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施工前

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施工後

平成24年12月17日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。今回は久しぶりにかんたんリフォーム事例のご紹介です。築40年以上の木造住宅にお住いのお客様より、勝手口のランマ部分が防犯上心配なので、あまり費用をかけずに、人が侵入できないようにしてほしいとのご要望でした。1階の窓には面格子の取付が防犯上よく行われる対策ですが、このランマ部分には収まりの関係上、外部への格子の取付が困難だったため、思い切って室内側に格子を取り付けることにしました。ヒノキ材を加工及び着色してバランスや意匠性を考慮し、作成及び取付を行いました。(作成に半日、取付は5分でした。)格子一本の太さもあまりくどくならず、かつ強度が保てる太さとし、色も周囲の造作材と合わせることで一体感を出し、お客様にも大変喜んでいただきました。品確法の性能表示制度は400×250㎜の長方形、400×300㎜の長円形、直径350㎜の円形より小さい窓に関しては人が通れないと判断していますので、それより大きい窓で、1階または2階でも屋根などの足場となる付近に窓がある場合は何らかの防犯対策が必要と言えます。もし心配な場所があるという方は、防犯対策を検討されてみてはいかがでしょうか。