ひるまこうむてん若獅子日記-172 住まいの便り17号

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平成27年5月9日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。いかにも初夏といった過し易い陽気が続いてますね。オオムラサキツツジや鮮やかな新緑が街並みをにぎやかし、車を運転しているだけでも少し癒されます。さてこの度「住まいの便り17号」が完成しました。今回は「省エネ住宅ポイント制度」について解説しています。リフォームを行うのであれば絶対に知っておきたい情報、かしこいポイント申請等について書いてみましたので、是非ご覧いただきたいと思います。OBのお客様中心に配布しておりますが、もしご希望の方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください。

ひるまこうむてん若獅子日記-171 さくらんぼ

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たくさん実ったさくらんぼ♪

平成27年5月2日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。連休に突入ですね。そこそこ天気もよさそうなので、さぞかし行楽地も賑わうことでしょう。さて上の写真は見事に実りだしたさくらんぼの木です。一見さくらんぼ農家に見えてしまうかもしれませんが、実は比留間家の玄関の横にあるさくらんぼの木です。ここ数年ぜんぜん実がならなかったのですが、今年は大量に実り、もう少しで食べごろを迎えようとしています。ところがどっこいそれを狙った鳥たちが実が青いうちから食べてしまっています。木の下にも食べ散らかした種がたくさん落ちていました。そこで急きょ義理の母や妹が防護ネットでさくらんぼの木をガードしていました。そういえば庭になっている夏ミカンの木も今年は結構実がなっていて、少しすっぱかったですがおいしくいただきました。連休中にどこも観光に行かなくても、このように庭で季節を感じられるのはある意味最高の幸せかもしれませんね。

ひるまこうむてん若獅子日記-170 鯉のぼり

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平成27年4月23日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。雨が多かった4月も後半に入り、ようやく過し易い陽気になってきました。もう初夏といった感じですね。5月の端午の節句を前に、当店の庭にも鯉のぼりをたてました。鯉のぼりは江戸時代ごろから武家で始まった風習とされ、端午の節句に男児の成長を願って鯉のぼりを建てたのが始まりと言われています。最近では庭にスペースがない理由で街でもあまり見かけなくなりました。ただ、ベランダやバルコニーのスペースを利用して鯉のぼりを飾っているのを見かけます。やはりそういった新緑と共に泳ぐ鯉のぼりを見ると季節を感じ、なんとなく元気が出てくるような気がします。これから5月の上旬まで天気のいい日は鯉のぼりを揚げていますので、ぜひお近くの方は散歩がてら見に来ていただきたいと思います。(実は今の鯉のぼりは2代目であります。長男の初節句の時から11年間泳いでいた鯉のぼりは強風の中一生懸命泳いでいたんですが、ダメージが蓄積され、2年前に引退しました・・・。2代目は初代より少し小型ですが、毎日元気に泳いでおります。がんばれ2代目!)

ひるまこうむてん若獅子日記-169 バルコニー修理

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修理前:錆が進行し強度不足な状態

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修理後:腐食部位を撤去し、部分的に新しい鋼材に入れ替えました。

平成27年4月16日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。4月に入り雨が多く気温の低い日が多かったですが、ようやくここにきて暖かくなりました。さて今回はバルコニー修理事例の紹介です。以前に木製バルコニー修理の紹介をいたしましたが、今回は鉄骨製です。最近ではアルミ製のバルコニーが主流ですが、昭和40年〜50年代頃の住宅には鉄骨が多く使われてきました。鉄ですのでメンテナンスを怠ると当然錆びます。錆が進行するとバルコニーの構造自体に影響を及ぼしますので、非常に危険な状態になります。傷んでいる手すりに寄り掛かったり、床の上に乗ってしまったりすると・・・、高所恐怖症の私には想像するだけでも足が震えます。とうことで、鉄骨製のバルコニーは定期的な塗装のメンテナンスが必要ですが、もしすでに錆が進行しているような場所があれば、そこに塗装をしても何の意味もありません。そういった場合はどうするか?全部取替えなくてはダメ?いやそんなことはありません。鉄骨の腐食部分のみを撤去し、溶接やボルト接合によって新しい鉄骨材に入れ替えることが出来ます。場所によっては大規模になる可能性もありますが、柱や桁といった主要構造部や手すりといったあらゆる部分に対応できます。また、バルコニーだけでなく、門扉やガレージの引戸等も同様に修理が出来ます。上の写真は桁部分を修理させていただいた例で、下は柱の根本の腐食を修理させていただいた例です。塗装(修理ヵ所のみ)も含めて2ヵ所で1日で修理が完了しましたので、全取替するよりは大分安く済みました。もしバルコニー等の事でお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

