、という思いで今回の記事を書きました。来週あたりから順次発送する予定ですので、よろしくお願い致します。なお、OBのお客様以外で、「住まいの便り」をご希望の方はお気軽に当店までご連絡ください

ひるまこうむてん若獅子日記-128 屋根の軽量化事例

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工事前:ごく一般的な屋根瓦でした

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工事完了後:軽量瓦に葺き替えました

平成26年4月1日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。とうとう色々なことが新たなスタートを切った4月になりました。やはりなんと言っても消費税の増税が我々一般市民には大きく影響していますかね・・・。まあせっかくの税収を本当の意味で有効な使い方をしてほしいものであります。(そんじゃなかったら、内閣、官僚どもハイキックからの腕ひしぎ十字固めですよ、本当に・・・。)さて今回は久しぶりに写真付きのでの内容になり、屋根の軽量化事例のご紹介です。屋根の葺き替えというと塗装面の劣化や屋根材自体の劣化によって行われることもありますが、今回の場合は屋根を軽量化することによって、建物の耐震性を高めることが目的でした。屋根の軽量化というと、コロニアルや金属製屋根材等が一般的ですが、今回採用したのは(KMEW)ROOGA(ルーガ)という屋根材です。このROOGAという屋根材は見た目は瓦と変わらないのに、軽量性はもちろん、耐候性、断熱性、耐久性に優れた屋根材であります。建物の外観のイメージで、どうしても瓦のイメージを崩したくなかったという思いもあったため、この商材を採用しました。重さは坪あたり64キロで、瓦の半分以下で、同社のコロニアルより軽いのです。耐候性に関しても同社の特徴であるグラッサコーティングを施してあり、約30年経過しても色や艶やかさを保ったままです。施工性もよく工期短縮、コストダウンも図れます。写真の現場はこれから耐震補強も行う予定でありますが、屋根を軽量化したことにより、軽量化しない場合と比較しても補強ヶ所や内容が少なく済みます。目的や予算に合わせて、工法を選択することもできますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

ひるまこうむてん若獅子日記-127 消費税

 平成26年3月22日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。最近めっきり更新が少なくなりました。現場作業が忙しく、ブログまで手が回りません・・・。これも消費税の影響か・・・?何かと我々の業界も世間の波に踊らされている気がします。仕方のないことですが愚痴も言いたくなります。もういっそのこと早く4月になった方が、すっきりするような気もします。何かと購買意欲を掻き立てるような報道やコマーシャルもありますが、惑わされてはいけませんよ〜。さあ、もうひと踏ん張りです!

ひるまこうむてん若獅子日記-126 3年ですね・・・

 平成26年3月11日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。今日は3月11日、「東日本大震災」3年が経ちました。もう3年と感じるか、まだ3年と感じるか、人それぞれ置かれている立場によって感じ方が違うと思います。しかし、決してこの経験を風化させてはいけないという事だけは、誰もが気持ちの中に持ち続けなくてはいけないと思います。東京でも東北に比べると地震による被害は少なかったにもかかわらず、交通麻痺、帰宅困難、ガソリンスタンドでの行列、食材の買いだめ等パニック状態になりましたよね。いつ起こるか分からない地震に対しての備えや、心構えだけは忘れてはいけないことだと思います。だからといって、3年前のことを思い出してネガティブになるのではなく、「自分なら何ができるのか、何をしておくべきなのか」ということを自覚しておくことが大事なのかなと考えています。自分に置き換えると、それが「建築」という分野の仕事であったり、消防団活動であったりするわけです。実際、東京で地震が起こった時に自分自身何ができるか分かりませんが、一人一人が、少しでも3年前のあの教訓を生かすことができれば、減災につながるのではないか、と思います。改めて、意識しなければなりませんね。

