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屋根改修工事前

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屋根改修工事後

平成24年6月23日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。今回は屋根のリフォーム事例です。築30年以上の木造住宅にお住まいの方より、屋根の葺き替えの相談を受けました。既存のセメント瓦も表面劣化が進み、色も落ち、数箇所雨漏りもあり、「このままだと台風シーズンが心配だ。」とのことでした。そこで今回は下地の劣化も考えられるため、下地野地合板貼りと、瓦より軽量なコロニアル葺きを提案し、採用していただきました。野地合板は厚さ12ミリの構造用合板を使用し、コロニアルは(KMEW)コロニアルグラッサを使用しました。既存の野地板も経年変化で部分的に傷みもありましたので、全面的に構造用合板を貼ることで強度を増し、さらに屋根面の水平剛性を高めることができるので、地震や台風に関しても有効になります。また(KMEW)のコロニアルグラッサも非常に優れもので、コロニアルの表面にメーカー独自で開発したグラッサコーティングを施してあり、一般的なコロニアルと比較しても比べ物にならないくらい塗装面の耐久性が違います。(紫外線に分解されない無機塗料なので、持ちが違います。)工事中は天気にも恵まれ、既存瓦の撤去からコロニアル葺きまで約2日で完了しました。(工期は面積により異なります。)つい先日台風4号が関東にも接近しましたが、お客様も雨漏りの心配がなく、安心していられたと喜んでいらっしゃいました。屋根材も最近ではバリエーションが豊富になり、さまざまな材質や工法もあります。当店では随時ご相談を受付けておりますので、お気軽にご相談ください。