ひるまこうむてん若獅子日記-211 住宅用火災警報器の点検を!

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住宅用火災警報器(煙感知型)

平成28年11月9日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。大変ご無沙汰しております。ここ最近休みなしでバタバタしたいたものでこちらがおろそかになってしまい、申し訳ないです。11月に入りすっかり秋も深まり今日は木枯らし1号が観測されました。そして今日は11月9日=119ということで「全国秋の火災要望運動」がスタートします。11月15日までの7日間。私も疲れた体にムチ打って消防団員として頑張ります。皆様も寒くなりましたので、体調管理と火の元には十分ご注意いただきたいと思います。さて今回は119にちなみまして、「住宅用火災警報器」について少しお話させてください。2006年に「住宅用火災警報器(以後住警器)」の設置が義務化されて10年が経ちました。設置されている方の多くは「電池式」を取り付けられていると思いますが、その電池の寿命は10年と言われていますので、当時設置された方はそろそろ取替の時期を迎えています。また、各メーカーによりますと、経年変化を考慮すると電池交換ではなく、「住警器」そのものを取替えることをお勧めしています。私もそれと同じ意見で、煙や熱を察知するセンサーの部分がホコリや経年変化でうまく作動しない恐れもありますし、命を守るものでありますので安全面を考慮すると10年ごとに取替えることをお勧めします。また、10年経過していないという方も、センサー部分にホコリがついていないかどうかの目視確認と、動作の確認だけは定期的に行ってください。(引きひもを引いたり、ボタンを押すだけの簡単な操作です。)ホコリが付着していたりしたら、もちろん掃除をしましょう。当店でも「住警器」設置やご相談を承っておりますので、「住警器」の設置場所や種類等分からないことがございましたらお気軽にご相談ください。

ひるまこうむてん若獅子日記-210 展示会に行ってきました!

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金のトイレが出迎えてくれました。(もちろん参考出展です。)

平成28年9月24日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。秋雨前線や台風の影響で晴れ間が全くと言っていいほどない状況が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。早くも9月後半になり、今年も残すところあと3か月ほどになりました。(プロ野球も私にとっては今シーズン終了です。)さて、今回は先月に行ってきた「ジャパン建材フェア」の簡単なレポートです。毎年春と夏の2回、それぞれ2日間にわたって行われるイベントで、住宅に関する設備や建材のメーカーが一堂に集まる展示即売会です。東京ビックサイトの国際展示場で行われるだけあって規模も大きく、来場者も多いビックイベントです。我々にとっては交渉の場であったり勉強の場であったりするわけです。今回は2日間とも参加し、2日目はお客様を案内させていただきました。お客様にとっても多数のメーカーの商品が一度で観れますし、体感もしていただけるので、今回同行していただいたお客様にも喜んでいただきました。今年は熊本地震もありましたので、耐震に関する建材や金物の展示や、高齢者に優しいユニバーサルデザインを考慮した建材、各種エコ設備、ヴィンテージ風のフローリング等の展示が興味をそそりました。毎度のことですが、今後もお客様のお役にたてるようこういったイベントにも積極的に参加して情報収集や情報発信をしていきたいと思います。もし次の機会に当イベントに来場をご希望される方は当店までお問い合わせいただければチケットの手配をさせていただきます。

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この金物で筋違いや構造用合板と同等の強度を確保できます。

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寒冷地域の断熱仕様です。充填と外断熱併用なんです。次世代にはこれが標準仕様になるでしょう。

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明ける際にスペースをとらない中折れドアです。

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ドアとの比較。こんな感じです。

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ヴィンテージ風のフローリング。最近のトレンドです。

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これもなかなかおしゃれです。もちろんリフォームでも貼れますよ。

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床材ひとつで結構空間のイメージが変わりますね。

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タカラスタンダードさん一押しのシステムキッチン。果たしてその特徴は?