ひるまこうむてん若獅子日記-125 大雪に注意

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雪に埋もれてしまった当店庭の様子

平成26年2月17日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。2週続けて関東地方は大雪になってしまいました。先週の雪と比べて今回の雪の方が積雪も多かったですね。皆様におかれましてはいかがだったでしょうか?東京でも雪による被害はいつもより多く、当店にも「カーポートの屋根が雪の重みでつぶれて車が出せない・・・」という連絡が数件ありました。(今日から対応に追われております・・・。)実際に私自身も地元でこれだけの大雪が降ったというのは記憶にありません。しかし、今年に関してはまだ油断ならないようです。もともと東京は積雪が多い方ではないので、カーポート屋根を選択する際も、耐積雪という面に関してはあまり気にしないと思います。メーカーのカタログにも一般地域や積雪地域の区分けがされており、東京においては一般地域となっています。(一部地域を除く)しかし、一般地域においても「積雪が20センチを超える場合は、雪下ろしをしてください。」としっかり謳っています。これからの対策としては、十分な安全を考慮しながら、ということが大前提になりますが、カーポートやその他の屋根に関しては、積雪量によって、雪下ろし等の適切な処置を行う事、また新規にカーポート屋根を取り付ける、または取替える際には、積雪地域向けの商品を選択することもおすすめします。しかし、雪下ろしや雪かきの際には十分な安全を確保することも忘れないでください。雪が降り続いてる場面でも、雪が解け始めているところでの作業でも、落雪が非常に危険です。また足元もすべりやすくなっていますので、靴底が滑りにくいものを着用する等の工夫も必要です。とにかく我々は雪に対しての免疫?があまりないと思いますので、これからの時期も十分な対策をとる必要があると思います。

ひるまこうむてん若獅子日記-124 白の情景

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平成26年2月8日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。雪ですね。いや大雪になりそうです。東京も天気予報どうりの大雪になりつつあります。こんなにつもったのは昨年の成人式依頼でしょうか?さすがにこの雪では仕事になりません・・・。当店には当店に携わる職方さんの集まり「親和会」という会がありまして、きょうはその「親和会」の新年会の予定でしたが、中止になりました。まあ、土曜日ということもあり、通勤や通学にはさほど影響はなさそうですが、一部の大学入試には影響が出ているそうです。東京は雪には非常に弱い地域なので、気象庁の言う通り、きょうは家でおとなしくしていましょう(笑)私もきょうは事務所でおとなしく積算業務です。寒さも本当に厳しくなりましたし、インフルエンザも流行っているそうです。体調管理には十分気を付けていただきたいと思います。(なぜだか、我が家の三男坊はいとこにうつされたのか、水ぼうそうになってしまいました・・・。)もしかしたら、明日は消防団の仲間と過酷な消火栓の雪かきかな・・・?

ひるまこうむてん若獅子日記-123 ショールーム探訪?-2

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                                                  最新型のシステムキッチン

平成26年2月1日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。今日から2月、今年も残り11ヵ月になりました。よく年齢を重ねるごとに月日が経つのが早いなんていいますが、私自身何かと昨年暮れから正月にかけてあまりのんびりできなかったので、1月は本当にあっというまでした。いつのまにか・・・、なんて後悔しないように一日一日を大事に過ごしていきたいですね。さて今回は昨年4月に新規オープンした住宅設備メーカー「タカラスタンダード」三鷹ショールームのご紹介です。今まで多摩地区では立川と八王子にそれぞれショールームがありましたが、三鷹にできたということで、三鷹市の方はもちろん、府中市、調布市、小金井市より来られる方には便利ですね。場所も東八道路と人見街道の交差点近くにあるので、分かりやすいです。ショールーム自体も非常にゆったりとしたスペースの中、タカラスタンダード自慢のホーローを使用したシステムバス、システムキッチン、トイレ、洗面化粧台と水回りに関しては、最新鋭の商品をトータル的に体感することができます。やはり、カタログだけでは実感できない部分、ちょっとした高さや奥行、使い勝手、扉やパネルの色等体感して初めてわかることもあります。取付けてから後悔しないように実際にショールームで体感していただくのは非常に大事なことです。水回りのリフォーム等を検討されている方は、ぜひショールームへ足を運んでいただきたいと思います。(休日は予約してからのご来場をお薦めします。スタッフが丁寧に対応してくれますよ。)

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システムバス各シリーズの展示

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システムバス細部の解説展示

住所:東京都三鷹市大沢2-7-2
TEL:042-233-0300 営業時間:AM10:00〜PM18:00(お盆、年末年始を除いて年中無休)

ひるまこうむてん若獅子日記-122 ゴムパッキン

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洗面化粧台の排水トラップの掃除口から水漏れが・・・

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キャップを開けたらゴムパッキンが劣化。これが水漏れの原因!

