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 施工前(床の間)

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施工後(ウォークインクローゼット)

平成25年2月9日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。毎日本当に寒いですねー。さて今回はそんな寒い中施工させていただいたリフォームを紹介させていただきます。当店で18年程まえに新築させていただいた木造住宅のリフォームで、全室クロスの貼り換えや、各種設備機器(レンジフード、給湯器、トイレ、照明器具等)の取替をさせていただいている中で、和室の床の間のリフォームをさせていただきました。最近新築でも和室が少なくなり、床の間を造るというのもほとんどないという中、もったいない気もしましたが、お客様としてもただの物置状態の現状をどうにかスッキリさせたいとのご要望でした。そこで今回床の間の床框手前に折戸を取り付けた間仕切り壁を造り、床の間自体をウォークインクローゼットとして使用するということにしました。原型の床の間はそのままの状態で、落し掛け(下がり壁)と床框の間の空間に間仕切り壁(下がり壁)を造り、クローゼット折戸(LIXIL製・ウッディライン 寸法:オーダー加工品)を取り付けました。周囲の壁は和室の壁の柄と合わせ、一体感を図りました。クローゼット自体の奥行も60㎝あり、ハンガーもかけられますので、洋服を収納するにもちょうど良い寸法です。ちなみに内部の壁は和室の京壁塗りのままだと壁材が洋服に付着したり、こすれて粉状に落ちてしまう可能性があるので、クロス仕上げとしました。工期は約4日間(大工工事2日、内装仕上げ2日)です。まだ他の工事も残っている最中ですが、お客様にも大変喜んでいただきました。

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折戸を開けた状態(この後棚を取付たり、パイプを通します。)