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なんと寸法が1センチ単位でオーダーできます。

ひるまこうむてん若獅子日記-209 屋外手すりの取付

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手すりの取付前

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手すり取付完了の様子

平成28年9月7日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。久しぶりの更新となってしまいましたが、相変わらず厳しい暑さが続いています。暑さ寒さも彼岸までとよく言いますが、もうしばらくの辛抱ですね。そんな暑さが厳しい今日、9月7日は尊敬するスーパースター長渕剛の誕生日です・・・、ではなくて今日完成ほやほやの玄関アプローチ階段の手すりの取付です。玄関ポーチまで3段の階段になっているアプローチで、昇降の安全性向上のために手すりがほしいとのご要望でした。現状のままだとどこもつかまるものがなく、いざという時に危険な状態でありました。手すりにも屋内用と屋外用とそれぞれ種類があり、使う方の用途に合わせた物を選定します。今回は(LIXIL)グリップラインという屋外用の手すりを使用しました。階段やスロープ、平坦な場所等あらゆる場所に取付でき、寸法も現場に合わせて自由にカットできますし、高さも調整できます。部材も豊富にそろっていますので、あらゆる納まりに対応できます。今回も入念に高さや長さを打合せさせていただき、ベストな状態に仕上がりました。1スパンでしたので、工事は3時間ほどで完了しました。屋内、屋外にかかわらず手すりの取り付け工事は当店におきましても年々増えてきております。(介護保険の住宅改修にも適用されます。)もし、手すりの取付を検討されている方がいらっしゃいましたら、お気軽にお声掛けください。

ひるまこうむてん若獅子日記-208 住まいの便り20号

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平成28年7月28日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。ようやく関東甲信地方が今日梅雨明けしたであろうと発表がありました。人間とは勝手なもので水不足の際は雨が降らないだの騒いで、雨が続くと梅雨明けはいつだと騒いで、梅雨が明けたら明けたで暑いのなんだ、この暑さはいつまで続くのか?とか騒ぎ出す。毎年いい加減にしろ!って思ってます。しかし、農作物や経済的なことを考えると暑い時は暑い方がよいのかなと勝手に思ってます。自然相手に人間は無力ですからね。勝手にあーだーこーだ言うよりは自然に優しい生活を心がけるべきですね。さて当店の情報誌「住まいの便り」20号がこの度完成しました!毎年恒例の夏号です。今回は熊本地震に関連した記事になっております。また、8月27日に東京ビックサイトで行われます、ジャパン建材フェアのバスツアーのご招待のご案内チラシも同封しております。バスツアーは人数が限られておりますが、住宅設備、建材メーカーが一堂に集まる一大イベントにご参加いただき、またお帰りの際には東京ドームホテルのビュッフェでお食事を楽しんでいただける内容になっています。もちろん参加費は無料です。これから新築やリフォームをお考えの方にはお勧めのイベントになっております。ぜひ「住まいの便り」20号、ご覧いただきたいと思います。

ひるまこうむてん若獅子日記-207 浴室改修及び耐震補強工事

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工事前の様子

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工事完了後:快適なシステムバスへ

平成28年7月20日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。7月も後半に入り、もうじき梅雨明けでしょうか。雨も少なく暑い日が続いています。暑さで体調も崩しやすい時期ですので、体調管理には気を付けていただきたいと思います。さて、さぼっていたつもりはないんですが久しぶりの更新です。今回は完了したばかりの浴室改修工事です。築40年を超える木造住宅の浴室でしたが、腰高までタイルが貼ってあり、その上は天井も含めて板貼り仕上げになっていて、湿気の影響でカビも多く、ちょっとした穴から蟻も出ているような状態でした。このような状況ですと、柱や土台の構造部の腐食も懸念されます。隣接する洗面脱衣室にも同じような症状が出ていたので、同時に全面リフォームすることになりました。また、耐震補強も同時に行うことにしました。解体してみると、やはり構造部の腐食が確認されたので、まずは腐食した土台の取替や柱の増設等の補強工事を行い、予定していた耐震補強へ。接合部の金物補強、筋違い取付及び構造用合板貼りを行いました。そして水道や電気配線工事、換気扇ダクト配管、断熱工事、壁下地工事、コンクリート打設等を順に行い、システムバスの設置になります。今回窓は樹脂窓に取替え、換気扇も換気乾燥暖房機とし、温熱環境の改善も行いました。もちろん洗面脱衣室の天井、壁、床の断熱工事も行いました。暑い時も寒い時も今までとは比較にならない環境にすることができました。今回採用したシステムバスは(タカラスタンダード)のホーローシステムバス・エメロードです。断熱材ですっぽり覆われた躯体に、内部のパネルはホーローパネルを採用し、土台部分も他社にはないフレーム工法を採用しており耐久性も非常に優れたバスルームです。腐食部の改修や耐震補強も行いましたので、解体からシステムバス設置までの工期は10日間です。住宅自体の強度はもちろん、機能性まで大幅に向上した有意義なリフォーム工事になり、お客様にも大変お喜びいただきました。

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土間まですべて解体します。

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予想通り柱や土台が腐朽していました・・・

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腐朽下部位をしっかり補強!