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新しいパッキンに取替えて問題解決!

平成26年1月29日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。早いものでもう1月も終盤ですね。2月に入ってからも厳しい寒さが待ち受けていると思いますので、体調管理と火の元には十分注意したいものです。(実は昨日も火災出動がありました。空気も乾燥しているので気を付けてください。)さて今回はゴムパッキンの話題です。給排水や給湯配管の接続部分の多くに、水漏れを防ぐためにゴムパッキンが使用されております。よって、このゴムパッキンが劣化してしまうと、水漏れが発生してしまいます。蛇口をしっかり締めているのに、水がポタポタ垂れてしまっている等、経験された方も多いと思います。先日私が対応したケースは洗面化粧台の排水トラップの掃除口からの水漏れでした。(トラップとは、排水経路からの臭気や虫等が排水口に上がってしまうのを防ぐために設けられる水たまりの部分のことで、洗面化粧台の場合、U字型や、S字型が多く使われています。)掃除口のキャップを外したところ、やはりゴムパッキンが劣化していました。26年ご使用になられていたので、経年変化もありますが、ゴムパッキン自体が溶けてしまっているような状態だったので、おそらく排水パイプを掃除するための洗剤(パイプ〇〇〇〇というような洗剤がありますよね?)を繰り返し使用されていたということも原因のひとつかもしれません。いずれにしても、ゴムパッキンも消耗品であるという認識が必要ですね。水漏れが原因で思わぬ故障や劣化につながるというケースもありますので、定期的な点検が非常に大事です。ゴムパッキンはあらゆる種類のものが、ホームセンターでも販売されていますので、ご自身でもメンテナンスが可能ですが、もし心配でご自身では困難だという場合には、お気軽に当店までご連絡ください。(*要注意:当たり前の話ですが、ゴムパッキンを交換する際は、必ずぴったり同じサイズの物をご使用ください。ミリ単位で寸法が大きかったり、小さかったりしても水漏れにつながります。外径、内径、厚みのチェックは必須です。)

ひるまこうむてん若獅子日記-121 アパートのメンテナンス

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取替前の故障した換気扇

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換気扇取替後

平成26年1月25日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。大寒を過ぎ、相変わらず寒いですね。全国各地でも火災の発生が多く、毎日のように報道されています。空気も乾燥していますので、くれぐれも火の用心と、火災警報器の設置及び点検はお忘れなく。(先日私も今年になって初めて火災での出動がありましたが、いたずらによる誤報でした。冗談にも程がありますよね。犯人見つけたら得意の一本背負いで・・・、いやいや私が捕まってしまいます。)さて今回は今週私が行ったアパートのメンテナンスのご紹介です。そのアパートは、当店で施工させていただいた築23年の木造2階建てのアパートで、外壁や屋根のメンテナンスもしっかり大家さんが心掛けてくださっているので、何の問題もありません。しかし、アパートというのは色々な方々が入れ替わりに住まわれるので、内装や設備関係は場合によってはこまめなメンテナンスが必要になります。今回はシステムバスの換気扇の故障と、玄関ドアのレターボックスの取替を行いました。換気扇はもう23年使用したものでしたので、モーターが壊れほぼ動かない状態でしたので、迷わず取替なんですが、現在設置してある換気扇と同サイズのものがないので、近いサイズの物を手配しました。それに合わせて換気扇取付部分の開口をやり替え、ダクトと電気配線のつなぎ替えを行い完了です。電気配線はもちろん電気工事士の資格を持つ専門家にやってもらいます。(限られたスペースの中での作業だったので、ホコリまみれになるは、真冬なのに結構汗かきました・・・。)また、レターボックスの取替ですが、既存の物では口金を開けると部屋の中が丸見えに近い状態で見えてしますので、見えにくく、取り出しやすいものというご要望にお応えしました。今回は(LIXIL)のレターボックスを採用しましたが、既存のボックスを取外し、口金を覆うように取付けました。口金を上から覆っているので外からも見えにくいし、物の取り出しも横から簡単に取り出せるので、ご要望にお応えすることが出来ました。実は簡単に取り付けたように思えますが、ドアの内部は空洞に近い状態なので、取付けるにもビスが効きません。そこで空洞でも取付けられる特殊なアンカーを使用し取付けました。準備しておいて良かった〜(笑)ちょっとした事のように思えますが、住む方によって色々な要望が出てくる場合があります。これからも様々なご要望にお応えできるようにしていきたいと思います。当店ではこのようにアパートのメンテナンスも各種行っていますので、もしお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