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修理前:足元が完全に錆びてしまっていました。

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修理後:根元付近から溶接で継直しました。

ひるまこうむてん若獅子日記-168 窓リフォームいろいろ

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既存の窓枠を残したカバーリングによるリフォームの展示

平成27年4月11日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。季節の変わり目の影響か、寒の戻りでこのところ寒い日が続いております。体調管理にはくれぐれも気を付けていただきたいと思います。さて今年に入り、「省エネ住宅ポイント制度」がスタートしました。当店におきましても、窓改修等の対象工事を数件行わせていただいております。先日行った窓改修は内窓取付と外窓交換でしたが、外窓交換は壁を壊さないで済む「カバーリング工法」によるものでした。上の写真はカバーリング工法の一例を模型で示したものであります。外側の枠のみをのこして、その上から新しい窓枠(サッシ)を取付けるので、サイズは一回り小さくなりますが、外装や内装を壊さずに済み、工期もコストも抑えられ、見た目も違和感なく納まります。サッシ自体の性能も新しい窓を取付けた場合と同じ性能になりますので、断熱性能もぐんと向上します。又、内窓に関しましては、既存の窓の内側にもう一つ窓を取付ける方法であります。寸法は現場に合わせてオーダーメードで作成しますので、ぴったり納まります。樹脂窓ということもあり断熱性はもちろん、ダブルロックになるので防犯性も向上。それともう一つ、防音性能も各段に向上します。工事も1カ所あたり約30分〜1時間で完了しますし、コストも安いです。このように、けっこう簡単にできてしまうのが、最近の窓リフォームの特徴であり、かつ今年に至っては「省エネ住宅ポイント」というチャンスがありますので、寒さ対策はもちろん。これから迎える夏の暑さ対策に向けて、窓のリフォームを検討されてみてはいかがでしょうか。(1カ所でも窓リフォームを行えば、同時に行った手すりの取付や段差解消等のバリアフリー改修や、節水型トイレや高効率給湯器等のエコ設備改修にもそれぞれポイントが付きます。)

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内窓取付の施工例

ひるまこうむてん若獅子日記-167 屋根のメンテナンス

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塗装前:塗装後10年を超えると塗装面も劣化していきます。

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塗装後:色は以前とは変えましたが、ピッカピッカに仕上がりました。耐久性も向上します。

平成27年4月4日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。何かと慌ただしくしており約1か月ぶりの更新となってしまいました。(すみません・・・)桜も満開でプロ野球も開幕し、我らが埼玉西武ライオンズも開幕から5勝1敗と好調です。今年こそ優勝候補と言われている鷹や牛を名乗る球団に打ち勝ち、日本一を掴み取ってもらいたいです。さて今回はつい先日完了したばかりの屋根のメンテナンス(塗装)について紹介していきます。この度築20年を超える木造住宅のコロニアル葺きの屋根の塗装を施工させていただきました。塗替えは過去にやられていたようですが、10年以上経過し塗装面も大分色あせていた状態でした。屋根のメンテナンス方法としては、塗替え、葺き替え、カバーリングが多く行われている方法で、費用的には塗替えが一番安いです。しかし、既存の屋根材の劣化が進んでしまっていると塗替えをしても意味がありませんので、その場合は葺き替えか、カバーリング(既存の屋根材の上に直接金属製の屋根材をかぶせる工法)になります。今回の場合は屋根材がまだしっかりしていましたので、塗替えを行いました。屋根の塗替えの場合は当然のことながら、耐候性、耐久性、防カビ性、防藻性の優れた屋根専用の塗料を使用します。施工性や性能もよく、ご予算に応じて種類も選択できます。工程は足場の設置、洗浄、ケレン、下塗り、仕上げ塗り、足場解体という順番で進み、工期は規模にもよりますが4〜5日で完了します。足場も設置しますので普段ではなかなか点検しづらい場所等も点検することができ、必要に応じて補修も行います。外壁の塗装と同時に行う方が足場の設置等の事を考慮すると良いのかもしれませんが、費用の事もありますので屋根のみの塗装をご希望される方もいらっしゃいます。これから梅雨や台風シーズンを迎えます。ちょっと心配だな、という方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