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柱もしっかり補強します。

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筋違い補強。こういった機会でないと、できない補強工事です。

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工事前:壁も傷んでいましたが・・・

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すっかりきれいな浴室に!

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ちょっと元気ない感じの?洗面脱衣室も・・・

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元気はつらつな快適な空間に!

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浴室内はこんな感じです。リーズナブルな割に高級感がある素敵な浴室です。

ひるまこうむてん若獅子日記-206 集合住宅改修工事 内装編

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昭和の感じが漂うお部屋でしたが・・・

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現代風にリニューアル。耐震のために壁も増設し、温熱環境も改善しました。

平成28年6月27日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。早くも6月終盤になりました。子供たちもあと1か月も経たないいうちに夏休みですね。ということは、1年も半分終わります。いやー、本当に日々思っていることですが、1日1日を大事に過ごしていかなければ1年あっという間に終わってしまいますね。さて前回の「外装編」につづき、今回のテーマは集合住宅改修工事の「内装編」です。スケルトンリフォームということで、耐震や温熱環境の改善はもちろん、使い勝手を考慮して間取りも少し変えました。限られたスペースでありますので、犠牲にする面もありますが、トータルで考えてこれがベストだというリフォームになりました。6世帯ありましたので、それなりに手間がかかり工事期間もそれなりにかかってしまいましたが、一生懸命全力で工事させていただきました。少しではありますが、ぜひその成果をご覧いただきたいと思います。

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少し古びた感じのキッチンでしたが・・・

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生まれ変わりました。玄関収納も充実しています。

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押入も・・・

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クローゼットへ

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お部屋の感じも・・・

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明るく、現代風にぬくもりのある空間になりました。

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浴室は・・・

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少し狭くなりましたが、位置を変えてシステムバスになりました。

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間取りを変えた分、今までなかった洗面脱衣室ができました!

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トイレも和式から・・・

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節水型の洋式トイレになりました。

ひるまこうむてん若獅子日記-205 集合住宅改修工事 外装編

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工事着工当初の外観が・・・

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こんな感じに生まれ変わりました!

平成28年6月16日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。梅雨真っ盛りですね。たしかにジメジメ感はいやね感じですが夕方は涼しげですし、くもり空の中見事に咲いているアジサイ。やはりアジサイにはくもり空や雨が似合います。私はどちらかというと真夏のうだるような暑さよりも、梅雨の情緒を味わえる方が好きな気がします。さてこの日記でも数回にわたり紹介しました木造の集合住宅改修工事がこの度完成しました。耐震補強もかねたスケルトンリフォームでありましたので、内外装はもちろん設備工事もすべて一新しました。でもリフォームなので、使用できる部分は生かして工事をしました。耐震補強により、建物の強度の向上はもちろん、腐朽していた構造躯体もしっかり修繕し、窓や断熱材の施工もしっかり行いましたので温熱環境も大幅に向上しました。スケルトンリフォームの特徴を最大限に生かした有意義な工事となりました。今回は外観編ということで、建物の外観の工事前と工事後を比較してみてください。次回は内装編になります。お楽しみに!

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1階通路部分工事前

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工事完了後

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1階外観工事前

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工事完了後

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1階南側外観工事前

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工事完了後

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2階通路工事前

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工事完了後

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バルコニーも現代風にリニューアルしました。

ひるまこうむてん若獅子日記-204 屋根修理

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修理前:瓦の下地板(野地板)の変色している部分が腐朽しています。

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完了後:腐食している野地板を取替、再塗装しました。

平成28年6月8日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。いよいよ梅雨入りしました。といっても現在首都圏の利根川水系のダムの貯水率が50%を切っている状態であり、水不足が心配されています。5月の降水量が例年より少なかったことが原因だといわれています。確かにうっとうしく、我々建築現場にとってもやっかいな季節ではありますが、やはり降るときに降らないと日常生活に支障がでてきますし、自然環境や農作物にも影響があります。という意味では梅雨らしい梅雨になってほしいと思います。さて今回はそんな本格的な梅雨入り前にギリギリセーフで完了した屋根修理事例の紹介です。(ちょっと写真多めです。)近所のお客様より屋根の軒裏が傷んでいるとの連絡を受け確認したところ、けらば(屋根の端を意味します。)付近の瓦が数枚割れていて、そこから水が差していたようです。けらばだったので建物内の雨漏りはなく、外部の腐朽だけで済んだのが不幸中の幸いというところです。修理としては足場を設置し、腐朽部周辺の瓦を一時撤去し、腐朽している木部を取替えます。今回は屋根垂木も一部傷んでいたので、野地板とともに取替えました。また、瓦の下葺(ルーフィング)も部分取替します。そして瓦を復旧し、木部の塗装を行って完成です。工期は4日間、順調に進みました。やはりコロニアルやトタン屋根と比較して傷みにくい瓦屋根だとしても、棟瓦の積み替えは20〜30年に一度は必要ですし、地震の揺れで瓦がずれてしまったり、割れているということもあります。丈夫で長持ちの瓦ではありますが、定期的な点検や修理は欠かせません。もしご心配な方がいらっしゃいましたら、当店でも点検を承っておりますので、お気軽にご相談ください。