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レターボックス取替前(上フタがないので、室内が見えてしまいます。)

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レターボックス取替後(これで安心です。)

ひるまこうむてん若獅子日記-120 阪神淡路大震災から19年・・・

 平成26年1月17日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。相変わらず寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。空気も乾燥しています。火の元や体調管理に十分ご注意いただきたいと思います。さて、今日1月17日はあの、「阪神淡路大震災」が起こった日であります。今年で19年です。私は成人式を終えたばかりで、大学でも建築学科で学んでいたので、絶対安心、安全とされていた高架道路や鉄筋コンクリート造、鉄骨造が無残にも倒壊しているのを見て、大変ショックを受けた覚えがあります。死者6434人、負傷者43,792人という甚大な被害をもたらしたこの震災。その多くは建物の下敷きになったり、火災が原因でした。当たり前ですが、自然災害をゼロに防ぐことは不可能ですが、災害を予防すること、つまり「減災」は誰もができるはずです。そういう自分自身も日頃の備えができているか?というとできていない部類に入ると思いますが、最近ではホームセンター等でもあらゆる防災グッズが販売されていますし、地域の防災訓練も行われています。そういったものに参加したり、ちょっとした心構えの積み重ねが「減災」につながるのではないかと思います。これからも工務店といった立場からも、少しでも皆様のお役に立てますよう頑張りたいと思います。そういった意味でも、「阪神淡路大震災」は決して風化させてはいけませんね。

既存建物耐震補強研究会イベント情報>>

ひるまこうむてん若獅子日記-119 東京都・建物の耐震改修工法等展示会のお知らせ

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平成26年1月14日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。寒波の襲来で全国的に寒い日が続いておりますが、いかがおすごしでしょうか?さて今回は1月17日(金)〜19日(日)に行われる「建物の耐震改修工法等展示会」のご案内です。(開催時間AM10:00〜PM18:00まで・会場:新宿駅西口広場イベントホール)懸念されている「首都直下型地震」も30年以内に約70%の確率で発生するとのことで、想定される被害状況も見直され、なんと25,000人もの死者が出るのではないかとの予測もあります。自然災害は我々人間の力ではどうにもなりませんが、被害を少なくすることはできます。我々建築の分野において災害に対する備えとしては、やはり「耐震」ということになります。今回の展示会では、東京都が選定した20社以上の実績のある企業の出展や、耐震装置等の実物展示、耐震診断及び改修工事に関する無料相談会等が実施されます。入場無料となっていますので、関心のある方は是非ご来場ください。(当店が入会している「既存建物耐震補強研究会の出展もあります!)

ひるまこうむてん若獅子日記-118 今年もよろしくお願いします。

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府中市消防団出初式の様子

平成26年1月8日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。今更ですが(笑)新しい年を迎えました。どうぞ本年もよろしくお願い致します。私はなんだかんだで6日頃から業務を開始しましたが、7日は府中市消防団の出初式ということもあり、当店では私含めて消防団員が2人いますので、本格的には今日は仕事始めとなります。出初式と言えば、我々消防団員にとっては元旦のようなものであります。市長や団長の訓辞や各団員の表彰、放水の演技等が行われ、私自身も消防団員として気を引き締めたところであります。さて、本業の方も当然ながら気合十分であります。引き続き当日記においても、さまざまな情報を発信するとともに、今年も(有)比留間工務店一同、皆様のお役にたてますよう、精一杯がんばりますので、よろしくお願い致します。(もちろん埼玉西武ライオンズも今年は日本一達成します!)

