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施工前

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施工後

平成24年10月22日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。すっかり秋らしくなり、現場作業もこのくらいの陽気が一番はかどりますが、朝晩は大分冷え込みが厳しくなりましたので、風邪等には十分気を付けていただきたいと思います。さて今回は久しぶりにリフォーム事例のご紹介です。築約45年の木造住宅にお住いのお客様より、洗面所周囲の壁に発生したカビをどうにかしたいとのご相談を受けました。洗面台が置かれているのは奥行約45センチ間口が約65センチのスペースで仕上げは繊維壁です。水跳ねや結露、経年劣化等様々な要因でカビが発生したと考えられます。洗面台自体も経年劣化が認められました。そこで今回は、洗面台自体もミラーキャビネット付のシステム洗面化粧台(INAX製)に入れ替え、壁は洗面化粧台の設置高さまで、耐水合板で下地をつくり、仕上げはキッチンパネルを貼り、機能性及び意匠性をアップさせるリフォームを提案させていただきました。(このキッチンパネルはかんたんに施工でき、水が跳ねても、汚れがついても簡単に拭き取れるので、キッチンや洗面所等の壁には非常に適しています。)工程は既存の器具、壁を撤去し給排水及び給湯配管(今までは水しか出なかったので、お湯も出るようにしました。)、壁の断熱材充填、床の改修、壁下地、キッチンパネル貼り、洗面化粧台設置、クロス貼りという手順で進めました。工期は2日半でした。機能性、意匠性と共にバリアフリー性も向上し、効率のよいリフォームができたと思います。