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アンテナ支線のアンカー部分:穴やクラックを発見。放置しておくと大変なことに・・・

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塗装と同時にシーリング処理を敢行!足場があるのでこういった部分のメンテナンスもしっかり行えます。

ひるまこうむてん若獅子日記-166 住宅用火災警報器

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市販の住宅用火災警報器(パナソニック製・けむり当番)

平成27年3月2日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。3月に入りました。3月と言えば卒業シーズンですが、もう一つ忘れてはいけないのは、毎年3月1日〜7日に行われる「春の火災予防運動」です。まだまだ寒さや空気の乾燥という点でも油断できない時期ですし、地元の府中市でも今年に入り火災件数が昨年と比較しても増加しています。私はいつも消防団活動の広報の際に、「夜10時は消防の時間と決め、お休み前にもう一度火の元の点検をいたしましょう。」と呼びかけておりますが、ぜひ皆様にもそれを実践していただきたいと思います。さて今回は火災予防にちなみまして、「住宅用火災警報器」についてちょこっとお話しさせていただきます。「住宅用火災警報器(以下、住警器)」は煙に対して反応する煙感知型と、熱に関して反応する熱感知型の2種類があり、さらにAC100直結式と電池式とに分かれます。多く一般に出回っているのは電池式だと思います。2006年6月の消防法の改正で新築住宅において設置が義務化され、2008〜2011年の間にすべての既存住宅においても設置が義務化されました。新築に至っては義務化から9年経過し、既存住宅においても東京都に関しては義務化から約5年経過しました。先に述べた電池式の場合、電池寿命が約10年と言われているので、2006年あたりに設置された方は電池寿命のチェックが必要です。電池切れやほこりまみれになった火災警報器は正常に作動せず、火災でもないのに誤作動でなってしまうこともありますし、いざという時に作動しない恐れもあります。せっかくつけた住警器も作動しなければ何の意味もありません。定期的にボタンを押して正常かどうかのチェックはもちろん、適度な清掃も心掛けていただきたいと思います。また、もしかしたらまだ設置されてない方もいらっしゃるかもしれません。消防法では、台所と階段に設置が義務付けられており、東京都の条例ではそれに加え居室(リビング、寝室等)にも取付けることになっています。取付は電池式の場合は下地のある場所であれば簡単に取り付けられます。(取付場所には一定のルールがありますので注意が必要です。)また「自分では取付けられない」とか、どこに付けたらいいか分からない」という方はぜひ当店までお問い合わせください。繰り返しになりますが、すでに設置されている方は定期的な点検や清掃。設置がまだの方は1日も早い設置をお願いしたいと思います。

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住警器設置例(ちなみに当店の事務所です・・・)

ひるまこうむてん若獅子日記-165 給湯器取替でエコ化

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高効率ガス給湯器・エコジョーズ(ノーリツ製)

