有限会社 比留間工務店

 東京都府中市の有限会社比留間工務店のホームページです。

地元府中市で50年以上地域のホームドクターとして日々活動しております。

現在は耐震補強も兼ねたスケルトンリノベーションを中心とした内容で

皆様の快適な住まいづくりのお手伝いをさせていただいております。

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有限会社 比留間工務店
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ひるまこうむてん若獅子日記-218 完成!外装改修工事-外壁・防水編

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工事前の様子:屋根周りの塗装が落ち、鉄骨部分もサビが目立ちます。

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工事完了後:配色もアレンジし、きれいに仕上げりました!

平成29年2月22日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。2月も後半に入り、暖かい日もありますが、空気が乾燥しており全国的にも火災が多く発生していますね。先日府中市内でも住宅3棟が延焼する火災が発生し、私も消防団員として消火活動を行いました。ホース10本を延長しての消火活動でしたが火元の住宅の延焼はひどく、他2棟も窓ガラスが激しく割れて、建物内にも火が届いてしまうほどでした。改めて火災の恐ろしさと、火の用心の大事さを痛感しました。火災警報器の点検、交換や消火器の設置、点検はもちろん、火の元の確認だけは徹底していただきたいと思います。さて、今回は215号で紹介しました外装改修工事が完成しましたので、「外壁・防水編」として施工事例を紹介します。屋根ではコロニアルの上にガルバリウム鋼板の屋根材をカバーリングする工法でしたが、外壁、鉄骨部分(手すりや柱)、雨樋、軒天井等の部分は塗装によるメンテナンスになります。主に耐久性の高いウレタンエナメル系の塗料を使用しました。塗料も塗装する部分の材質により変えていきますし、サビ止めや下塗りも行います。外壁に至っては3回塗を基本としています。クラック(ひび割れ)が発生している箇所はカチオン処理(下地を固める処置)や補修を行いながら塗装していきます。鉄部は入念なケレン作業(古い塗膜を落とす作業)とサビ止めを施してからしっかり塗装します。仕上がってしまってからでは見えない部分ではありますが、一言に塗装と言ってもそこに至るまでにはしっかりとした下準備が必要なのです。それを怠ったり、除外してしまうと、10〜15年の耐久性が半分以下、場合によっては2〜3年で塗り替えが必要になる場合もあります。また、今回は塗装と同時に2階バルコニーや通路の床の防水工事を行いました。今まではコンクリートが打ちっぱなしの状態だったので、雨での湿気が下に伝わりコンクリートを支えている鉄骨のデッキ部分のサビにつながっていました。外装工事の際には足場を設置しますので、足場の上からよく点検をし、傷んでいる場所があればしっかりメンテナンスを行うのが基本です。木部も塗料がはがれてしまっては紫外線によって劣化していきますので、定期的な点検、メンテナンスをおすすめします。そしておまけにもう一つ、照明器具も蛍光灯の古い器具でしたので、LEDの器具に取替えました。(照明器具の寿命も10年と思ってください。電気関係のトラブルも火災につながる可能性があります。)当店では年間数棟このような外装改修を施工させていただいておりますので、ご興味を持たれた方は是非ご相談ください。

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屋根(破風板)の塗料がはがれてしまっていますが・・・

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しっかりと化粧直ししました!

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水が回ってしまってデッキがサビてしまっていましたが・・・

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しっかり防水を行い・・・

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デッキもこの通り塗装しました!

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2階通路の塗装、防水前の様子

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こちらもしっかりお色直し!

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通路のパネルも劣化が進んでいましたので・・・

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耐久性抜群のポリカーボネート板で貼り換えました!

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照明器具も・・・

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LED器具で省エネでもっと明るく!

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木部の傷んでいる部分もしっかり直しましょう!

ひるまこうむてん若獅子日記-217 手すり取付

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     工事前:取付面の強度が心配な真壁(和室の柱が見える壁)の場合は・・・

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工事完了後:このようにベース板を使用して取付けます。

平成29年2月16日

 こんにちは。(有)比留間工務店の齊藤です。2月も中旬に入りましたが、空気が乾燥している時期で火災発生の報道が毎日のようにテレビやラジオで流れています。改めて住宅用火災警報器のチェック、火の元の点検を励行していただきたいと思います。また、住宅用火災警報器は電池寿命や安全面を考慮すると10年を目処に交換する事をお勧めします。命を守る大切なものです。ぜひ心がけていただきたいと思います。さて、今回は今日行った手すりの取付事例の紹介です。ご高齢の方に多くみられるのが、住宅内での転倒事故により大きなけがをされるケースです。一見安全に見える住宅内であっても意外に落とし穴があります。部屋とその他の空間との温度差や段差の問題等様々ですが、今回は手すりの設置にスポットを当てましょう。階段、通路、玄関、トイレ、浴室それぞれ使用される方の体調や症状によって取り付ける場所や位置が変わってきます。手すり取付は介護保険の住宅改修の対象になりますので、要介護認定を受けられ、手すり取付が必要であると判断された場合はケアマネージャーさん、工務店と相談の上詳細を決めていきます。その際注意しなくてはいけないのは、ご自身の症状に合わせて手すりをつけることです。最初からがんじがらめに手すりを取り付けてしまうと、それに頼りすぎ逆に体力を低下させてしまうことにつながってしまうのです。ある程度の自立ということを視野に入れながら相談する方がよいでしょう。また、設置する場所によって、材質や補助部材も変わってきますが、その点は我々工務店側で提案させていただきます。上の写真のように壁の種類によっても使用材料が変わってきます。手すりの場合高齢者以外でもあった方が安全といった場合には取り付けた方がよいでしょう。また、手すりのみでなく、段差解消ということも大事なポイントです。バリアフリーで部屋間の段差をなくすために床改修工事をする方法もありますし、コストを抑えたいといった場合でも、木製スロープを取り付ける方法もあり、状況に合わせた提案をさせていただきます。私自身「福祉住環境コーデイネーター」の資格も取得しておりますので、もしバリアフリーの事でお困りの方がいらっしゃいましたら是非お気軽にご相談ください。

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和室の出入り口のちょっとした場所でも・・・

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このように状況に合わせて取付します。