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腐朽部位を撤去します。

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腐朽していた木部を取替えます。

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木部の取替、別角度から。

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下葺もしっかり取替ます。

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瓦の復旧完了。

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塗装して完了です!

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別角度から。きれいに仕上がりました。

ひるまこうむてん若獅子日記-203 集合住宅改修工事間もなく完成

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外観の様子。もうすぐ完成です。

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バルコニーも最新型です。

平成28年5月24日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。5月も後半になり、昨日と今日は真夏並みの暑さになりました。まだ体が暑さに慣れていないので、熱中症には警戒が必要です。また、この時期の紫外線は真夏よりも強いといわれていますので、スキンケアにも十分気を付けたいですね。さて、現在工事させていただいております、集合住宅の改修工事も当初の予定より遅れてしまいましたが、間もなく完成します。スケルトンリフォームになりますので、内外装すべて一新し、耐震補強や腐朽部位の補強もしっかり行いました。設備や窓の性能も向上させましたので、リフォームというよりはリノベーションと表現した方が正解かもしれません。私も先週まで大工工事が遅れ気味だったので、急きょ大工として現場で夜遅くまで作業していました。その影響で今週は腰痛との戦いですが・・・。オーナー様や近隣の皆様ののご理解もあり、何とかここまで来ました。完成しましたら、内装の様子もこの日記でご覧いただきたいと思います。また、現在当店は皆様のお陰様をもちまして工事が混み合っており、なおかつ少数で動いておりますので工事をご依頼いただいた場合少しお時間をいただく場合があります。内容によってはすぐに対応させていただきますが、何卒皆様のご理解をいただけますようお願い申し上げます。

ひるまこうむてん若獅子日記-202 洗面化粧台リフォーム

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工事前の様子:40年以上ご使用になられたものです。

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工事完了後:きれいに納まりました。(自分で言うのもなんですが・・・。)

平成28年5月2日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。5月に入り、連休真っ最中という方も多いのではないでしょうか。当店の庭にも先日鯉のぼりをあげました。暑さもありますが、カラッとしていてとても過ごしやすい陽気ですし、休みがとれれば植物公園にでも行ってみたいような季節です。さて、今回は古くなった手洗い器から洗面化粧台へとリフォームした事例の紹介です。もう40年以上お使いになられた手洗い器をどうにかしたいとのご要望でした。配管の状態を確認したところ、壁内部配管を直さなくても洗面化粧台が設置できそうでした。よって、既存のタイルは無理に解体せずそのまま利用し、排水管の位置を少しずらす程度で済みました。ミラーキャビネットも当然取替えましたが、取付部分が厚さ4ミリ程度の化粧合板貼りでしたので、集成材を貼って補強した後にミラーキャビネットを取り付けました。工期は半日で済み、経済的に進められました。状況にもよりますが、一見難しそうなリフォームであっても以外に簡単にできる場合があります。住宅というのはどうしてもメンテナンスが必要不可欠です。特に水回りの設備には注意が必要ですので、致命的なダメージが来る前に、定期的なメンテナンスやリフォームをお勧めいたします。

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ミラーキャビネットの取付面:しっかり補強した後に取り付けます。