平成27年2月27日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。早いもので2月も終盤。今年も残り10カ月になりました。あと8か月後くらいには所沢あたりが埼玉西武ライオンズの優勝でにぎわっていることでしょう(笑)さて今回もエコにちなみ、ガス給湯器取替事例を紹介いたします。ここ最近のガス給湯器は性能もよく、寿命も約10〜12年とながもちするようになりましたが、やはり寿命が近くなると異常が出てきます。内容によっては部品交換等で修理できますが、10年使用したものは取替をお薦めします。ここでただ従来型の新しいものに取替えても意味がありません。おすすめは「高効率ガス給湯器・エコジョーズ」です。もうエコジョーズをご存じの方も多いと思いますが、改めて説明させていただきますと、エコジョーズは従来型のガス給湯器において、水をお湯にするために発生させた熱のうち、余った約20%を排気ロス(排気200℃)していましたが、その余った熱を再利用して排気ロスを5%(50〜80℃)に抑え、ガス使用量及びCO2排出量ともに13%カットするという優れものの給湯器であります。ガス代も年間約14,000円削減できます。お伝えしています通り、「省エネ住宅ポイント制度」の対象工事に「設備エコ改修」という分野が加わり、5種類のうち3種類以上の設備エコ改修を行えばそれぞれにポイントが付きます。(3種類以上設備エコ改修を行わなくても、窓改修や断熱改修を行えば、1種類の設備エコ改修でもポイント申請が出来ます。)当然エコジョーズも対象工事に含まれておりますので、今年が取替のチャンスと言えるでしょう。(基本的には熱効率を除き、従来型の給湯器とほぼ同じものなので取替は容易に行えますが、設置場所や条件により取替が出来ない場合もありますので注意が必要です。)ガス給湯器の取替を検討されている方は是非エコジョーズを採用してみてはいかがでしょうか。

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10年以上使用されたガス給湯器

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新たに設置したエコジョーズ。形も大きさもほぼ同じですね。

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配管の被覆も古くなっていたので・・・

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同時に新しくしました!

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エコジョーズは少量の排水が出ますので、配管が必要になります。

ひるまこうむてん若獅子日記-164 省エネ住宅ポイント制度続報

平成27年2月19日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。当ホームページでもお伝えしておりますが、「省エネ住宅ポイント制度」が2月3日の補正予算成立をもってスタートしました。平成26年12月27日以降に契約し、平成27年2月3日以降に完成する新築工事と、リフォーム工事が対象となります。(工事着手は平成26年12月27日〜平成28年3月31日の間)申請受付は3月10日に決まりました。(ポイント申請受付は平成27年11月30日頃までの見込み。ポイント交換申請は平成28年1月15日となっています。)事務局のホームページも2月16日にオープンしましたので、ぜひチェックしてみたください。(申請書類等のダウンロードは3月10日からのようです。)

ひるまこうむてん若獅子日記-163 木製デッキのメンテナンス

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メンテ前の木製デッキの下端の様子(白くなっているのはカビです。)

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腐食した部位を腐食に強いヒノキ材を使用してきっちり修理、補強して・・・

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塗装して完了!

平成27年2月16日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。早いもので2月も中旬になり、場所によっては梅の花も満開で見ごろを迎えています。早く暖かくなってくれるのを願うばかりです。さて今回は木製デッキのメンテナンスの紹介です。最近では庭のウッドデッキやバルコニーに関してはアルミ製の優れた商品が多く販売されていますが、木製のバルコニーやウッドデッキや濡れ縁を使われている方も多くいらっしゃいます。やはり本物の木のぬくもりというのは何物にも変えがたいものがあり、素晴らしいものです。しかし、そこは自然素材の「木」ですから、しっかりとしたメンテナンスが不可欠となります。大半のバルコニーやデッキは腐食に強い材種を使用し、木部用の塗装で仕上げてありますが、目安として3〜5年に一度の塗替えが必要になります。(条件によっては7〜10年に一度のメンテナンスで大丈夫な場合もあります。)そのメンテナンスを怠ってしまうと、木部が腐食して大変危険な状態になります。床や手すりの部位が傷んでしまっていると、知らずにそこへ立ち入ってしまった人が大けがをしてしまうというケースもあります。高所であろうが低所であろうが危険に変わりはありません。上下の写真の例はとても素晴らしい2階の木製バルコニーのメンテナンスをさせていただいた例で、日光や雨の影響を受けやすい部分が腐食してしまっていて大変危険な状態だったので、腐食した床下地やデッキ材を取替えて、全体的に塗装させていただきました。(塗料は自然素材のリボスを2回塗りしました。)こういったメンテナンスを行っていけば非常に長く使えるものですし、腐食してしまったとしても状況によっては部分補修や補強で済みます。「ちょっとここが気になる・・・」という方はしっかりと点検を行い、メンテナンスを心掛けていただければと思います。ご心配な方はもちろん当店でも承りますよ!