ひるまこうむてん若獅子日記-117 住まいの便り13号

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平成25年12月23日

 こんにちは。(有)比留間工務店の、休日出勤で少しブルーな齊藤です。もう今年もカウントダウンといったところですが、この度、当店発行の季刊誌「住まいの便り」13号が完成し、すでにOBのお客様に向けて配布させていただいております。今回は、「住まいのお手入れ研究-3」と題して、年末の大掃除のお役に立てるようなテーマとなっております。(前回は窓やドアのお手入れがテーマでしたが、今回は浴室のお手入れがテーマとなっております。)何かと慌ただしい状況の中でも、歳神様を迎えるにあたり、住まいをきれいにしておきたいものです。ぜひお読みいただき、少しでも皆様のお役にたてれば幸いです。もし、OBのお客様以外でこのホームページをご覧いただき、「住まいの便り」をご希望される方は、お気軽に当店までお問い合わせください。

ひるまこうむてん若獅子日記-116 窓リフォームいろいろ

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工事前

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工事後:カバーリング工法による窓改修

平成25年12月19日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。クリスマスも近づき、このところ本当に寒くなりましたね。プロ野球のストーブリーグもひと段落したようですが、我らが埼玉西武ライオンズからはFA宣言した片岡、涌井両選手が移籍、他にも主力の外国人選手が2人移籍とファンとしては本当に寂しく寒いオフになってしまいました。しかしここからが本当の勝負です。これまでも主力選手が抜けた後に、新たなスター選手を生み出してきたライオンズ。来シーズンもしっかりと若手の底上げを行って、日本一を勝ち取ってほしいところです。(寄せ集めの福岡の方の球団と違いますよ〜、ウチは〜。)さて、寒いとはいえ何か対策をとらなくては風を引いたりして体調をくずしたり、光熱費もいつも以上にかかるところです。今回は窓からの寒さ対策を少し紹介します。まず上の写真で紹介しているのは、外壁を壊さずに短期間で窓の取替ができる「カバーリング工法」です。メーカーによって呼び名は異なりますが、「スマートカバー工法」、「カット&カバー工法」なんて名称もあります。要は、既存の窓の障子のみを撤去し、窓枠は残したままでその内側にカバーするように新規に窓を取付ける方法です。窓面積は既存の窓より若干小さくなりますが、外壁の工事も必要なく、工期も数時間で済み、ローコストで高性能な窓にリフォームできます。(窓種も引違い窓→たてすべり出し窓へといった具合に変えられますよ!)もう一つは内窓。これまでも何度か紹介したことがありますが、既存の窓の内側にもう一つ樹脂窓を取付ける方法です。窓が二重になるので開閉の手間は増えますが、ローコストな割に、断熱性、防音性、防犯性が高められ、光熱費の削減にもなります。さらにもう一つはガラス交換。サッシ枠はそのままで、障子のガラスを断熱性の高いガラスに取替えます。おすすめは「真空ガラス・スペーシア」。LOW-Eガラス(3ミリ)、真空層(0.2mm)、フロートガラス(3ミリ)という構造になっていますがガラスの厚みは6.2mmと薄いので、既存の窓枠がそのまま使え、断熱性能も一般ガラスの約4倍です。当然ガラス面の結露も抑えられます。(ただし、アルミのフレーム部分の結露の抑制効果はありません。)断熱性能が高まることで、一枚ガラスと比べて約40%、一般的な複層ガラスと比較しても約20%ものエネルギーを削減できます。当然工期も数時間のスピード施工です。窓リフォームと一言で言っても、それぞれ用途によってリフォームの方法が選択できます。ぜひこの寒い冬に、窓のリフォームを検討されてみてはいかがでしょうか。

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ガラス交換(スペーシア)を行った窓。大げさな工事は一切なし!

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「エコガラスマーク」がはいっています。

ひるまこうむてん若獅子日記-115 上棟式

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暗くなりましたが無事上棟しました。

平成25年12月13日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。もう12月も中盤です。もう今年も半月で終わってしまいますね。ニュース番組等も今年を振り返る映像が増え、楽天が西武を下して優勝するシーンもよく流れますが、そのたびにイラっとしている今日この頃です。(本当にしつこいくらいに浅村選手の三振のシーンが流れています・・・。)さて今回のテーマは上棟式です。12月11日に当店施工新築現場の建て方、上棟式を行いました。そもそも上棟式とは?と思われる方もいらっしゃると思います。簡単に説明しますと、新築の際に行われる神道の祭事であり、棟上げ’(むねあげ)や建前(たてまえ)とも呼ばれ、建物が無事に完成するように、完成した後も無事でありますようにと願って行われているもので、通常柱、梁、棟などの建物の軸組(骨組み)が完成した状態で行われます。住宅の場合、神主を呼ばずに棟梁が中心となって儀式を執り行うのが一般的な形です。施主は儀式終了後に工事の無事と職人へのねぎらいを伝える場として直会という宴の席を設けます。やり方は地方によって異なりますが、お施主様にとっても職人にとっても大事な行事であることは間違いないです。今回の場合は、朝8時半ごろから職人は作業に取り掛かりました。1階の柱、2階の床組で半日、続いて午後から2階の柱、小屋組みと進み、午後5時前に無事に上棟しました。この時期なのでもうあたりは薄暗い状態でした。棟梁が幣束を飾り付け、お供え物を供え、施主、棟梁、鳶の頭が二礼二拍手、建物の四方に米やお酒をまき、上棟の儀の後乾杯をし、一連の上棟式は終了。続いての直会の席でお施主様よりおもてなしを受けました。お施主様にとっても何かと慌ただしい一日であると思います。最近何かとこのようなことが省略される傾向にありますが、当店においてはお客様のご要望にもお答えしつつ、伝統的な部分は大事にしていきたいと思います。

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暗闇の中幣束が立っています。

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お供え物の準備も進み・・・

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工事と建物の無事を祈願します。

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乾杯して儀式は終了・・・

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直会の様子。大変ご馳走になりました。職人一同精一杯頑張ります。

ひるまこうむてん若獅子日記-114 間仕切り壁に出入り口を

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工事前:通常の和室の壁です。

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工事後:ドアを取付出入り可能になりました。

平成25年12月2日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。師走に突入しました。いよいよ今年もカウントダウンですね。大掃除も含めて、今年中に済ましておかなければならないものはしっかりと済ましておきたいところです。さて今回は間仕切り壁に出入り口を設けた工事事例の紹介です。2世帯住宅にお住いの方より、親御さんの介護のために、階段の昇降をせずに行き来ができるようにしたいとのご要望がありました。確かに現状だと、1つの建物でありながら、いちいち階段をおりて別の入口から親御さんのもとへ行かなければなりません。そこでお互いが部屋(和室)同士で向かい合っている2間間口の壁の一部(3尺幅)を開口して、化粧枠+ドアを取付けることにし、工事を進めました。しかし、解体をはじめたところ、今回開口したい部分に筋かいが入っていたた。本来であれば耐力壁である筋かいを撤去することは望ましくないのですが、開口できる壁が限定されていたため、開口したい壁の筋かいを撤去し、その分他の壁の金物補強及び構造用合板の補強をすることで、既存の保有耐力を維持することにしました。(実際には計算上、保有耐力を上回るようにしました。)問題もクリアし、解体した部分に化粧枠と敷居を設け、ドアを吊り込みました。壁は両方の和室の京壁を改修した部分のみ塗替え、工事完了です。工期は耐震補強を含めて約6日間でした。部屋と部屋の間の壁に出入り口が出来たので、何かあった時もすぐに駆けつけられるし、行き来の大変さも軽減できたので、お客様にもお喜びいただきました。非常に有意義な改修工事ができたと思います。(下の写真は工事の進行状況です。)

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壁を解体した様子

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近くで見るとこんな感じです。(どうやってきれいに納めるかは私の頭と腕次第?)