ひるまこうむてん若獅子日記-201 自然災害のおそろしさ

平成28年4月19日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。先週14日の夜、子供たちと夕食の時間、ゴー!という音とともに瞬間的な揺れを感じ、テレビをつけたら熊本で最大震度7という地震が起きたことが分かった。私が瞬間的に思ったのは建物の倒壊はないか?逃げ遅れた人はいないか?火災の発生はないか?この2つが頭の中を駆け巡り、ただただ心配な夜でした。翌朝以降次々に被害状況が報道されるようになり、追い打ちをかけるように14日の地震の本震とされるマグニチュード7.3という地震が16日に起こり、さらに被害が拡大してしまいました。報道や、耐震研究会のSNSの情報によると、倒壊した建物の多くはやはり古い木造住宅が多く、瓦屋根で1階がつぶされている状態が多いように思えました。また、シロアリによる被害も多く認められました。木造以外でも、旧耐震基準で建てられたであろう鉄骨造や鉄筋コンクリート製の建物も倒壊や半壊しているものもありました。今回は余震の数がおおく、「阪神淡路大震災」の数を上回っています。たとえ、1回の大きな地震に耐えられてとしても、あれだけの余震に見舞われていては、ひとたまりもありません。建築基準法では、震度6強〜7の地震に対して倒壊、崩壊せず、震度5強程度の地震に対して損傷しないということを定めています。建築基準法=耐震等級1です。また、耐震補強で評点1.0以上の建物は建築基準法、つまり耐震等級1相当の建物と考えています。しかし、耐震補強した建物の実物大実験(震度7相当)においても1回目の地震で耐えられたとしても、2回目、3回目となるとやはり倒壊してしまいます。旧耐震基準の建物は耐震補強は不可欠だと思います。ただ、改めて申し上げますが100%それで安心という考えより、あくまで、耐震診断、耐震補強は命を守るためのものだと考えていただいた方がよいと思います。地震やその建物の条件により私の意見は当てはまらない場合もありますが、とりあえずは建物の安全が分かるまでは避難優先、身の安全を第一に考えていただきたいと思います。また、最近の新築住宅ではよく耐震等級2とか耐震等級3とかうたっておりますが、それは品確法の基準であります。耐震等級2は建築基準法でうたっている地震力の1.25倍に耐えられる建物であること、耐震等級3は1.5倍の地震力に耐えられる建物であるとしています。また、現行の新耐震基準(昭和56年5月)以降も壁量計算の考えや接合部の金物仕様の規定等改正されています。過去の地震の経験を踏まえて、建物の基準も改正を繰り返しているのです。非常に微力でありますが、私自身も工務店、あるいは消防団員という立場でできる範囲内で地域の方々へ貢献していかなくてはならないと思った次第です。今回の地震でも多くの犠牲者や被害にあわれた方々がいらっしゃいます。犠牲に合われた方々にお悔やみを申し上げるとともに、被害にあわれた方々へお見舞いを申し上げます。

ひるまこうむてん若獅子日記-200 ホーロー内装材「エマウォール」

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新商品「エマウォール・インテリアタイプ」

平成28年4月13日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。4月ももう中盤になり、桜から今度は花水木やツツジの時期になろうかという頃ですね。皆様のお陰様をもちましてこの日記も今回で200回目となりました。毎回つたない文章ではありますが、お付き合いいただきましてありがとうございます。これからも埼玉西武ライオンズを応援しつつ、皆様へお役にたてるような情報発信を心がけていきたいと思います。(昨日の憎きホークス戦の敗戦の怒りと悔しさを押し殺しつつ?書いております。)さて、気持ちを切り替えて?先日「ジャパン建材フェア」にて気になった建材を紹介させていただくと申し上げましたが、その1つ目を紹介させてください。まだリリースされて間もない(タカラスタンダード)の新建材、「エマウォール・インテリアタイプ」です。「タカラ」といえばホーローですね。ホーローをパネル等に使用したシステムバスやシステムキッチンはもちろん、キッチンやトイレ、洗面所に使用するホーローパネルもラインナップされています。そのホーローパネルが、デザインデイをさらに向上させてリビングにも使用できるようにしたのが、「エマウォール・インテリアタイプ」です。上の写真の通り、リビングや寝室、子供室にも使用できるような豊富なデザインをラインナップしており、ホーローの特徴である傷や汚れ、火にも強いという特徴はもちろん、マグネットも付きますので機能性にも富んでいます。デッキブラシでこすっても傷はつきません。掃除も拭くだけでラクラク。ある意味最強のインテリア建材と言えるでしょう。(80年代〜90年代前半の西武ライオンズと一緒です。)お部屋のちょっとしたアクセントでワンポイントで使用しても良いと思います。ご興味を持たれた方はぜひお近くのショールームにてご見学してみてください。また、当店にもお気軽にご相談ください。

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マグネットでつけられるこんなオプション部材もあります!

