ひるまこうむてん若獅子日記-252 スケルトンリノベーション-14
高効率ガス給湯器=エコジョーズ
平成30年5月24日
こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。ちょっと間が空いてしまいました。申し訳ないです。早いもので5月も後半に入り季節外れの暑い日が続く中、庭のアジサイも咲き始めました。梅雨も近いということですね。さて今回で14回目のスケルトンリノベーションのレポートも今回で最後です。今回は省エネ設備の紹介です。まずは給湯器。給湯器というとガス給湯器やヒートポンプを利用したエコキュートが多く使われています。当然省エネの機器が主流となっていて、設置条件やご予算、オール電化か非オール電化かによって給湯器の選択肢が異なってきます。今回は設置条件を考慮してガス給湯器であるエコジョーズを採用しました。エコジョーズというのは従来型のガス給湯器が今まで捨てていた200度という高温の廃熱を再度循環させお湯を作る仕組みになっています。給湯効率が従来型の80%から95%となりCO2排出を少なくし、給湯効率も上がるのでエコで経済的な給湯器であります。販売当初は補助金制度も多かったのですが、普及率が高まったとともに少なくなりました。その分価格も安くなりお求め易くなりました。従来型と機械自体は大きな変わりはないので、エコジョーズに取替するにしても大がかりな工事は必要ありません。大きな違いはエコジョーズの場合お湯を作る際に少量ではありますが酸性の水が出るので、その水の排水が必要になりますので排水管を近くのますにつなぐ必要があるということです。各メーカーも従来型よりほぼエコジョーズの製造販売に切り替わっていますので、ガス給湯器をご使用の方は是非エコジョーズへの切り替えをご検討ください。また、トイレ器具、つまり便器も今回は省エネ型を採用しました。(TOTO)製のピュアレストEXという器具です。TOTOの中ではスタンダードクラスになりますが、洗浄する際の水量が大の場合4.8リットル、小の場合が3.8リットルと、従来型より半分以下に抑えられ、水道料金に換算すると年間約12,000円もの削減ができます。そのれ付随してウォシュレットも貯湯式から瞬間式のものが展開されております。今までは機械の中で水を温めていたのでその分電気の消費がありましたが、使用する際に瞬時に水を温める仕組みなので電力消費も抑えることができます。デザインもスッキリとしたデザインで、トイレでありながらもおしゃれな空間づくりができます。こちらもリフォームに適したリモデルタイプの用意がありますので、よほどの事でない限り大がかりな配管工事は不要です。これからジメジメとした梅雨がやってきますが、スッキリとしたエコな設備で快適なエコライフを創造してみてはいかがでしょうか。
TOTO製ピュアレストEX。円形のタンクがおしゃれです。しかもエコです!
便器の背中に収納キャビネットを付けました。しまっておきたい小物がスッキリ収納できます。
こちらはオマケ。選択スペースに高さ調整可能な棚を付けました。
以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします。