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煙感知式の火災警報器(パナソニック)製

 平成24年1月30日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。日本列島は寒波の影響でとても寒い日が続いておりますが、皆さん風邪などひかれてないでしょうか?インフルエンザも流行していますので、気を付けていただきたいと思います。それと同時にこの季節に多いのが火災です。私も地元の消防団に所属していますので、この季節になると身をもって火災の恐ろしさを感じています。このところ毎日のように新聞やテレビで火災のことが報道されており、残念なことに亡くなった方も少なくありません。先日テレビで見た火災によって死者が出たというニュースで、その火災が起きた住宅には「住宅用火災警報器」が設置されていなかったと伝えていました。現在全国的に「住宅用火災警報器」の設置は義務付けされており、新築住宅にいたっては、100%設置されておりますが、既存住宅においては新築に比べ義務化の時期が遅かった影響もあると思いますが、設置されてない方が多いようです。今ではホームセンター等でも比較的安価で販売されており、取付もドライバーさえあれば可能です。種類も2種類あり、煙感知式と熱感知式があり、一般的には煙感知式を付けますが、台所等煙の出やすい場所は熱感知式を取付けます。義務付けされている部屋は各居室、階段、台所となっており、住宅の規模にもよりますが、1世帯あたり3台〜7台ほど必要になるでしょう。価格は1台2,000円台から4,000円台で売られているものが多いです。取付位置やヶ所には注意が必要です。(必ず説明書に沿って行うことが重要です。)もしまだ取付されていない方で、ご不明な点がある方は当店でも「住宅用火災警報器」の設置を承っておりますので、お気軽にご相談ください。(私もここ3年ほどで100台以上設置させていただきました。天井や壁の下地の位置が分からない場合でも、センサーを使用して確実に下地のある場所へ取付けます。取付もいたって簡単で1ヶ所あたり、5分から10分で完了します。)また、くれぐれも悪質な業者には気を付けてください。よく「消防署の方からきました。」「市役所の方から来ました。」等言って来る者もいるようですが、自治体や消防署が直接取り付けに来る事は一切ありませんので騙されないようにしてください。ちなみに米国では設置率が90%を超えていて、火災による死者も半減したそうです。いろいろ長々と書いてしまいましたが、くれぐれも火の取り扱いには注意していただき、まだ「住宅用火災警報器」を設置されていない方は必ず設置しましょう。