ひるまこうむてん若獅子日記-199 タカラスタンダード三鷹ショールームフェア

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平成28年4月8日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。4月に入り、昨日は入学式が多かったです。いよいよ春本番といった感じでしょうか。さて今回は久しぶりにイベントの紹介をさせていただきます。ホーローシステムバスや水回り商品でおなじみのタカラスタンダードが、4/8(金)、4/9(土)に三鷹ショールームイベントを開催いたします。(時間はAM10:00〜PM17:00です。)オープンから3周年を迎える三鷹ショールームにおきまして、ガスコンロやIHクッキングヒーターの実演会や新商品の展示の他、ご来場の方全員に記念品のプレゼント、または見積、ご成約特典等様々な企画を用意しておりますので、お近くの方は是非ご来場ください。

住所:三鷹市大沢2-7-2 TEL:0422-33-0300

ひるまこうむてん若獅子日記-198 住まいの便り19号

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平成28年3月30日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。昨日辺りから暖かさが増し、桜の開花もほんかくてきになりました。満開までもうじきですね。さて、前回も少し触れましたが、「住まいの便り」最新19号が仕上がりました。今回は「住まいのお手入れ研究-5」と題しまして、水道や電気、ガスの設備のメンテナンスに関しての特集です。住宅にとってスケルトン(構造躯体)も大事ですが、インフィル(設備)も生活に直結する非常に大事な部分ですので、今お住まいのお家を大事にお使いいただくためにも、ぜひ参考にしていただけたらと思います。発送準備でき次第、随時OBのお客様のお手元にお届けいたします。よろしくお願いいたします。(OBのお客様以外でも、発送をご希望される方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。)

ひるまこうむてん若獅子日記-197 古くなった浴室水栓の取替工事

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吐水口と蛇口が別々のタイプの水栓が水漏れを起こしてしまっていました・・・

平成28年3月29日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。寒暖の差が激しい今日この頃ですが、皆様いかがおすごしでしょうか。大変寒い先週末でしたが、埼玉西武ライオンズが開幕3連戦2勝1敗の勝ち越しという大変すばらしい週末でもありました。桜も今週末が見ごろだそうです。外を歩いていてもウグイスの鳴き声も聞こえてきますし、お花見かねてバードウォッチングなんてのもいいかもしれません。さて今回は浴室水栓取替工事の紹介です。水栓(蛇口)も10年以上経過すると水漏れ等の症状が出てきて、パッキン交換等のメンテナンスが必要になります。各メーカーは10年程度はあらゆる部品を製造、保管してありますが、それ以上たつと部品の確保しなくなりますので修理が不可能になります。修理が不可能になると水栓自体を新しいものへ取替えるようになります。(水栓の状態によっては修理と取替とさほど金額の差がなくなりますので、そうした場合は修理より取替した方がよいでしょう。)今回の場合は、水栓取付から40年近く経過しているのと、蛇口と吐水口が別々のタイプの水栓でしたので、ただ水栓を取替えるだけでなく、給水給湯配管改修も必要になりました。配管の改修というとけっこう大事のような感じもしますが、工事を最低限に進めればそんなに大事にはなりません。工程としては、関連する最低限な部分の壁タイルを撤去→新しい水栓に沿った配管改修→壁タイル復旧(既存タイルと類似品を使用)→新規水栓取付で完了です。工期は3日間です。しっかり養生して工事しますので浴室もほとんど汚しません。もし、同様のケースでお困りの方がいらっしゃいましたらぜひお気軽にご相談ください。

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工事前

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壁タイル撤去後:腐朽部位がないか確認しながら作業します。

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配管改修、壁下地防蟻消毒後

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完了後:壁タイルも違和感なく納まりました。水栓も節水型です。

ひるまこうむてん若獅子日記-196 ジャパン建材フェア

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ジャパン建材フェア会場の様子

平成27年3月26日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。3月も終盤になりましたが、この頃は寒いですね。皆様におかれましては風邪等ひかぬようご自愛いただきたいと思います。さて、先日「ジャパン建材フェア」に行ってきました。住宅設備、建材等各メーカーが一堂に揃う大きなイベントであります。年に2回行われるものであり、各メーカーの新商品の展示や特価品の販売等が行われており、我々にとっても勉強の場であり、できるだけ良いものを安く仕入れる、仕入れの場でもあります。この場でしかなかなかお目にかかれないような商品や、これからの時代背景に合わせた商品展開等今回も大きな収穫の場でありました。また、次回以降私が気になった商品を紹介していきますので、ぜひご覧いただきたいと思います。また、「住まいの便り」最新19号を只今作成中であります。準備が整い次第OBのお客様の元へお届けいたします。こちらもよろしくお願いします。