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上から見た様子(デッキ材と下地(根太)の劣化が始まっていました・・・)

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根太とデッキ材を取替えて・・・

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浸透性のある木部専用塗料で仕上げてメンテナンス完了!

ひるまこうむてん若獅子日記-162 省エネ住宅ポイント制度スタート

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このように古くなったキッチンの水栓も・・・

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節湯型の新しい水栓へ。これも組合せによって省エネポイントの対象になります。

平成27年2月9日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。この日記でも以前お伝えしましたが、2月3日の補正予算成立をもって、「住宅エコポイント制度」と同様の「省エネ住宅ポイント制度」がスタートしました。まあスタートしたといってもまだ国土省のホームページや、申請用紙等もまだ準備段階ですし、申請窓口もまだ分からない状態ですので、情報が入り次第何らかの形で情報提供させていただきます。前回との違いは①窓の断熱改修、②天井や壁の断熱改修に加え、③設備エコ改修(節水型トイレ・高断熱浴槽・太陽熱利用システム・節湯水栓・高効率給湯器)が加わりました。前回制度でも設備エコ改修はありましたが、①か②の改修とセットでないとポイント申請できませんでしたが、今回は3種類以上の設備エコ改修を行えば、ポイント申請が出来ます。例えば浴室のリフォームの場合でも、高断熱浴槽と節湯水栓の付いたシステムバスの設置と同時に高効率の給湯器に入れ替えればポイント申請が可能です。それと同時に窓の取替、入口の段差解消、手すりの取付を行えばそれぞれにポイントが加算されます。(前述の通りにリフォームした場合、窓の大きさにもよりますが77,00ポイントゲットできます。 1ポイント=1円換算です。)リフォームのやり方によっては合わせ技で大きくポイントを取得できます。対象工事の時期は、平成26年12月27日以降の契約で、平成27年2月3日以降の完成の工事が対象となります。予算が無くなり次第終了となりますので、リフォームを検討されている方はエコリフォームという観点でお考えになっては如何でしょうか。

ひるまこうむてん若獅子日記-161 玄関ドアのドアノブ交換

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古くなり、動きが鈍くなったドアノブから・・・

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サイズもぴったり、ピカピカで防犯性アップの新しいドアノブへ!

平成27年2月2日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。厳しい寒さが続いておりますが、如何お過しでしょうか。インフルエンザも相変わらず猛威を振るっているようで、とにかく手洗い、うがいの励行で感染予防を心がけるしかないですね。さて今回は玄関ドアのドアノブ交換事例の紹介です。ここ最近の住宅ではアルミ製の玄関ドアが主流になっているので、上の写真のようなオーソドックスな形状をしたドアノブは玄関ではあまり見なくなりましたが、築30年を超える住宅の玄関や勝手口のドアには多く使われております。今回の場合は木製の玄関ドアのドアノブが経年変化で動きが悪くなり、油をさしても改善が見られず、ということで交換することにしました。専門的な用語になりますが、バックセット(ドアの先端からドアノブの中心の寸法)やフロントサイズ(ドア側面のラッチ部分の寸法)、ドア本体の厚み等を確認して、現場に合うものを選定して交換を行います。(そのチェックをキチンとできればご自身でも比較的簡単に交換できますよ!)もう一つのポイントとしては鍵の種類です。従来はUラインといって鍵の差し込み部分に溝が掘ってあるタイプのものが多かったですが、現在はディンプルキーといって差し込み部分に複数の穴が掘ってある比較的複雑な構造になっていて、Uラインと比較しても防犯性能は高くなります。(かつ差し込みもスムーズです。)しかし、交換用ドアノブのセット品だとディンプルキーになっていないものがあるので、その場合はをディンプルキータイプのドアノブ(握り玉)を別途手配して交換します。(ノブのみ、つまり握り玉部分のみの交換もできるので、その場合は最初からディンプルキータイプのものを選びます。)作業時間は約30分です。また、防犯性を高めるという事であれば、鍵の交換はもちろん、補助キーの取付もおすすめします。玄関ドアに限らす、勝手口のドアや室内ドアのドアノブ交換も対応できますので、もしお困りの方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。