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化粧枠の取付完了(ヒノキの集成材です)

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ドアを吊り込み壁を仕上げて完成!

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移動も楽になりました

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反対の部屋から見た様子(なんとか?きれいに仕上げましたよ)

ひるまこうむてん若獅子日記-113 ライオンズサンクスフェスタ2013

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ズラッと整列したライオンズの選手たち。近くで見ると圧巻です。

平成25年11月26日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。気付けば12月もすぐそこまで迫っていますね。繁華街や遊園地等もクリスマスムードでいっぱいです。11月の終盤といえばプロ野球のどの球団でもファン感謝イベントが行われ、我らが埼玉西武ライオンズでも、11月23日に西武ドームにおいて「ライオンズサンクスフェスタ2013」が行われました。当然我が家も早朝に家を出発して参加してきました。このイベントの良いところは、入場無料で、選手と触れ合える各アトラクションに誰でも参加できるという点です。(相当並びますけどね・・・。)ダブルプレー体験、ブルペン投球体験、お立ち台体験等普段ではできない体験ができます。我が家の子供たちもフィールディング体験に参加して、侍ジャパンの牧田投手、涌井投手、浅村選手と触れ合うことができました。また、イベント以外でも選手が移動する通路において選手とハイタッチができます。さらに今回はイベント終了後に選手全員が入退場ゲートにおいてハイタッチでお見送りしてくれるというサービスもありました。(我が妻も主力選手ほぼ全員とハイタッチできたとか、○○選手と目が合ったとか幾分興奮気味でした・・・。)当日は5万人以上が集まったそうで、すっかり秋の恒例イベントとして定着してきました。今年は残念ながら悔しいシーズンとなりましたが、伊原新監督のもと、来年こそは埼玉西武ライオンズが優勝です。

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牧田投手に見守られて投球する長男(帽子がライオンズのピンバッジで埋まってます・・・。)

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牧田投手からボールを受取ってやる気満々の三男(涌井投手もいます)

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私のイチオシ!今年のパ・リーグ打点王、浅村選手。来季こそ背番号3?

ひるまこうむてん若獅子日記-112 雨戸敷居(戸走り)修理

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傷んだ部分を撤去して新しい材料を取付した様子(ぴったり収めましたよ。)

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傷んだ部分はすべて取り換えました。

平成25年11月19日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。秋も大分深まり、紅葉が見ごろを迎えましたね。休日の行楽地はどこも賑わっているようです。こうやって四季を楽むのも日本独特の風習と言いましょうか、改めて日本人に生まれて良かったと思えますね。さて、今回は雨戸敷居修理の紹介です。築約30〜40年の木造住宅ですと、雨戸の敷居(戸走り)が木製であることが多いと思います。(現在では雨戸一体型やシャッター一体型のアルミサッシになっています。)当然毎日のように開閉する場所なので、敷居がすり減ったり、経年変化で腐食してきたりと色々あります、今回修理させていただいた例は白蟻による被害でした。一見腐食によって少し木が痩せてきたり、減ってきたりという風に見えましたが、いざ腐蝕部位を撤去してみると白蟻が数十匹たかっていてまさに活動中でした。(人間の勝手なんですけど、本当にあいつら憎たらしいですね。人様のもの平気で喰い盛りやがって!ていつも思います・・・。)急いで腐蝕部位の撤去や白蟻消毒を施しそれ以上の白蟻の侵入を防ぎ、他の部分を確認したところ、幸い建物本体の柱や土台は無事でした。(もう少し放置していたら危なかったですね。本当に良かったです。)当然木製の敷居は既製品ではないので、現場で採寸し既存のものと同じ寸法のものを加工し、取付けました。(材種は強度や耐久性を考慮し米マツ、ヒバを使用)やはり建物外部の木部は常に自然環境にさらされている部分であります。定期的なメンテナンスを怠ると建物に致命的なダメージを与えかねません。塗装等のメンテナンスに関してはご自身でも簡単にできる部分もありますが、「ちょっと自分では手の付けようがないなー。」といった部分がありましたら、お気軽にご連絡いただきたいと思います。

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最後は塗装で仕上げて完了です。