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玄関ドアカバーリング工法模型の展示

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こちらはTOTO世界最高峰の便器の展示

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浴室床の簡単リフォーム商材の展示(古くなったタイルの上に樹脂シートを張るだけのものです)

ひるまこうむてん若獅子日記-195 LIXILもがんばってます

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Good Livingフォーラム2016の様子

平成28年3月3日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。今日は3月3日「ひな祭り」ですね。ようやく春らしい暖かな感じになってきました。場所によっては梅の花も満開です。花粉症と風が強いのを除けば春は何かと前向きになれるいいシーズンだと思っています。当店ももっともっと前向きになって頑張りたいと思います。さて、先日東京ビックサイトにて行われた「LIXIL Good Livingフォーラム2016」に行ってきました。新商品の展示やプレゼン、LIXILのこれからの取り組みや有名建築家による講演会等非常に充実した内容でした。ちょっと慌ただしかったので、行こうかどうか迷ったんですが、自分自身へのテコ入れにもなって無理して行ってよかったです。中でもびっくりポンだったのが、この4月に発売予定の新商品、高性能樹脂窓「LEGARIS レガリス」です。今までの窓の性能を大きく上回る、熱貫流率0.55W/(㎡・K)の性能を誇ります。(これはほぼ壁と同じ性能。冬の寒さや夏の暑さ対策の一番は窓の断熱化です。)ガラスも驚きの5層ガラスを採用しています。正直通常の窓と比べると価格もびっくりするんですが、ここぞというワンポイントで使用するにはいい窓だと思います。以前にも当日記でYKKAPの「APW430」という樹脂窓を紹介いたしましたが、国内のメーカーがこのように競い合って、日本の窓のレベルが上がっていくのは非常にいいことだと思います。(値段も、もっと安くなってくれると言うことないんですが・・・。)他にも内倒しと、内開きの2アクションの樹脂窓の展示もあったり非常に有意義な時間を過ごせました。もし興味を持たれた方はLIXILのショールームへお越しいただくか、当店までお問い合わせください。

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5層ガラスです

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0.55は国内ではトップの数値です。

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2アクション樹脂窓(内倒しの状態)

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2アクション樹脂窓(内開きの状態)

ひるまこうむてん若獅子日記-194 外装改修工事(屋根編)

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屋根改修工事前:コロニアル葺きです。塗装が色あせてきた感じです。

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工事完了後:上からかぶせるだけできれいに葺き替えが出来ます!

平成28年2月13日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。2月に入り早くも中旬を迎え、そろそろスギ花粉の飛散が始まりつつありますね。ただそれを乗り越えれば過し易く、植物も楽しめる季節がやってきます。それまでの辛抱ですね。さて、今回は先日完了した外装改修工事で、屋根編と題しまして屋根材の葺き替えを紹介します。一般的に屋根のメンテナンス、あるいは改修工事の方法としては塗替え、葺き替えがあります。(瓦は基本塗替えは出来ません。)塗替えの場合はコストは安いですが、約10年ごとのメンテナンスが必要になります。一方葺き替えは瓦からコロニアル、あるいは金属屋根材といった違った素材に葺き替えることもできますし、しっかりとしたメンテナンスができますが、やはりコストがかかります。そこで今回はコロニアル葺きの現場でしたが、極力長持ちさせたいとのご要望でしたので、ガルバリウム鋼鈑という素材を使用した、カバーリング工法を採用しました。既存のコロニアルはそのままの状態で、上から屋根材を被せるという工法です。屋根材自体の単価はコロニアルに比べて高価ですが、処分費や下地工事が不要なので、その分コストダウンになりますし、20年はほぼノーメンテナンスで行けます。今回は「カレッセ」という商品を採用しましたが先にも述べたとおり、ガルバリウムは非常に耐候性に優れた素材ですので、一般の金属に比べ錆にも強く、色あせもしにくく、また素材自体が軽量なので上から被せても、重さの心配はほぼありません。屋根形状にもよりますが、100㎡の面積で工期は2〜4日で完了します。もし、関心を持たれた方はお気軽にご相談ください。

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工事中:このように下(軒先から)順に葺きあげていきます。

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工事中:釘で1枚、1枚しっかりと固定していきます。

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工事中:片方は大分葺き終えてきました。

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ケラバ(屋根の側面)もこのようにきれいに仕上がります。

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工事完了後

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工事完了後

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工事完了後:きれいに納まりました!