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交換前

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交換後

ひるまこうむてん若獅子日記-160 10年に一度の・・・

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屋根塗装前

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屋根塗装後(すみません、白く見えるのは霜です)

平成26年1月22日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。よくスポーツの世界でも「10年に一度の〇〇」という表現を使うことがありますが、私も住宅においてメンテナンスのサイクルとして「10年に一度」という表現をよく使います。メンテナンスの場所や条件にも異なりますが、屋根や壁といった外装や防水に関しては10年に一度という表現がぴたりとはまります。(埼玉西武ライオンズの優勝はもっと頻繁でなければ困りますが・・・)昨年末も1件大きな外装のメンテナンスを施工させていただきましたが、足場を設置して建物の上から下までチェックを入れていくと、放っておけば大惨事だった・・・なんていう場所も出てきます。やはり外装に関しては四六時中自然環境にさらされているわけですので、内装に比べると痛みも生じやすくなります。これを放置しておくと、構造躯体まで傷めることになり、家の寿命を間違いなく縮めてしまいます。屋根であれば瓦の葺き具合やコロニアルの塗装面の具合、外壁であれば塗装面やシーリングの具合、サイディングの具合のチェックは不可欠。さらにはアンテナや電気配線の錆具合、バルコニーの防水層の具合等々どれも重要な部分ばかりです。先にも述べたとおり10年サイクルで計画的にしっかりとしたメンテナンスを行っていけば工事費も安く済みます。ご心配の方は梅雨や台風シーズンを迎える前に、外装のメンテナンス(チェック)を検討されてみてはいかがでしょうか?

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防水メンテナンス前

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防水メンテナンス完了後(雨水をしっかりはじいています。)

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工事の途中、屋根材の破損を発見したので・・・

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パッとコロニアルを差し替えて・・・

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バシッと仕上げました!(長嶋さんの表現みたいで、すみません)

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こういった線の引込部分にも錆や漏水に対しての注意が必要です。

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メンテナンス前全景

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メンテナンス後全景(屋根も壁もピカピカです)

ひるまこうむてん若獅子日記-159 省エネ住宅ポイント情報

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平成27年1月16日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。先日もお伝えしましたが、今年実地が決定しました「省エネ住宅ポイント制度」の最新情報がご覧になれるLIXIL省エネ住宅ポイント専用サイトがこの度オープンしましたので、お知らせいたします。まだ、国土交通省のホームページは本格的にはオープンしていませんので、もし、今後のリフォームの為にいち早く情報収取したい方は是非ともLIXILの専用サイトをご覧ください。

LIXIL省エネ住宅ポイント専用サイト

http://www.ixil.co.jp/shouene-pointo/

ひるまこうむてん若獅子日記-158 窓メーカーが考える耐震補強

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耐震補強フレーム(YKKAP)フレームプラス

平成27年1月15日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。年が明けて早くも半月が過ぎました。2日後の17日は20年前に「阪神淡路大震災」が発生した日でもあります。我々日本人として決して風化させてはならない日であります。それにちなみまして今回は耐震補強方法の1つを紹介させていただきます。耐震補強というと筋かいや構造用合板による軸組の補強や金物補強等がよく知られていている補強方法ですが、この度窓メーカー「YKKAP」が耐震補強フレーム「フレームプラス」を発売しました。先日私も同メーカー主催の講習会に参加してきましたが、確かに今までにはなかった斬新な補強方法であります。一番の利点は窓(開口部)をふさがずに補強ができるという点ではないでしょうか。通常南側に多くの開口部を確保するために南面の壁量が少なくなり、補強方法として開口部を狭くして、耐力壁を増設する方法をとることがあります。実際私もこのような補強方法を良く採用します。しかしこのフレームプラスはフレーム上部を梁(横架材)としっかり接合しますが、建物とは離れた形で剛性のあるフレームを設置するので、開口部をなくす必要がありません。(*基礎工事は必要になります。)逆に開口部が内部部に開口部を設け、なおかつこのフレームプラスで耐震補強をするということもできるわけです。強度的には壁基準耐力が8.7KN/mということで、構造用合板の強度(5.2KN/m)を上回っています。正直コスト的に割高な面があるので、補強プランの条件に依っては使用が困難な場合もありますが、商品的には非常に優れモノだと思います。詳しくはYKKAPのHPをご覧いただくか、当店までお問い合わせください。