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工事完了後:北側もこれならコケも発生しません。

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こんな感じで現場に搬入されます。

ひるまこうむてん若獅子日記-193 介護保険住宅改修・手すりの取付

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工事前の様子

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工事完了後:木製ベース板取付+手すりの取付

平成28年2月2日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。早いもので2月に入り、今年も残すところ?11ヵ月になりました。ただ連日寒さと乾燥が続き、インフルエンザも流行っていますし、火災も多いです。私も毎週のように火災現場へ出動しています。気を引き締めて、感染予防と火の用心を心掛けていきましょう。さて、今回は介護保険制度を利用した手すり取付工事の紹介です。介護保険制度とは平成12年4月にスタートした割と新しい制度です。各市区町村が運営しており、40才以上になると被保険者として加入し、65材以上で、市区町村が実地する要介護認定において、介護が必要と判断されて場合にサービスを受けられます。訪問介護、デイケアサービス、養護ホームへの滞在等様々なサービスが存在しますが、その中の一つに住宅改修があります。主に手すりの取付や段差解消といった内容が主になりますが、当店におきましても年間2〜3件程の府中市内の介護保険住宅改修を行っております。流れとしては被保険者様とケアマネージャーと工務店と3者でどういった工事内容にするかを打合せ→工務店が打合せ内容に沿った工事図面と見積書を作成→ケアマネ―ジャーが理由書を作成→申請書、理由書、工事図面、見積書を市役所に提出→決定通知書が届き次第工事開始→工事完了後完了報告(写真提出等)といった感じです。上限金額も決まっており、府中市の場合ですと20万円。自己負担は条件によって異なりますが、1〜2割負担です。手続き自体は工務店やケアマネージャー側で行う事がほとんどですので、利用者様の手続き上の負担はありません。今回の場合は長年お付き合いのあるお客様からのご依頼であったため、打合せも手続きもスムーズに進み、申請から工事完了まで2週間ほどでした。工事内容は階段、廊下、トイレの手すりの取付でしたが、壁仕上げが化粧合板(6㎜厚)で強度が確保できないため、手すりの取付前に木製ベース板で壁を補強した後に手すりを取付けました。もちろん高さや位置も取付前に入念に打合せを行います。工期は1日でした。工事費も上限金額に達していないので、残った分は今後介護保険住宅改修が新たに必要となった際に使えます。過去には浴室や廊下の段差解消等も行った例もあります。もしお困りの事がございましたら、お気軽にご相談ください。

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工事前:階段別角度から

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工事完了後:なるべく手すりはコーナー部分もつなげて取付けた方が使いやすいです。

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工事前

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工事完了後

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工事前:トイレです。

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工事完了後:あるはずの下地がなかったので、ベース板を使って取付けました。

ひるまこうむてん若獅子日記-192 スケルトンリフォーム-2

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改修前:土台や柱の腐食が・・・

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改修後:しっかりと新しい土台と柱に入れ替えました!

平成28年1月21日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。ここ最近寒いですね!1/18には雪も降り、通勤ラッシュ時に大変な混乱を招きました。我々は通勤ラッシュこそないものの、やはり現場での対応に追われます。私も先日の悪天候の中命がけで屋根の上や足場の上での雪下ろし作業に追われました。(寒さと高所作業の恐怖で死ぬかと思いましたが生きててよかったです。)また、消防団員としても大雪の場合は、警戒区域の全ての消火栓の雪かきも行います。サラリーマンも我々もどちらも大変ですね。さて、今回も現在行っているスケルトンリフォームの紹介です。スケルトンリフォームとは構造躯体をむき出しにしますので、もし構造躯体に不具合が生じていれば当然修理や補強工事を行います。また、同時に耐震補強工事で耐力壁の増設や既存の壁の補強を行います。通常のリフォーム工事と比較して、工期やコストはかかりますが、その分新築同然の状態までもっていけますし、充実した内容の工事を行う事が出来ます。今回の工事の場合も、浴室とトイレの土台や柱の腐食が目立ちましたので、新しい土台や柱に入替、金物補強をしっかり行いました。このように構造躯体の補強を進め、同時に水道や電気、ガスといったインフィル(設備)の工事も進めて行くことになります。もちろん今の時代断熱化も欠かせません。窓も、断熱材も全て高性能なものへと取替えていきます。次回もお楽しみに。

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改修前:こちらも腐食が目立ちます。

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改修後:こちらもしっかり修繕します!また、左側では基礎も新設しています。