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横から見た様子。躯体と10センチほど空いているので雨戸との干渉も防げます。

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アルミとは思えない厚みで、耐久性は十分です。

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基礎もこのようにしっかり配筋します。

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コンクリート基礎はこのようにウッドデッキで囲んで濡れ縁のように使っていただけます。

ひるまこうむてん若獅子日記-157 省エネ住宅ポイント制度

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平成27年1月9日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。当たり前ですが寒いですね。空気も乾燥し、インフルエンザも猛威をふるっていますのでくれぐれも体調管理と火の元には十分注意しましょう。さて、ここ最近新聞やテレビでも報道されていますが、「住宅エコポイント」が、「省エネ住宅ポイント制度」として実地が決定いたしました。詳細はまだ不明ですが、当店にも今日説明会の案内が届きましたので、説明会に参加し、情報が入り次第当店のホームページでご案内させていただきます。(平成26年12月27日以降に契約した工事が対象になる見通しです。)

ひるまこうむてん若獅子日記-156 謹賀新年

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2014年竣工 K様邸新築現場

平成27年1月5日

 こんにちは。そして遅ればせながら、あけましておめでとうございます。(有)比留間工務店の齊藤です。2015年が輝かしくスタートしました。昨年は(有)比留間工務店をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。本年も引き続き、スタッフ一同皆様のお役にたてますよう精いっぱい頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。(当ホームページも今後ますますの、内容の充実を目指してまいりますので、重ねてよろしくお願い致します。)

ひるまこうむてん若獅子日記-155 極寒から快適な浴室へ

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工事前:タイル張りの一般的な浴室でしたが、冬は寒くてたまらない・・・

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工事後:暖房付で断熱性も高い快適なシステムバスへ!

平成26年12月24日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。今日はクリスマス・イヴで、今年も残りあと1週間。振り返ってみれば1年はあっという間ですね。さて今回はつい先日完成したばかりの浴室リフォームの紹介です。なんといっても今の時期の浴室の悩み事と言えば寒さが一番だと思います。今回の場合も築年数が40年を超えている浴室でしたので、ごく一般的なタイル貼りの浴室でしたが、窓の面積が多く、もちろん単板ガラスのアルミサッシだったので寒く、結露も発生していました。又、入口も廊下に面していたり、段差も10センチ以上あったので、その辺を一気に解決したいとお客様の強いご希望がありました。そこで今回は既存の浴室を全て解体し、断熱性、耐震性の高いシステムバス(タカラスタンダード・エメロード)を採用し、窓も高断熱の窓、入口も洗面所側に変更し、利便性を向上させることにしました。さらに寒さ対策としては壁の断熱化と、浴室換気乾燥暖房機を採用しました。(これは、浴室のドアを開けた状態で稼働させれば洗面所の暖房にもなるので一石二鳥でした。)工程としては解体、土間コンクリート打設、水道配管、電気工事、大工工事、システムバス設置の順で約1週間。(その他仕上げ工事は除く)今回は土台や柱廻りの腐食がありませんでしたので、工事は順調に進みましたが、念のため土台のアンカーボルト補強を行いました。そういった意味ではシステムバスにすることにより湿気によって構造躯体を痛めるという危険性がなくなしますし、もし腐食があったとしてもリフォームの際にそれらを直すこともできるので、非常に有意義なリフォーム工事になります。(もちろん入口の段差もなくし、もしもの時の為の手すりも3ヶ所設置してバリアフリー化も図りました。)今回採用したタカラスタンダードのエメロードはタカラの最大の特徴であるホーローパネルや丈夫なステンレス浴槽を採用しているので耐久性はもちろん、足元のフレーム構造による耐震化、浴室全体を断熱材で覆っているので断熱性も優れています。この時期は建物内の温度差によっておこるヒートショックが大変心配される時期でもあります。建物全体を断熱化するのが理想ですが、そうでなくても最も危険な浴室やトイレをリフォームすることにより、ヒートショックを予防することができます。もし浴室を含めた水回りの事や、寒さ対策でお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

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工事-1:浴室すべてを解体します。

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工事-2:土間コンクリートを打設してます。大工だけどコンクリ打ちもやりますよ!

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工事-3:コンクリ打設、配管、壁断熱完了!

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工事-4:土台のアンカーボルト補強も忘れずに・・・。

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システムバス完成!

ひるまこうむてん若獅子日記-154 シーリングスピーカー?

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平成26年12月18日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。今年もいよいよ2週間をきり、クリスマスも間近になってきました。今でこそクリスマスは家族で過ごせるようになりましたが、モテない村の住民だった学生時代はさみしいクリスマスを過ごしていたものです。サンタクロースからのプレゼントの手配でお財布事情がかなり厳しい状況ですが、残りのラストスパートをなんとか走りぬきたいと思います。さて今日はお付き合いのある電材屋さんからの案内で、パナソニック社製の「シーリングスピーカー」の特価セールが来年1月15日まで行われているという話がありました。はずかしながら私も初めて知ったんですが、「シーリングスピーカー」とは照明器具を取付けるのに欠かせないシーリングとスピーカーが一体になっているものであり、設置スペースも心配なく、360度に広がるサウンドを楽しめるとう優れものであります。(設置できる照明器具は5キロまでで、取付できない照明器具もあるとのことです。)ワイヤレス送信機を使ってテレビの音声も流せるということです。音楽再生からテレビ音声まで楽しめる「シーリングスピーカー」。当店でも取り扱いいたしますので、ご興味のある方は是非この機会にお問い合わせください。

ひるまこうむてん若獅子日記-153 あと施工アンカー

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耐震補強等の基礎と土台の緊結によく使用する接着系アンカー

平成26年12月10日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。ここ最近現場中心の毎日だったので久しぶりの更新になります。しばらく更新しない間にすっかり冬らしくなり、師走ももう中盤に入ろうとしてますね。さて今回は更新をさぼっている?間に現場で必死になって行っていた事例のごくごく一部を紹介します。木造住宅は鉄筋コンクリート製の基礎の上に土台が設置され、柱や梁といった構造躯体でで構成されています。構造躯体同士の強固な緊結はもちろん、その基礎と土台が強く緊結されていないと地震や強い風によって揺さぶられた場合には建物は引き抜きによって倒壊してしまいます。その引き抜きに対抗し、基礎と土台をしっかり結合するのがアンカーボルトであります。耐力壁や土台の継ぎ目、それ以外は2.7m以下に設置します。新築の際には基礎の配筋の段階でアンカーボルトの取付を行いますが、耐震補強等のリフォームの場合には一体どうやってアンカーボルトの設置を行うのでしょうか?最近では様々な補強用のアンカーボルト、あるいはアンカーボルトと同様の働きをする補強金物もあります。つい先日私が浴室改修工事の際に行ったアンカーボルトの取付は接着系アンカーで行いました。接着系アンカーとは土台と基礎に穴をあけ、カプセル状のアンカー材を差し込み、異形鉄筋やボルトと叩き込んで硬化させて後に締め込むという方法であります。施工に何点かの注意事項はありますが、比較的容易に施工でき、効果も期待できるということで、耐震補強にもよく使われる工法です。耐震補強の際も、ただ壁を補強するだけでは余計に引き抜きの力が増える一方であり、壁補強とアンカー補強はセットで行う必要があります。耐震補強でなくとも、床の貼り替えや、トイレや浴室のリフォームの際に床下を点検できる状態であれば、アンカーボルトの位置の点検や補強も同時に行うとよいでしょう。

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振動ドリルで基礎に定められた通りの寸法で穴をあけます。

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穴を空けた際の粉じんをきれいに除去します。これを行わないと接着力に影響が出ます。

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接着系アンカー。こんな感じのカプセルに入っています。

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カプセルを差し込み・・・

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一気にボルトをたたき込みます。私のような力自慢でも結構力が要ります。

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硬化を待ってナットを締めつかれば完了です。